昭和49年の片寄俊秀氏のレポート『軍艦島の生活環境』によると、端島に公衆電話が架設されたのは昭和22年である。また、閉山直前の昭和46年の加入状況は29回線で、同論文によるとその時の島内人口は2,732人だというから、島の電話は非常に貴重なものだったようだ。