1991.09.15 斜里岳


メンバー 親子4人(子供は小5、小3)
天候   前日まで台風。当日朝からふもとは晴れていたが、風は強
     く、高い山の頂上には雲がかかっていた。

 前夜は斜里町の町営施設泊。隣接すね体育館でも遊んでみる。 当日、風はまだ残っていたが天候は回復の方向だった。清岳荘までは30分。
 8:30登山開始。おだやかな天気の中を沢登りするのは結構気持ちがいい。5合目近くでX−P技師長親子とすれ違う。
 沢登りの最後でちょっとしたトラブル発生。上の娘が足を滑らせ、本人としては怖い思いをしていじけてしまった。一人でさっさと登るため、それを追うはめになり、膝にかなり負担をかけてしまった。
 馬の背付近になると風が強くなり、ガスで視界が悪くなってきた。上昇気流のため気温もかなり下がっており、濡れた手は凍傷になりそうな程。周囲の登山者のポットの中はホットコーヒー、こちらは冷たい水で、明らかな知識不足だった。
 登頂をあきらめ、熊見峠方向へ下山開始。下山の最初から膝は痛く、熊見峠を過ぎる頃からは激痛となる。一方下界は快晴。疲労と激痛に耐えての下山となった。

反省:高山の特徴に対して、また天候についてあまりに無知識だった。
10月はじめに初雪の降る世界。9月中旬の登山ではセーター、着替えなどの十分な装備が必要で、天候不順時には登山そのものをあきらめるべきだった。


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