目次
1.医療保険とは
2.医療保険の主な種類
3.医療保険の主な保障内容
4.比較検討のポイント
5.おすすめの加入方法
医療保険とは、病気や怪我で医療行為を受けた際にかかる費用の一部または全部を負担してくれる保険です。
公的医療保険として、国民健康保険など日本国民全員が加入しているものがあります。日本は「国民皆保険制度」といって、全員が何らかの保険に加入しています。
この公的医療保険制度は年齢に応じて自己負担の割合が決まっており、例えば3割自己負担の方であれば、残りの7割が公的医療保険によって賄われています。
しかしながら、手術や入院などで高額な医療費がかかる場合があります。公的な医療保険ではカバーしきれないリスクに備えて加入するのが民間の医療保険です。
民間の医療保険は、保険会社各社から発売されており、一社から複数の商品が発売されるなど豊富な種類の反面、消費者としては比較検討が難しい商品でもあります。
また近年は女性特有の疾病に対して、特に手厚い保障を備えた商品も発売されています。
医療保険は大きく「終身保険」と「定期保険」に分けることができます。
医療保険の主要な保障内容は「入院給付金」と「手術給付金」です。
近年は医学の進歩によって入院日数も減少しています。そのため「日帰り入院」でも給付対象となる保険も増えています。数年前までは、「入院◯日目から保障」といったような医療保険が主流でしたので、「昔加入した医療保険のまま」という方は一度見直してみる価値はあります。
「手術給付金」は大きく2種類の設計があり、「保険会社が定めた手術項目に対してのみ給付対象となる」保険商品と、「公的医療保険制度に連動している」保険商品があります。
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の医療保険「健康のお守り」は、2008年に発売された商品は手術給付対象が90弱だったのですが、2014年にリニューアルされ公的医療保険に連動することで約1,000種類まで給付対象が拡大しました。
「手術給付金」は、「入院日額」の5倍・10倍といった設定が多く、仮に入院日額10,000円の保険に加入していた方が10倍設定の手術を受けた場合は10万円の「手術給付金」が支払われることになります。
医療保険は保険会社各社から発売されており、種類も非常に豊富です。そのため選択肢は多いですが比較検討が難しい保険です。比較ポイントをあらかじめ抑えておきましょう。
医療は日々進歩しており、5年・10年前の常識が通じないことも多々あります。ですので5年・10年前に加入した医療保険が、当時は素晴らしい商品であっても現在では保障範囲の狭い商品となってしまっている場合もあります。
医療保険は、5年ごとに見直す前提で加入していき、年齢を重ねて病歴を持つようになったらそのまま加入し続けるのが良いでしょう。
病歴を持つと医療保険への加入が難しくなるか、不担保となる条件がついてしまう場合があります。
また、「がん」に関する特約をつけている方も多いかと思いますが、「医療」と「がん」は分けることが望ましいです。医療保険にがん特約をつけてしまうと、仮に医療保険を見直した場合にがん保険も新たに加入し直す必要があります。
当然、加入時の年齢が高ければ高くなるほど保険料は高くなるので、「医療」と「がん」は分けて加入し、それぞれで見直しの必要性を検討することをおすすめします。
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