端島病院・カード
▲端島病院にて。
 昭和32年10月13日、島に待望の海底水道が開通する。水道管延長6,500メートル、水深45メートルという規模は当時世界最大であったそうで、翌日の長崎日日新聞朝刊の見出しは「高島・端島海底水道 きのう世紀の送水式」とある。地元の人たちにとっては、これは決して大げさな見出しではなかっただろう。
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