「こころ」の「私」 夏目漱石の「こころ」はこんな一文で始まります。 私はその人を常に先生と呼んでいた。 「こころ」は「上 先生と私」「中 両親と私」「下 先生と遺書」の三部に分かれています。 上に引用した文に登場する「私」は、「先生」を慕う大学生のことです。 「上 先生と私」と「中 両親と私」は、この「私」の視点で語られます。 情報太郎 xxx@xxx.ne.jp