1996.08.08 斜里岳 <なおちゃん記>


メンバー 夫婦
天候   晴れ

釧路は朝からくもり空!!上の子が15日から肺炎で入院してましたが夫婦で斜里岳に登ってきました。
 標茶あたりから雨が強くなり、「今日はダメだね」と言いながら、北見に行くか、それとも西別に行くかなどと車を走らせるうちに、摩周あたりから青空が見え隠れしてきました。
10:00 山口着はすでに車でいっぱい。準備をして沢登りを始めました。今朝は登る予定が初めからなかったのと時間がないのとで朝食抜き。いつもより水も少な目でした。
10時過ぎてからの登山は気温が上昇していてつらいものがありました。 例年より沢の水も多く、鎖場ではストックがかえって邪魔で本当に難儀しました。夫はヒィーヒィーと息もあらく、汗もひどく、見ていて大丈夫かなと心配になりました。
やっと馬の背。前回はここで引き返したんだなと思い、今日は絶対登るんだと決意を固める。
山頂までこれが結構あって、大きなケルンと神社がある所で一休み。そこへ夫の顔見知りらしい男性(ニッカーポーカーをはいた格好つけてる)で「あれー、○○先生じゃないですか。」と声をかけてきました。私は患者さんかと思いましたが態度がどうも違う。夫はとにかく疲れていて、ろくに話もしないまま別れました。後で誰かと聞いても、本人も名前を思い出せないでいる、どうも東北大学時代の医者のようでした。
急なガレ場を登ってやっと山頂へ。
景色を楽しむどころか、夫は呼吸を整えていました。記念写真をパチリ。二人の写真を近くにいた若者に写してもらい着替えをして下山。
また神社のところまで来て、セーターが素肌にチクチクすると言って夫は着替え中!!
山頂を振り向くと、すでに雲で覆われていました。時間もないので沢下りをすることにして、途中、足をすべらしてお尻がまっくろになってしまいました。
分岐点には男性2人、疲れ切って休んでいました。山頂を下りたのは結局私達が最後だったので、どうしてこんな所に人がいるのか不思議でしたが、熊見峠を下りて来たと言うことで納得!!そちらは前日の雨で登山道がぬかるんで大変だったそうです。(行かなくて良かったネ)
無事下山。
東京から来たという若い男女が民宿のバスに乗り遅れたので途中まで乗せてほしいというので、男女一人ずつ乗せました。
夕方6時、さすがにお腹が減ってそば屋に入りました。美味しかったな。
7時半帰宅。疲れました。


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