目次
1.保険は見直すものなのか?
2.保険を見直すメリット
このページをご覧の方の中には、すでにいくつもの保険商品に加入している方も多いのではないでしょうか。 「死亡保険」「医療保険」「がん保険」「火災保険」「自動車保険」など、毎日の生活は様々な保険で守られていますよね。
当然、毎月の保険料も相応の値段になっているはずです。医療保険やがん保険などは、月々の保険料は数千円程度と比較的安いためつい気にせず払っている方も多いと思いますが、家庭のすべての保険料を合算するとかなりの金額になるはずです。
一般的には、一世帯の毎月の平均保険料は3〜4万円程度と言われています。これはマイホームやマイカーを持っているか、子供がいるかなど家庭それぞれの環境によっても変わってきますが、決して安い金額ではありません。 ではそれだけの金額を毎月払うのですから、契約内容もしっかり検討して保険に加入しているかというと、なかなかそういう方は多くないのが現状です。
同じカテゴリーの保険商品でも、保険会社によって商品設計も異なりますし、各社の営業マンから話を聞いてい自分で比較検討するには難しいものです。そもそも保険という商品が複雑なのも比較検討をしたくなくなる要因だとも考えられます。 保険料は毎月の家計に占める割合が多いからこそ、「営業マンに勧められた商品をなんとなく加入してそのまま」というような方はぜひ一度見直してみると良いでしょう。
①家計の節約につながる
保険料は毎月決まった金額を払うものですよね。 つまり「固定費」として考えられるわけです。「家賃」と同じようなものです。家計を節約しようと思ったら、まず初めに考えるべきことは、「固定費」の見直しです。世のファイナンシャルプランナーも必ず固定費の見直しから始めます。
この固定費の中で、一番金額が大きいのは住宅費です。賃貸の場合は家賃、持ち家の場合は住宅ローンの返済や管理費などが含まれます。しかし住宅費の見直しとなると引越しを伴うことになるため、簡単にできることではありません。 では住宅費の次に大きな費用となる固定費は何でしょうか? それが「保険料」なのです。さきほど平均して3〜4万円が毎月支払われているとお伝えしたように、保険料は固定費として家計に占める割合が高い費用なのです。そのため、保険料を見直すことで「毎月の固定費」を削減でき、家計の負担を減らすことができるのです。
固定費は一度見直すと、その後は毎月必ず節約された金額になります。固定費を見直すメリットは、一回の見直しでその後ずっと節約ができるということなのです。
②保障範囲の見直しができる
例えば医療保険。医療技術は日々進歩しています。そのため病気になったときの治療法も10年前と今とではかなり異なってきています。 昔は手術をしたら何日も入院するのが当たり前でしたが、最近では「日帰り入院」や手術後もすぐに退院することが当たり前になってきました。 昔の医療保険は「入院○日目から保障」といったものが多く、それは歩い程度の日数入院するのが当たり前の環境にあわせたものでした。しかし現在は入院日数も短くなり、それに応じて、「日帰り入院からでも保障」といった医療保険がかなり増えてきました。
そのため、昔加入した医療保険では、手術や入院をしても「保険金が出ない」ということも実際に起こっています。
そのため医療技術変化や進歩の多い「医療保険」や「がん保険」は数年に一度、定期的に見直したほうが保障内容が充実する可能性があります。 ただし、医療保険やがん保険は一般的に、契約時の年齢に応じて保険料も値上がりしていきます。そのため見直すタイミングで保険料は上がる可能性があるということになります。その時そのときの経済状況や健康状態などを総合的に考えて見直しをすると良いでしょう。
保険を見直す際には「比較検討」できるところのほうが絶対に便利です。なぜなら難しい保険の内容を自分自身で調べて、保険料も算出した上で自分で比較するのはまず不可能だからです。 ですので保険を見直したいと思ったら、「保険ショップ」などで比較検討することをお勧めします。