1994.08.05 木禽岳、藻琴山(なおちゃん記)


メンバー 夫婦と陽子(小6)
天候   快晴

 前日、摩周岳で会った男性から藻琴山には山小屋があり、そこから20分で頂上に行けるという話を聞き、小屋を確かめる為に今日の登山となった。 その前に木禽岳にも行きました。
 木禽岳の登山口へは簡単に行けるものと思っていたら林道が複雑で迷う。分岐点で一台の車(男二人連れ)。彼らも道に迷ったと言い、案内板を一緒に見て、3本のうち左は×、中央は彼らは行ってない。違うらしい。そこで右の方向に走る。茶色の道が続く。下山しているような気がして引き返すことにする。そこへ例の車が来て、彼らはそのまま右の道を降りていった。?????
 私達は中央の道しかないと確信し、車を走らせる。途中、作業中の車に出会い、道をたずねると間違いないことが判明。しかしひどいガタガタ道だった。
やっと登山口につき頂上へ!! 約15分後、阿寒湖が見え、雄阿寒と雌阿寒がいつもと逆の位置に見えるところに着く。「ふーん」と思いながら頂上へ向かうが、すでにそこが頂上で、「えっ!」「なんだ、もっと登りたかったのに」という感じだった。記念写真をとり、駐車場へ。

 来た道を帰るのも芸がないので津別へ下りる。そこから東藻琴村をめざして車は走る。腹が減り、ありったけのおやつを食べて口が甘くなった。

 初めての道路を通って、藻琴山を目指し、8合目までいっきに車で行く。途中1台の車とすれ違う。最終の駐車場の少し下に「山小屋(銀嶺荘)」を発見。
 すでに4時。ここでちょっと迷うも、山頂まで20分という言葉を信じて山頂へ向かうことにする。5分もすると摩周岳で経験した背筋が凍る思い(藪で大きい音がした)をここでもした。親子3人ギャーギャーさわぎながら登る。後ろに気配がついてくるのを誰にも言わず、そっとがまんして頂上へ到着。夫の「ヘビがいる。」の一言でそばにいくと、鎌首を持ち上げてつぶらな瞳でかわいかった。カメラを向けるとスルスルと草の中へ逃げていった。山頂からの眺めは素晴らしかった。20分、確かに20分で山頂までついた。時間が時間なのですぐに下山。銀嶺荘のそばの「冷水」を飲んで帰宅す。



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