1995.08.14 羊蹄山(真狩コース)


メンバー 夫婦、娘二人(中3,中1)
天候   くもり

 ここ一週間天候不順、晴れるとすればこの日しかない。前日登山口を下見し、夜間登山は危険と判断。登山開始を明るくなる直前とした。

3:00 起床。3時半出発。
4:00 登山開始。林の中はまだ暗く、ライトを使っての登山となる。ペースは少し落とし、6〜7分ごとに1回ずつ小休止。1時間に1回、長い休憩となる。とにかく1合の距離が長い。中には2合半目なんてのもある。足、膝に負担がかからないようにストック多用。登山道自体はよく整備されていて迷う心配もないし、勾配もしだいにきつくなるので心臓も思ったほどきつくなかった。
 6時、最初の食事。3合目から5合目まではひたすら歩くだけ。5合目からは麓が見え始める。7合目あたり視界やや不良、麓はすでに見えない。このあたり先頭をなおちゃんにしてペースを速める。
 9合目、おやつ。リスさんのお出迎え。どうしてしっぽが灰色なの? 10:00 真狩分岐着。霧にて視界不良、強風を伴う。ウィンドウブレーカーを着用し山頂へ向かう。このあたりで一緒になった外人ペアの質問に答えつつ・・・。火口コースを経て京極分岐へ向かう途中は霧と強風でメガネがくもるほどだった。
10:30 京極分岐に着くころには霧が晴れ始め、火口と麓の町が見え始める。
11:00 山頂着。この頃には風も弱まり、なんと快晴になる。山頂に居合わせた者同士、「みんな普段の行いがいいんだねえ」と勝手に納得。足元にはリスが遊びとっても美味しい昼食でした。
 帰路は岩場をまわったため体力と時間をロスし、真狩分岐1時着。7合目までは順調に下山。しかし、そこからが辛かった。いくら歩いても麓が近くならない。疲労でペースも落ちてくる。ついにともぴい(上の娘)の膝がまいり、5合目で膝のテーピングをしてから回復。4合目では陽子(下の娘)がぐずりはじめ、部分テーピングとなおちゃんの飴と鞭でしのぐ。3合目あたりから歩きやすくなりペースアップ。
16:45 ついに下山。

 全行程12時間45分。本当にご苦労様。人生で何かつまずいたらこの日を思い出してください。

なおちゃん談:登山の前は本当に登れるんだろうかと何度も心配しましたが、終わってしまえば「何だ、この程度の山か」と思える山でした。距離が長いだけであとはとても登りやすい山でした。でも3〜6合目の笹、竹には閉口しました。私としてはもう少し速いペースで登りたかった。あとからあとから来る人に抜かれてちょっぴり悔しかった。

ともぴい談:「やっぱり努力は報われる」


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