1990.08.01 雌阿寒岳


メンバー:親子4人(○才,○才,小4,小2)
天候:快晴

 全員今日が初めての登山。期待と不安がいりまじる。
8時頃、野中温泉コースより登山開始。アカエゾマツの林の中は涼しく、心地よい。
傾斜も緩く、足場もよい。初心者にとって無理のないスタートをきれたと思う。 子供が小さい(?)ため、一合登る毎の休憩となり、水の消費が早い。
二合目あたりでアカゲラ、ついでシマリスの出迎えをうける。アカゲラは道案内でもするかのようにコースの先を飛んでいく。心がなごむし、一時の休憩にもなる。
五合目付近でオンネトーがきれいに見えてくる。写真撮影をしつつ、また一息。
六合目以降は岩場となり、体力の消耗はすすむが、視界良好で気分はよい。
八合目以降は山頂目指して一気に登る。山頂まで約4時間、通常の1.5倍かかった。
山頂からは阿寒湖、雄阿寒岳が一望。大雪山系がよくみえているが山の名前はさっぱりわからない。火口の青沼、赤沼が見え、別の火口には硫黄採掘場の跡があった。

 ゆっくりと昼食をとり、下山はオンネトーコースへ。足場が予想以上に悪いうえに4人とも運動靴のためよくすべる。結構疲れたが後半は樹林帯に入って元気を回復した。
下山後、キャンプ場からは路線バスで雌阿寒温泉まで戻り、一風呂浴びて疲れを癒し、帰宅。

 雑感:初めての登山のわりに、ゆっくりしたペースを保て、無事に済んだことがなにより。5合目付近でなめた黒飴のせいでのどがヒリヒリし、余計に水を消費してしまったのが反省点。
眺めのよさに感動もしたし、今後やみつきになりそうな気配。


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