1998.07.07 羅臼岳<なおちゃん記>


メンバー 夫婦二人
天候   快晴、ふもとの気温28℃

 昨日の足慣らしの疲れがのこる。
 朝4時から起き出して、ホテルの部屋でコンロを使って湯を沸かし、ラーメンとパンを食べ、チェックアウト。そして登山口へ。
 羅臼岳がドーンとそびえたつ。大丈夫かな。
 体調もよくないし、不安いっぱい。
 登山開始、6:00。
 クネクネと曲がりながらの坂を登っていく。昨日の疲れと暑さで足が思うに運べない。
 弥三吉水でのどをうるおし、少し元気になる。
 登りはじめて2時間、体調が回復しかかっていたところに大沢の登り。暑さでまいってしまう。花の写真を撮りながらゆっくりと登る。
 ようやく羅臼平です。風が気持ちいい。ここから、頂上まで1時間と聞いたけど、1時間半かけて、ゆっくり頂上へ。岩がゴロゴロ積み重なった山です。大地震がきたらどうなるんだろうと心配でした。途中まではクナシリが見えていたけど頂上からは残念ながら霧で見えませんでした。

 山頂ではラーメンとココア。
 ここで会った釧路市美原のご夫婦は奥さんが夫の荷物を背負ってあちこちひっぱりまわしている、夫は庭いじりが好きとのことでした。本州からきた人は国道と農道の区別がつかないと言っていました。
 山頂でのんびりする間に疲れもかなりとれ、下りはわりとスムーズ。でも登ってくる途中きれいだったキンバイはもう乾いていた。やっぱりシャッターチャンスは一度だけ。

 下りてからこの日の宿探し。たまたま入った食堂で漁師さんからとりたてのエビをごちそうになり、民宿も教えてもらった。高かったけど。


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