1998.09.15 ウペペサンケ山


メンバー 夫婦、A氏の3人
天候   くもりのち雨

 3:30 釧路発。天気は北から崩れてきており、いつまでもってくれるか。
 6:30 登山開始。はじめて使う高度計をセット。A氏を先頭に着々と進む。水場を過ぎてからどんどん傾斜をまし、1399mピークまで、西別岳のがまん坂が続くような印象だった。それでもほぼコースタイムどおりに到着。ここではまだ遠方が見えた。
 一旦下り坂となり、また1610mピークまでのがまん坂。ここから稜線に出て一旦下り、糠平ピークを目指す。
 稜線ではコケモモをいっぱい見つけて味見、「帰りに採っていこうね」などと言いながら山頂を目指した。山頂への最後の稜線で天気が崩れはじめ、霧混じりの強風となる。メガネもくもり、視界が悪い。
 10:30山頂(糠平ピーク)についたときには視界はほとんどなし。引き返してくる人たちとも会った。証拠写真をそそくさととり、下山開始。稜線の風はさらに強くなり、雨交じりとなる。コケモモはあきらめ、急いで下山。1610を過ぎたあたりで本格的に降り出す。リュックは重くなるし、足場も悪くなるし、疲れも増す。1399を過ぎて雨もやみ、落ち着いてきたら、今度は笹藪から音がする。こんな時にラジオは濡れてしまって役に立たない。熊よけスプレーは持ってきているが・・・。
 このあとなにごともなく下山。疲れを癒しに温泉へ。そのあと足寄のラーメン店へ。これが意外と美味しかった。

 ウペペは予想以上にきつい山だった。苦労して手に入れた地図や高度計がなければ精神的にもっときつかっただろう。斜度、距離ともに「羅臼岳以上」が実感だった。もう一度登りたいがこのコースは遠慮したい、なおちゃんともどもそう思った。


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