「KOF2001に参加した0のルイズ」 製作:アリシス様

ネスツは草薙京を初めとして特殊で強い力や功績を持った人を拉致ってデーターを取ってクローンを量産してましたよね。

それなら「ゼロのルイズ」第一部が最終回で終了して第二部に移るまでにネスツの工作員がレコンキスタからトリステインを救った英雄の高校生「平賀才人」を魔法学院からガラスを割ってルイズの部屋に侵入して拉致って部屋をメチャクチャにした後に4人分のKOF2001の招待状と「平賀才人を誘拐した。返して欲しくばKOF2001に参加したまえ、主催者ネスツ」って脅迫状の5枚を同封してルイズの机の上に置いてそれをルイズをリーダーとしてキュルケ・タバサ(シャルロット)・ギーシュが連れ戻しに行くんですよ。

まあ、ルイズは素直じゃないので「私の犬を拉致した何て絶対に許せない」とか言って、キュルケは「私のダーリンが。こうなったら私もそのKOF2001って大会に参加しちゃうわよ」とか言う一方「何、才人の事を心配してんの?」とルイズをからかって「そんなんじゃ無いわよ、馬鹿、私は犬一匹取られるのが貴族として屈辱なだけよ!!!」と誤魔化していつもの口喧嘩になって、ギーシュは女の子目当てにナンパする目的で、タバサは無言で本を読んでシルフィードを呼び寄せてKOF2001会場にそれで向かいます。

ルイズ達のチーム名は「魔法貴族」チームです。KOF出場者はボスと専属ストライカー含めて45人でルイズ達を入口で見たらセス・テリー・アンディ・坂崎亮・マキシマは「あんたら見るのは初めてだな?新しい参加者かい?」と聞いてキュルケは色気仕掛けを振り撒いてタバサは静に頷いてルイズは「そうよ、何か文句あんの?」と睨み付けて後で「他の奴はともかく、あのピンク色の髪のガキ、新人の癖に感じ悪いな?試合になったらボコボコにしてやろうぜ」とヒソヒソ話しますよ。

他にも参加者でキム・メイがルイズと話をしたならば「何、あの態度?」「ちょっと待ちたまえ、君は女性の癖に礼法が出来てはいないね。試合になったら私がビシビシと教えてやろう」と言いますね。ハイデルン・キングの場合は「ここは子供の来る場所じゃ無い。怪我しない内にお家へ帰るんだ」と言われて挑発に乗り易くカッとし易い短気なルイズはキレて言い返して試合になります。

紅丸・ラモン・東丈はキュルケにナンパ仕掛けますね。麻宮アテナと包と拳崇と鎮元斎のサイコソルジャーチームはきちんと挨拶をしてキュルケには鼻の下を伸ばして、ギーシュは麻宮アテナをナンパしてその場でビンタされて振られますが、ルイズに挨拶すると極度の意地っ張りなので睨まれて喧嘩を買わされるのでセス・テリー・アンディ・坂崎亮・マキシマと同じく「生意気な糞ガキだな。試合でボコボコにしてやる」って思います。

いざ試合になるとルイズが一人だけ出場でキュルケ・タバサ・ギーシュはストライカーで出場しますが、出場者はボスよりもルイズが恐いと思い知らされますよ。

ルイズの性格とキックと乗馬鞭を駆使してのお仕置き技はエリザベート・ウィップ・ジェニーの方がまだ数倍マシと後悔してルイズに負けた出場者の一部はこの様に負け惜しみを言いますよ。

真吾「俺、草薙さんの一番弟子で良かったっす。あの山崎さんより恐い少女の使い魔に何かなりたくないっすよ。あんな恐ろしい少女の犬の才人ってどんな人なんすかね」

京「さあな、だが今回はネスツに仕返ししたかったがヤベエ奴に当たっちまったみてえだ」

紅丸「あのキュルケとか言う赤い髪の女の子はマジで可愛かったな。今度逢えたらナンパの方法を変えてアタックしてみるか」

チャン+チョイ「俺達、キムの旦那の弟子で良かったな」「そうでやんすね、あそこまで恐ろしいガキンチョはKOF始まって以来でヤンスよ。あんなガキの犬にされている才人って奴に比べればアッシらの方がずっと幸せでヤンス」

キム「お前達がそう思ってくれてたとは・・・よし早速国に帰ってトレーニング開始だ!!」

チャン+チョイ「ゲエーッ!!!!」

メイ・リー「折角、正義の為に戦って来たのに今回は残念でしたね」

女性チームとの戦いに突入したらルイズの他にギーシュが出場選手に割り込んでナンパしかけますが、口先だけが自慢のギーシュは舞ちゃん・キングにボコボコにされて後はルイズが一人でキックと乗馬鞭技で「ベロベロベー!!」って挑発したシャンフェイを初めとして全員ボコボコにしてされた女性格闘家チームはこう言います。

舞ちゃん「悔しいーっ、あんなお子様に負ける何て!!アンディに仇を討って貰うわ」ってPHSでアンディに連絡する

キング「油断した・・・」

シャンフェイ「いったーい、何よ、アイツ、あたしよりもガサツね。いつか、覚えてろ」

雛子「皆さん、早く屋敷に戻って傷の手当てをする為に車を呼びますからお待ち下さいね」とPHSを使う

庵チームからは又、元の状態に戻って庵とルイズがサシで勝負する事に。「目障りなガキだ、消えろ」「貴族のあたしに生意気な口聞くんじゃないわよ。あんたの髪の方が目障りよ。それともあたしの犬になりたいの?そうならあの馬鹿犬を連れ戻した後にこの乗馬用の鞭で調教してあげるわよ」「馬鹿が、死なずに済んだ物を。貴様には犬よりも死をくれてやる」ってバトル開始。

そしてとんでも無い強さでルイズにボコボコにされた庵は「クッ、京を殺す前に貴様にやられるとは。覚えてろ、このままでは済まさんぞ」って姿を消して、ヴァネッサ・セス・ラモンは「あーあ、結局は仕事失敗ね。でも殺されずに済んだだけでも良かったじゃない」「あそこまで強いとは俺達の出る幕じゃないな」「一体、何者何だ、あいつは?」って言います。

龍虎チームに当たった場合はルイズとキュルケが登場して親父のタクマとロバートはキュルケに見惚れて亮に「おいおい、親父」と声掛けられて「ハッ、いかんいかん」と正気に戻って、ロバートは「ロバートさん!!」と耳を引っ張られて「あたた、ユリちゃん痛いわ」と正気に戻って試合開始。

最初はタクマとロバートがキュルケとバトルして色気に見惚れて炎で燃やされますが、ユリちゃんが仇を討ってルイズと当たります。

しかし、ルイズと当たったが運の尽きです。「オッス!!」「平民の癖に気安く声掛けないでよ」「ムッカー、頭に来たーっ、私これでも強いんだからね。バビッとやっつけちゃうぞ!!」って百烈ビンタ・覇王翔功拳・ユリ蝶アッパー・回し蹴り・飛燕鳳凰脚等の必殺技をルイズに仕掛けますが、ルイズに圧倒されて体中キックと乗馬鞭と小爆発魔法による傷だらけで怒った亮も「貴様、ユリをこんな目に遭わせやがって。貴族だか何だか知らねえがぶちのめしてやるぜ!!」と挑んでも見事にKOされて「しくじったー!!!」で全員病院送り。

次は怒チームでハイデルンが「近頃の子供は礼儀を知らない様だな。お前達目上に対する礼儀と言う物を叩き込んでKOFから摘み出せ、任務の邪魔だ」と命令してラルフ・クラーク・レオナが「イエッサー、教官」「邪魔者を早急に排除します」とルイズに挑んでもアッサリやられてこう言いました。

ハイデルン「無、無念・・・」

ラルフ・クラーク「こんな所で終わるわけには・・・」

レオナ「任務失敗・・・」

次は餓狼伝説チームになります。東丈とテリーが「あっ、あのガキ俺達に生意気抜かしたチビじゃねえか。貴族か何かは知らねえけどよ、ここがどう言う場所なのか教えてやろうぜ」「よし、一発思いっ切りぶっ飛ばしてやるぜ!!!」と相談して、アンディが「舞の仇は必ず討ってやる」と呟きますが、ブルー・マリーに「待って、向こうにはあのキュルケとか言うノッポの女が居るのよ。貴方達じゃダメよ、ここは私に任せて。舞ちゃんとシャンフェイちゃんの仇は私が必ず討つから」

ブルー・マリーとルイズがサシで勝負して「貴女、飼い犬に逃げられたの?ダメね、犬の管理も出来ないご主人様なんて」「うるさーい、大きなお世話よ。平民の癖に!!あの馬鹿犬、見付けたらお仕置きしてやるんだから!」「あらっ、貴女の犬ってちゃんと躾も出来て無いのね。私のアントンは上品で賢くて貴女みたいな没落貴族とは違うわよ」「クーッ、この試合の主催者に浚われたから連れ戻しに来たのよ」「良いわよ、言い訳しなくても。それとも貴族って言い訳しか出来ないの?」「サッサと試合開始しましょう。あんたには私を挑発した分乗馬鞭でタップリ後悔させてあげるんだから」「言っておくけど、私は今までの奴等とは少し違うわよ」と長引いた話も終わって試合開始。

試合はブルー・マリーとルイズ両者ともスタンガンと乗馬鞭とキックの連続技で互角になってマリーが超必殺技のマリーズタイフーンをルイズにお見舞いしてルイズは瀕死になり止めを刺そうとした時にタバサがストライカー動作でシルフィードを呼んで遠くまで吹き飛ばしてマリーはKO。

東丈「マリー、危ねえ!!」としっかり落ちて来て気絶したブルー・マリーをキャッチ

アンディ「ほっ、良かった」

テリー「しかし、悔しいぜ。あんな訳の分からない子供にやられる何てよ。一体何者何だ?」

アンディ「仕方ないさ、兄さん。僕等もまだまだ修行が足りないって事だよ」

東丈「今度遭った時はこの借りを倍にして返してやろうぜ」

テリー+アンディ「OK!!」

ルイズ達の進行は凄まじく、準々決勝のサイコソルジャーチームもルイズ一人がアッパーカット・キック・小爆発でぶっ飛ばしてこう言いました。

包「あのお姉ちゃん、恐いよ」

椎拳崇「あの赤髪の子、アテナより色っぽくてワイすっかり惚れてしもた」

麻宮アテナ「んっ、なーに拳崇?私よりも誰が色っぽくて惚れたのよ!?」

椎拳崇「ア、アテナこれはその・・・違うんや・・・」

アテナにシャイニングクリスタルシュートをお見舞いされそうになった椎拳崇だったが、鎮元斎に「これ、お前達、しょうも無い事するで無い。今回は運が無かったと思って諦めるしかあるまいて」の一言でサイコソルジャーチーム退場。

続いて準決勝のK´チームもマキシマはタバサのシルフィードで吹っ飛ばされて、麟は毒で攻撃を仕掛けてキュルケのフレイムに燃やされて黒焦げとなって、K´は超必殺技のチェーンドライブを仕掛けてギーシュの操り人形にされて自滅。

ウィップがキュルケ・タバサ・ギーシュをデザートイーグルでKOして仲間の仇を討って、とうとう、ウィップの一人になりました。

ウィップ「流石ね、貴女達。ここまで勝ち抜いて来る何て」

ルイズ「平民のゴタク何か良いのよ。私は犬を連れて帰らないといけないの。とっとと降参しなさい。それとも貴女も私の犬になりたいの?」

ウィップ「フフフフフ、オーッホホホホ!!!面白い事を言うわね、貴女って!!出来る物ならやってご覧なさいよ!!私こそ貴女を奴隷にして犬と言うのがどう言う動物なのかキチンと教えてあげるわ!!」

ルイズ「・・・良いわよ。あんたも才人と同じく私の犬にして調教してやるから!!!」

ウィップが女王様モードになり、ルイズもブチキレた所で試合再開しました。試合は凄まじく軍人女王様対主人でウィップがウッドドゥでストリングショットかけてルイズの頭を何度も踏み潰して「ちょっと、それは私が犬にしている技じゃない。平民の癖に貴族の頭を踏み付けにするなんてもう許さないんだから!!!」「オホホホ、言ったでしょう!犬と言うのがどう言う動物なのか教えてあげるって。まだまだ、こんな物じゃ済まないわよ!!」とブーメランショットでルイズの乗馬用の鞭を弾き飛ばしてルイズをウィップショットで滅多撃ちにしてルイズが飛び蹴り喰らわせてフックショットでカウンター喰らわせてアサシンストライクでルイズの頭を踏み付けて、ルイズが「やったわね!!」と反撃の連続キックしてもウィップには靴のナイフとリングで防がれて超必殺技のソニックスローターで反撃されてルイズは打たれ続けて傷だらけになってウィップがMAX必殺技のスーパーブラックホークで「外道がーっ!!!!」って止めを刺そうとした瞬間ルイズが無意識になってMAX必殺技の「虚無の力」が発動してウィップは虚無の波動砲で吹き飛ばされて気絶してルイズが意識を取り戻し「私、勝ったの?だから言ったのよ、所詮平民は貴族に勝てないって自業自得よ」とK´チームも撃破して医務室で治療をして貰いいよいよ決勝戦に突入しました。

まあ、ルイズは医者に対して「ヤブ医者ね、貴族の治療をさせてあげるんだから感謝しなさい」とか不満をぶつけて医者と看護師も「何処のお嬢様なのかしら」「貴族って本当に嫌よね」とヒソヒソ話をしてましたがね。

そうそう、ずっと言い忘れてましたが、ルイズは乗馬鞭とキックが通常攻撃で、通常必殺技がいつも教室等で起こす小爆発で、超必殺技が挑発されたり才人が他の女の子とイチャ付いた時に怒って乗馬鞭を曲げてから敵に突入して何度も高速でパンパンパンパン打って頭を踏み付ける犬調教と急所蹴り・飛び蹴り含めた連続ハイキックで、MAX超必殺技が「ゼロの魔導師」第一部最終回でもラスボスのワルトを一撃で葬った無意識になると出来る「虚無の力」になります。

話を元に戻しますが、医務室を出てルイズ達はネスツチームとバッチリ鉢合わせになってクーラ・フォクシー・K9999・アンヘルが先に挑発して来ました。

アンヘル「キャハハ、見てよ。頭の悪そうなガキが一人いるよ」

ルイズ「誰の事よ?!」

K9999「テメーに決まってんだろ」

ルイズ「何ですって、貴族の私に対しての失言を今すぐ取り消しなさい!!」

クーラ「ねえ、ダイアナ。あの子供が持っている乗馬用の鞭にペロペロキャンディを刺しても良い?」

ダイアナ「良いね、刺しちゃいなよ」

ルイズ「ちょっとあんた、私の乗馬用の鞭に汚い物を刺さないでよ。大体、あんたの方が背が高くてスタイル良いなんて生意気よ。何歳なのよ?!」

クーラ「14歳だけど」

ルイズ「じゅ、14歳?!平民の癖に16歳の私より背丈が高いなんて絶対に許さないわよ!!」

フォクシー「おっと、この娘には触らせないよ!!」

ダイアナ「フンッ、派手に勝ち残っているチームがあるからどんな貴族のお嬢様かと思ったんだけどね、こんな馬鹿で発育の悪い16歳のガキにやられてしまうとは今回の出場者は弱いのばかりだったね。でも、あたし等はそうはいかないから覚悟しておくんだね」

ルイズ「何ですってーっ!!!貴族の私に向かって発育が悪いと言うなんて」

ギーシュ「いやっ、それは正しい判断だと思う」

キュルケ「へえーっ、あのダイアナって小母さんも良い事言うじゃないの!まあ、本当の事だからしょうが無いけどねーっ!!胸もゼロな訳だし」

ルイズ「五月蝿いわね!!放っておいてよ!!!それにしてもあの馬鹿犬は何処にいるのよ」

キュルケ「フッフーン、やっぱりゼロルイズもダーリンが心配なんだ」

ルイズ「そんな訳無いでしょ!!私は貴族として馬鹿犬を誰かに預けたままにしておきたくないだけよ!!!!」

タバサ「あのう、そろそろ試合時間になりますが・・・」

キュルケ「あっ、そうね、ダメルイズと馬鹿やっている場合じゃ無かった」

ルイズ「キュルケ、そのダメルイズって言い方しないで頂戴!!」

ギーシュ「おいっ、二人ともいい加減にしたまえ」

ルイズ+キュルケ「五月蝿―い!!!」とギーシュにダブルキック

ギーシュ「ギャッ!!」と叫んで気絶

とかなんとか言っている内に決勝戦に突入しました。チーム編成はルイズ以外がストライカーで対戦相手のネスツチームはアンヘルとK9999の二人が出場してクーラ・フォクシーの二人はストライカーになって試合開始。

K9999「全く俺達が殺る筈だったK´の野郎をテメエみてーな貴族気取りのアホガキ供が殺りやがって」

アンヘル「あたし等だけで十分ね、こんな貧乳ガキ」

K9999「だが、気に入らねえ、その目がよ!!本気でぶっ殺してやる!!!」

ルイズ「アホガキ?貧乳ですってーっ!!もう許さないから!!殺せる物なら殺してみなさいよ、平民の分際で貴族に挑もうとするのが間違いだって言う事をこの乗馬用の鞭で躾てあげるんだから!!!」と目を光らせて乗馬鞭をグググッと曲げている

試合は二人とも大見得切ってた割に弱く結局はルイズがあっ気なく勝ってアンヘルは胸をルイズに100回乗馬鞭で叩かれた上に顔を100回踏み潰されて、K9999は急所を200回蹴られて乗馬鞭で体のあちこちを200回叩かれて顔を掴まれて地面に200回叩き付けられて頭を200回踏まれました。本当にルイズは格闘のセンスは十分にありますよ。

クーラとフォクシーは「フォクシー、ダイアナ、私、恐い、このお姉ちゃん、化け物」「逃げるよ、クーラ!!!」ってテレポーテーションでスタコラサッサと逃げました。

キュルケ「化け物ね、確かに良い例えね。ルイズって魔法は0だけど、ゴリラ並の怪力だわ」

ルイズ「悪かったわね!!!」

タバサ「あのう、誰かこっちに来ますよ」

ルイズ+タバサ「あらっ、本当」

眼鏡を掛けて茶色のストレートロングヘアーをして黒のジャケット+スカートのスーツを着たKOF2001大会役員がルイズ達に近付いてきた。

KOF2001大会役員「魔法貴族チーム様、優勝おめでとうございます」

ルイズ「おめでとうじゃ無いわよ!私の犬を何処に隠したのよ?!」

KOF2001大会役員「犬とおっしゃいますと雑種でしょうか?それとも血統書付きでしょうか?」

ルイズ「平賀才人って犬よ。何処に隠したの?さっさと教えなさい!」

KOF2001大会役員「さあ?そうおっしゃいましても、残念ながら詳しい内容まではちょっと・・・。それよりもこちらの飛行船にて優勝セレモニーを開催いたしますのでご登場下さい」

ギーシュ「じゃあそうするとしよう」

キュルケ「素敵じゃないの!空で優勝セレモニー何て!」

ルイズ「仕方が無いわね。一応乗ってあげるわよ」

そしてKOF2001大会役員と周りの観客に見送られて飛行船は出発しました。

一方、こちらはネスツ本部。そこにいるのは椅子に座っている老人ネスツと秘書ミスティー、そしてフードを深く被ったイグニスの3人が、モニターを見ていた。

ミスティー「盛況の様ね・・・流石はKOFと言った所かしら・・・全ては計画通りに事を運んでいるわね・・・ゼロオリジナルを呼び出しなさい」

ネスツ職員「はい」

シルエットに映し出されるゼロオリジナル。

ゼロオリジナル「私の力を奴等に見せる時が来た様だな・・・」

飛行船の中にいるルイズ達。突然、大爆発が起きて激しく揺れ出し、飛行船の半分が分裂する。

ルイズ「うわっ!何よ!?」

キュルケ「ちょっと、ゼロのルイズ。こんな所で魔法を使用しないでよ!!」

ルイズ「あたしじゃないわよ!!」

突然、現れる謎の者達。

ゼロオリジナル「待っていたぞ。KOFの優勝者達よ・・・」

ルイズ「誰よ、あんた?」

ゼロオリジナル「貴様達と顔を合わせるのは初めてだったな、私の名はゼロオリジナル。ネスツ最上級幹部の一人だ」

キュルケ「ゼロオリジナルですって?キャー、ギーシュよりも格好良い!!才人とどちらにしようか迷うわ。ゼロのルイズとは大違いね。間違えるといけないから名前変更。これからはそうね、ゼロのルイズじゃ無くてダメルイズね、キャハハハ!!」

ルイズ「五月蝿い、キュルケ。あんたにまで言われたくは無いわよ!!!」

キュルケ「あーっ、やっぱり言われたのね。誰なの?」

ルイズ「あんたには関係無いじゃない!!」

ゼロオリジナル「やれやれ、小五月蝿い犬共が、こんな奴等が優勝者とは・・・」

ルイズ「犬、犬ですってー?!き、貴族のあたしに向かって犬呼ばわりする何て絶対に許さない!!犬と呼んで良いのは貴族のあたしだけよ!!」

ゼロオリジナル「これは失礼。お嬢様方。女子供の相手は慣れていないのでね」

ルイズ「クーッ、何て生意気な平民なの!」

ギーシュ「一応、男も居るんだけど・・・」
ギーシュの事はさておいて、スッ・・・と、音も無くゼロオリジナルの背後から姿を現すクリザリッド・龍・グルガン。

キュルケ「あらー、美形の男がもう一人いたのね。ああっ、ますます迷っちゃう」

ルイズ「少し黙ってなさいよ、全くあんたは!」

ゼロオリジナル「闘いを始める前に紹介しておこう。こちらが私がクローンから助け出したクリザリッドに、ペットの黒ライオンのグルガン、そして飛賊の長である龍だ」

ルイズ「うわー、立派ね。あたしもライオンの使い魔が欲しかったわ」

ゼロオリジナル「貴様の使い魔はどんな奴なのだ?」

ルイズ「どうしようもなく使い物にもならないアホ犬よ!!そのアホ犬がこの大会主催者に浚われたから連れ戻しにきただけなのよ!!!」

ゼロオリジナル「どんな犬なのだ?血統書付きなのか?」

ルイズ「野良犬に決まってるでしょ!!!」

タバサ「平賀才人さんと言います・・ご存知ありませんか?」

ゼロオリジナル「ああ彼か。彼ならばあのお方の元だ」

ルイズ「何ですってー、すぐ返しなさいよ!!」

ゼロオリジナル「残念ながらそれは出来ん。彼はあのお方のお気に入りでな。彼の能力を拝見させて貰ったが、全く持って素晴らしい。ネスツにとっても必要な人材だ。それに私は貴族とは違って人材を捨てたり扱き使ったりはせん。ましてやあのお方の命令ならなおさらの事だ」

ルイズ「さっきから言っているあのお方とは一体誰なのよ?!教えなさい!!!」

ゼロオリジナル「知りたければ私を倒す事だ。それに先程から気になっていたのだが、興奮している所を見ると彼は貴様にとってそれ程大事な恋人かね?」

ルイズ「違うわよ、あんな馬鹿犬、私の恋人な訳ないでしょう。勘違いしないでよ!!私はただ連れ戻して躾をしなければならないだけよ!!!」

ゼロオリジナル「言い訳はよしたまえ、顔に出ているのが何よりの証拠だ」

ルイズ「う、五月蝿いわね、平民の分際で!!!」

ゼロオリジナル「さて、無駄なお喋りは終わりにしてそろそろ戦いを始めるとしよう。貴族の魔法とやらが、最強に相応しいかどうか、この私が見極めてやろう」

ルイズ「頭に来たわ、あんた、凄く気に入らない!!!あんたも野良犬同様、この乗馬鞭で躾てあげるわ!!!」(乗馬鞭を曲げて構えている)

ゼロオリジナル「フッフッフ・・・私を甘く見るなよ」

ルイズ・ギーシュが出場してキュルケ・タバサがストライカーにして戦闘開始。

ゼロオリジナルは今までの対戦選手と違って想像以上に強く、ギーシュが青銅のゴーレムワルキューレを召喚して、ストライカーのクリザリッドの「テュホンレイジ」・グルガンによる爪攻撃で全て破壊されてギーシュはやられました。

ルイズは「ギーシュなんか最初から当てにしてないわよ。えーいっ!!」と魔法で小爆発を起こすが、A+Bボタンで回避される。

ゼロオリジナル「ハッハッハ、その程度の魔法なぞネスツの前では見せ物にもならんわ!!」

ルイズ「五月蝿いわね!魔法はダメでもあたしにはこの乗馬用の鞭があるわよ!!平民の分際であたしを馬鹿にして!!まだ、あたしには奥の手があるんだから!」

ゼロオリジナル「ほう、それではその奥の手とやらを見せていただこうか」

ルイズ「今、見せてあげるわよ!!!」と乗馬鞭を握りしめて「お仕置きよっ!!!」と叫んで乗馬鞭を高速で振り回してゼロオリジナルに突撃するが、「甘いわ!!その程度の短い武器等で私に勝てるか!!これが奥の手か?馬鹿め、私にはダンスにしか見えぬわ!!!」と斬風燕破凰牙+斬風燕破殺魔で反撃される。

当然、ルイズの乗馬鞭とゼロオリジナルのスカートカッターじゃリーチが違うので見ての通りルイズが吹き飛ばされました。

ゼロオリジナル「フフフフ。力の差は歴然だな。ルイズとやら」

ルイズ「ま、まだ負けた訳じゃ無いわよ・・・」

ゼロオリジナル「力はそれを使う者の器に影響される。その様な小さな器では話にならんな。降参すれば私があのお方に取り入って貴様達を部下にしてやっても良い」

キュルケ「小さいね?そりゃあダメルイズは魔法だけで無く胸も小さい選択板だけどね」

ルイズ「五月蝿いわね、さっきから聞いていればキュルケも平民のあんたも私に対して生意気な口ばかり聞いて!!誰があんたの部下になるものですか!!逆にあんたを二匹目の犬にして二度とその生意気な口を聞けなくしてあげるわよ!!!」

ゼロオリジナル「貴様ごときでは獅子を服従させる事等出来んわ」

ルイズは「意地でもあたしが躾てあげるんだから、タアーッ!!!」と急所蹴りをお見舞いしたけど、ガードキャンセルされて第一の超必殺技「獄鎖斬陣」でカウンターを受けて「さて、そろそろ終わりとしよう」ってゼロオリジナルが龍をストライカーとして呼び出してガードクラッシュ発生させて「ウーッ!!!!」と唸り第二の超必殺技「白羅滅殺」をルイズに繰り出してルイズは転倒して気絶した。

ゼロオリジナルはマントを被り「勝負は戦う前に分かっていた。フッ、それが分からぬ様では・・・」と勝利ポーズを決める物のルイズがムクッと立ち上がったので「なっ、何故そこまでしてもがくのだ?!」と驚いた。

ルイズ「負けたく・・・負けたく無いからに決まっているでしょっ!!!平民のあんたには分からないけどね、ここで負けたりしたら貴族としても又恥を書いて馬鹿にされてしまうからなのよ!!!」

ゼロオリジナル「フッ、よかろう。今度は二度とその減らず口を叩けなくしてやる」

ルイズ「やってみなさいよ!!えいっ!!」と乗馬鞭を振り回し突撃して「馬鹿め!!」と斬風燕破殺魔を繰り出すゼロだったが、キュルケの使い魔が炎を連続して吐き出す攻撃を仕掛けてルイズより早く斬風燕破叛鏡で防ぐゼロオリジナルに隙が出来て、命中して「し、しまった!!!」と叫んだゼロオリジナルだったが、ルイズに追い詰められて「今まで貴族の私に対して好き勝手やってくれたあんたには改めてお仕置きが必要ね」と乗馬鞭を構えてニヤリとして「覚悟しなさい、馬鹿犬―っ!!!!」って叫んでゼロオリジナルの胸倉を掴んで顔や体のあちこちをパンパンパンパンと400発叩き捲った上に、急所蹴りを400発、ハイキック400発、顔を床に400回叩き付けた後に踏み付け400発お見舞いする超必殺技「犬の躾」を決めてからフィニッシュにMAX超必殺技の「虚無の力」で手強いゼロオリジナルをようやくKOして飛行船は半壊しつつも宇宙のネスツ本部に到着して傷の手当ては飛行船に隠れて同乗していたネスツ所属の医者が応急処置をしてくれた為にルイズ達の体力は全快しました。

実はこんな事もあろうかとゼロオリジナルが念の為にクリザリッド・グルガン・龍と一緒に連れて来たのだった。

ゼロオリジナル「・・・これがお前達魔法貴族の・・・魔法と言う力か・・・なるほどしかと見せて貰ったぞ・・・貴様達ならネスツの役に立つかもしれん。その魔法を・・・あの方の為に役立てるが良い・・・さあ、到着したぞ」

ルイズ「当然よ、貴族のあたしがあんたなんかに負ける訳ないじゃないの!それよりも私の犬はこの汚い建物の何処に居るのよ」

ゼロオリジナル「フ・・・行ってみるがよい。あのお方の所へ・・・全ての答えは、この先にある・・・さらばだ・・・」

そして、飛行船が宇宙のネスツ基地の格納庫に到着したと同時に崩壊が始まり、クルリとルイズに背を向けると、ゼロオリジナル達は瓦礫の雨の中に消えて行く。

ルイズ「何よっ、死にたいなら勝手に死んじゃいなさいよ、馬鹿―っ!!グスッ・・・」

ギーシュ「あいつの事を哀れんでいるのかい、ルイズ?」

ルイズ「誰も哀れんで何かいないわよ!!!」(ギーシュに思いっ切り急所蹴り炸裂)

ギーシュ「クォーッ・・・!!!!」(急所を蹴られて気絶)

ルイズ「何であたしが平民何か哀れまなくてはいけないのよ!!」

タバサ「あの・・・それよりも才人さん探しが優先かと」

キュルケ「そうね、宇宙まで来れたのは良いけど、才人とデート出来ないと面白く無いからね」

ルイズ「ムーッ、あの馬鹿犬―っ、主人であるあたしの手を煩わせといて、絶対に連れ戻してやるんだから」

キュルケ「ここまで来たからには仕方無いわね。でも、この一件でますます才人の事が好きになっちゃった!私って苦労させられる相手程燃えちゃうタイプなのよね」

ルイズ「ダメよ、キュルケ!!才人はあたしが躾ている犬なんだから!!!」

タバサ「あのう、時間も勿体無いので早くゼロオリジナルさんの仰っていたあのお方の元に行きましょう・・・喧嘩はトリステインに帰ってからにして下さい」

ルイズ+キュルケ「そうね、ここはひとまずタバサの言う通り一時休戦しましょう」

ネスツ本部の格納庫に到着したルイズ達は気絶したギーシュを地面に引きづりながらもネスツ総帥の部屋を目指しました。

ネスツ本部の回廊を駆けるルイズ達は回廊の先に現れた荘厳な造りの扉を発見し、タバサが「ここですね」と言い、ルイズが「ここに居るのね。あたしの犬をかどわかしたあの方とやらが。あたしの犬に手を出すなんて絶対に許せない!!えーい!!」とルイズが扉を荒々しく蹴破り中へ入って行き、見ると暗闇が広がるばかりだった室内にゆっくりと光が差していき、同時にフードを目深に被った男の姿を浮かび上がらせる。

イグニス「・・・よくぞ、ここまで辿り着いた。KOFの優勝者・・・いや・・・虚無の魔法使いヴァリエールよ」

ルイズ「あんたが親玉ね。逢いたかったわよ!貴族の犬に手を出しておいてタダでは済むと思ってんの!?」

イグニス「粗暴だな。だが、それも良い。お前のその暴虐な性格を、私は嫌ってはいない」

タバサ「貴方は誰なのですか?」

イグニス「私の名はイグニス。ネスツの長であり、神に最も近い者。いや、神そのものなのだ」

キュルケ「キャー、ゼロオリジナルの小父様より美形じゃない!!超、私好みー!!!」

ルイズ「キュルケ、あんたは黙ってて!!!神様だって!?バッカじゃないの!!それよりもあたしの犬を何処に隠したのよ!?」

イグニス「ガンダールブの事か?彼ならば神である私に最初に仕えたいと願って来たのでな・・・」

ルイズ「何処に隠したのか言いなさいよ!!!」

イグニス「慌てる事は無い、まだ時間はある。もっと楽しもうではないか」

ルイズ「人の犬を拉致しておいて楽しもう何てふざけないでよ!!!」

タバサ「あのう、才人さんを拉致したのは私達に出会って会話を楽しみたかっただけなのでしょうか?ネスツの役目と言うのはそう言う物なのでしょうか?」

イグニスが「ネスツの役目などもう終わった!」と言い、中央に座るネスツの頭に手を乗せると、それが合図であったかの様にネスツの体はボロボロと灰となって崩れ落ちた。それをギーシュが「ウワッ!!」と驚き腰を抜かす。

イグニス「もうネスツにも!古い世界にも!古い人間にも用はない!この要塞都市が地上に降り立つ時、地上に新しい神が誕生する。魔法貴族達よ。お前達は新しい神の誕生の為に作られた道具に過ぎない。さあ、苦しめ、憎み、恐れよ!その力を私に向けて来い!私が人間を超えるために戦え!私が人間を超えた時、この世界に私という新しい神が誕生するのだ!私は選ばれたのだ。そう、全てを導く者として」

ルイズ「さっきから訳の分からない口ばかり叩いてんじゃ無いわよ!!あんたが神か何か知らないけどね。あたし達は魔法貴族よ、平民が神に何てなれる訳無いじゃない!!直にそんな生意気な口を利けなくしてあげるから覚悟なさい!!」(乗馬鞭をパシパシ手に取っている)

イグニス「全ては、定められた事なのだ。それを理解したまえ」

ギーシュ「理解出来る訳無いだろ」

キュルケ「それより才人を何処に閉じ込めているのよ?」

イグニス「神である私が自分の物をどう扱おうと自由だ。返して貰いたければ私に真の力を見せてみる事だな。さあ、来るが良い。チャンスを与えてやろう」

ルイズ「クーッ、良いわよ。望み通りヴァリエール家の力を見せてあげる。そして、あたしの犬を返して貰うんだから!!!」

戦闘開始して6時間、ルイズ・ギーシュ・タバサ・キュルケ4人全員で出場して総力戦になった物のイグニスの強さは桁外れでキュルケとタバサの炎と風の魔法はネガ・ジェネシスで弾き返されて、ルイズの急所蹴りはヴォイド・ジェノサイドに突っ込んだルイズの方がワイヤーダメージ受けるし、ギーシュの青銅のゴーレムはサジタルエッジスライスで落とされ、イーディアンブレイドで焼かれて全部消失したりと悪戦苦闘しました。

イグニス「今のが魔法ではあるまい。君の力はこんな物ではなかろう。ヴァリエール君。弱過ぎる、私が浚って来たガンダールブの方が強くないか?ヴァリエール君よ。それとも貴族とは弱さの事なのか?」

ルイズ「いちいち五月蝿いのよ、あんたは!!あたし達貴族は強いんだから!!!」

イグニス「ほう、ならば何度でもかかってきたまえ」

ルイズ「あんたに言われなくてもやってあげるわよ!!」

ルイズがイグニスに「馬鹿犬―っ!!!」と叫んで乗馬鞭での超必殺技「犬調教」を繰り出したが、イグニスが防御無視のMAX超必殺技「ブルータルゴッドプロジェクト」を繰り出したのでルイズは見事にブルータルゴッドプロジェクトで瀕死に陥り、キュルケとタバサも見事に喰らってズタボロにされて、残りはギーシュ一人になりました。

ギーシュがイグニスのブルータルゴッドプロジェクトを喰らう寸前、土の中からヴェルダンテが現れてイグニスにスライディング攻撃を仕掛けてイグニスは見事に転倒して初ダメージを受け。実は凶悪なイグニスにも弱点が有ってスライディング攻撃だった。

そして、ギーシュが「ヴェルダンテ、良くやった!奴の弱点はスライディングか!それならワルキューレ召喚!!」と再び青銅のゴーレムワルキューレの大群を呼び出して「皆、奴にスライディング攻撃を連続で仕掛けるんだ!!さあ、やれっ!!」とスライディング攻撃のラッシュでイグニスの体力が尽き様としてギーシュ自ら「止めだ!!!」とスライディング攻撃を華麗に仕掛けた時にイグニスが反撃のブルータルゴッドプロジェクトを放って来ましたが、ルイズが突然立ち上がって無意識のままMAX超必殺技「虚無の魔法」を放ちイグニスに止めを刺して見事にKO。そして、ルイズ・キュルケ・ギーシュ・タバサの体力がイグニスをやっつけた為に自然の力で回復しました。

キュルケ「ウ、ウーン。ギ、ギーシュ、私達勝てたの?」

ギーシュ「ああ、見事に勝てたよ。ヴェルダンテと僕のお陰さ」

タバサ「やりましたね」

ルイズ「ハアハア、やっと勝てたわ。ここまであたし達貴族を追い詰めた当然の罰よ!!さあ、タップリとお仕置きしてあげるから、覚悟なさい!!犬の躾をあたしの乗馬用の鞭であんたの体にビシバシ仕込んであげるからね」

ギーシュ「ルイズ、その必要は無いさ。もうこいつは僕とヴェルダンテによって死に掛けで二度と僕らに逆らおうと気もおきないよ」

ルイズ「仕方無いわね、まあ今はあの馬鹿犬を探すのが優先だから今回は諦めてあげる」

イグニス「わ、私が敗れたというのか?何故だ!?全てのデータに置いて、私が敗れる要素は無い筈だ・・・」

ギーシュ「これが僕達の・・・誇り高き貴族としてのプライドなのさ!僕達は魔法貴族のプライドを背負って生きてるのさ!それに、平民は僕達貴族には絶対に勝てない物なんだよ!背負う物が自分勝手な理屈だけと言う君に、負けてなんかいられないのさ!!」

イグニスが「貴族としてのプライドだと・・・背負う物だと・・・。その様な抽象的概念で・・・この私が・・・馬鹿な・・・。貴様の様なイレギュラーごときに」と言いながらズルズルと足を引きながら、虚ろな目で歩き出し、そのままネスツの玉座の裏にまで行くと、彼を待っていたかの様に二つの鉄柱がせり上がって来た。

イグニス「何故だ!?何故だ!?何をした人類は新しい神を望まぬと言うのか!?」

キュルケ「ちょっと貴方、何してんのよ!?」

イグニスが「人間共が神の降臨を望まぬと言うので有れば、私は全てを無に帰す破壊の悪魔となろう!」と狂った様に叫ぶと、彼とルイズ達を分断する様に、イグニスの玉座の前に分厚いシャッターが下りてくる。

キュルケ「何よ、自爆する気なの!?」

ギーシュ「止めろー!!」

ルイズ「馬鹿―っ!!死にたいのなら勝手に死んじゃいなさいよ!!!」
(ゼロオリジナルの時よりもボロボロと大粒の涙を流している)

そしてネスツ本部の崩壊が本格的に始まりあちこちで爆発が発生して地球の海に落下しようとして大気圏を突破した。

キュルケ「うわわっ、これってヤバイんじゃない!!早く逃げた方が良いわ!!」

ギーシュ「おいっ、ルイズ!何処へ行く気だ!?」

ルイズ「決まっているでしょ!!あたしの犬を連れて帰るのよ!!!」

キュルケ「そんな事、言っている場合じゃ無いでしょ!!才人の事は仕方が無いけど、私達が死んじゃどうしようも無いわよ!!」(ルイズの手を抑える)

ルイズ「だって、才人に逢えなくなるなんて嫌よ!!放しさないよ、キュルケ!!!」

ギーシュ「仕方が無い、ワルキューレ!!」(ルイズを魔法で操り人形にした後、青銅のゴーレムを召喚してルイズの腹にボカッとボディーブロを喰らわせて気絶させたルイズを青銅のゴーレムに運ばせる)

キュルケ「さあ、猛スピードで切り抜けるわよ!!タバサ、風の魔法をお願い!!」

タバサ「了解しました。風の魔法発動します」

キュルケを初めとして魔法貴族チームは風の魔法でスピードアップして一気に入口まで出た所でネスツ本部は雲を突き抜けて海に落ち様としていた。

キュルケ「キャー、結婚も決まって無いのに私こんな所で死にたくない!!」

タバサ「ピィー!!!」(口笛吹いてシルフィードを呼び出す)

ギーシュ「おおっ、シルフィード!助かったよ!!タバサ!!」

タバサ「早く乗って下さい」

キュルケ「分かったわ、ゼロのルイズも乗せた事だし出発」

シルフィードが来て全員乗せると爆発寸前のネスツ本部を飛び立って砂浜まで見事に運んで着地してネスツ本部はそのまま海に落下してチュドーン!!!!と大花火をあげて海底火山が噴火した様で水飛沫が飛んで来てシルフィードごと全員なんとか回避してKOF会場の近くの街の公園まで到着しました。

ギーシュ「ふーっ、今回は危なかったな」

キュルケ「本当よね、才人を連れ戻す予定だったのに大きな大会に出場して挙句の果てには宇宙にまで行って神様気取りの訳の分からない小父さんと戦う事になったりと私草臥れたわ」

ルイズ「う、うーん・・・」

キュルケ「あらっ、ルイズ、お目覚め?」

ルイズ「キュルケ・・・はっ、才人は!?」

ギーシュ「残念だけど、ネスツ本部で・・・」

ルイズ「嘘よ!!!才人の馬鹿―っ!!!」

タバサ「あのう、何か空から落ちて来ますが」

ギーシュ「危ない!!!」

ルイズ+キュルケ「キャーッ!!」

ギーシュがルイズ・キュルケ・タバサを庇って転がって回避すると落ちて来た物体を見た。物体はデルフリンガーだった。

デルフリンガー「あーっ、イテテ、酷い目に遭っちまった・・・」

ルイズ「デルフリンガー!!才人と一緒じゃ無かったの!?」

デルフリンガー「いやっ、ネスツ本部の牢獄に閉じ込められたのは俺一人だ。全く酷かったぜ。部屋は物置で汚いしよー。才人は何処か別の所に移された様だぜ」

キュルケ「じゃあダーリンはまだ生きてるのね。良かったじゃない!!」

ルイズ「別に良く無いわよ。主人に心配かけといて何処に居るのよ。あのアホ犬ったら」

ギーシュ「どうした、タバサ?」

タバサ「あの人、確か大会で優勝した時に私達に飛行船搭乗を勧めた大会役員」

眼鏡を掛けて茶色のストレートロングヘアーをして黒のジャケット+スカートのスーツを着たKOF2001大会役員がウロウロしているのを発見したルイズ達は大会役員に詰め寄って来た。

KOF2001大会役員「キャッ、あれは魔法貴族チーム!まずいわ、イグニス様も亡くなられたし、ゼロオリジナル様は行方不明だしとにかく逃げなきゃ」とリムジンに乗り込んで猛スピードで闘争する

ルイズ「あーっ、逃げた!!追うわよ、絶対に才人の幽閉場所を吐かせてやるんだから!!」

タバサ「ピィーッ」

キュルケ「シルフィード、頼むわ!!」

ギーシュ「よーし、追跡開始だ!!」

KOF2001大会役員の乗ったリムジンは東京ディズニーランドまで逃げてルイズ達を乗せたシルフィードも追い付き3時間のカーチェイスの末に大会役員は捕まってギーシュの操り人形の魔法にかかった。

KOF2001大会役員「キャーッ、どうか命だけは助けて下さい!!お願いします!!!」

キュルケ「だったら早くダーリンの居場所を吐く事ね。フレイム!!正直に言わないとその美人顔が焼け焦がれて台無しよ」
(フレイムが脅しで炎を吐き大会役員を脅す)

ルイズ「それともあんたがあたしの代わりの犬になってくれるのかしら?」
(ニヤリと笑って乗馬用の鞭を曲げてパンッて地面を叩いて脅している)

ギーシュ「レディーには乱暴な扱いはしたくないんだがね、フッ」

KOF2001大会役員「キャーッ、分かりました。ガンダールブさんはこの先のホテルミラコスタの最上階のイル・マニーフィコ・スイートに幽閉してます。これがそのカードキーです。お渡ししますので命だけは助けて下さい。私はただイグニス様に命じられただけでして・・・」

ルイズ「さっさと渡しなさいよ!!」

KOF2001大会役員「はいっ、どうぞ!!」

キュルケ「やっと才人の居場所が分かったわね。ここまで来るのに本当に苦労したわ。でもこの苦労感が私を燃えさせるのよね」

ギーシュ「やれやれ」

タバサ「さあ、才人さんを迎えに行きましょう」

デルフリンガー「よっしゃあ、才人を迎えにホテルミラコスタへレッツゴーだ!!!」

KOF2001大会役員「はあーっ、助かった。あんな性格の恐い子は見た事が無いわ、マチュアさんやヴァイスさんよりも恐いじゃないの。本当に殺されるかと思った」

ルイズ達がホテルミラコスタに入ると中は牢獄とは思えない立派な建物で美男美女揃いで高級レストランや高級品店も沢山揃っていた。

キュルケ「あらーっ、良いホテルじゃ無い!!早速ナンパしちゃおう」

ギーシュ「おおっ、あの子は僕の彼女として相応しい。そこのお嬢さーん」

タバサ「私達はレストランに行ってますので」

キュルケ「さあ、ルイズ。才人が最上階のスイートにてお待ちかねよ」

デルフリンガー「俺達は大会で疲れて腹が減っているからレストランで待ってるぜ」

ルイズ「別に待って無くても良いわよ。ちょっと行ってすぐ才人を連れ戻すだけだからすぐに戻ってくるわ」

ルイズが皆とロビーで別れるとイル・マニーフィコ・スイートのカードキーを持ってエレベータに乗って今までのKOF大会の苦労を想像しました。ようやくエレベータが最上階5階のイル・マニーフィコ・スイートのドア前に着くと「才人」と顔を赤らめて照れながらも扉をカードキーを通して「迎えに着たわよ、才人!!」と元気良く入りました。

いざ中に入ってみるとリビング奥のベッドルームにて才人が見慣れない女の子と話をしてました。二人ともルイズには気付いてません。その少女の名前はKOFマキシマムインパクトに登場した白魔術師ミニョン・ベアールで、才人とベタベタしてます。

ちなみにルイズは無言で前髪に目が隠れて光らせながらも乗馬鞭をグググッと構えて嫉妬の炎が燃え上がってます。

才人「へーっ、君もネスツに拉致されてたんだ」

ミニョン「あたしもねえ、最初はビックリしたわよ。監視付きで暗い牢獄に閉じ込められると思っていたのにこんな良いスイートで貴方の様な素敵なお兄さんと会えたのだから」

才人「いやー、照れるなー!!ハッハッハッ!!」

ミニョン「でも、良い人よね。イグニス様って、美形だし神の生贄としてあたしを拉致した割にはこんな良い部屋を紹介してくれる何てね」

才人「ああ、食い物は美味いし、トリステインの魔法学院に居た時とは大違い!!」

ミニョン「ところで、才人。貴方はトリステイン王国出身なの?」

才人「いや、違うって。俺は元々日本人なんだけど、秋葉原をうろついていたら変な空間を発見して興味半分で触れたらトリステインの魔法学院に引き擦り込まれて無理矢理ゼロの魔法使いルイズ・フランソワーズに犬にされて酷い毎日で散々だったよ」

ミニョン「ルイズ、何かルイーゼと間違いやすそうな名前よね」

才人「ねえ、ルイーゼ・マイリンクって誰?」

ミニョン「ああ、この娘よ。身長175cm・体重58kgの抜群のプロポーションしてるの。普段は冷徹で温和な女子大学院生なのにいざ戦いになると容赦しないんだから。おまけに家はドイツでもお金持ちなの。空は飛べるし、例えて言うなら蝶ね。時々眼鏡も掛けるのよ。10カ国語も話せる才女で私も羨ましいわ」

ミニョンがルイーゼ・マイリンクの写真を見せると才人も鼻の下伸ばして熱中して見始めた。

才人「うひょーっ、俺より背が高くて格好良いじゃん!!マジ好み!!今度声掛けてみようっと」

ミニョン「ちょっと、あたしはどうなのよ」

才人「御免御免、冗談だよ冗談、ハッハッハッ!!!」

ミニョン「もう、冗談キツイんだから、才人って。もうお仕置きしちゃう」(才人の顔を豊満な両胸に挟んでパフパフしている)

才人「お、おいっ、よせってば!」

ミニョン「大丈夫よ、イグニス様が生きている限りホテルには入れないんだから。どうせこのまま幽閉されるんなら楽しく過した方が良いじゃない!このホテル内なら自由行動も許されているし監視も無くこんな牢獄なら一生暮らしていたいわ」

才人「そ、それもそうだな」(ミニョンの胸を触ってイチャイチャしている)

ミニョン「あっ、そうそうさっき才人が話していたルイズってどんな子なの?」

才人「余り首突っ込まない方が良いと思うけど。話せばこれが又長くなるんだ。ミニョンと同じピンク色の髪の毛の割に超短気ですぐカッとなる・犬使いが荒い・冷静さ0・可憐さ0・魔力0・身長は153cmで胸0・色気0・謙虚さ0・厄介度MAX・魔法を使うと失敗して爆発・急所蹴りが強烈・超高慢チキ・俺が他の女の子と仲良くしていると犬と叫んで乗馬鞭で容赦無く猛烈で痛くて恐いお仕置きする・似合わないシルクのフリフリパンツを洗濯させる・ガサツ・意地っ張り・超ドケチ・お仕置きする時は短くて丈夫な乗馬鞭をドレッサーの上段から取り出して構えて躾と称してひん曲げてから始める・短足で人の顔を踏み付ける」

ミニョン「キャハハハ、何それ?本当に貴族の魔法使いなの!」

才人「信じられないだろ。君とは大違い。まさに欠点の塊」

ミニョン「ねえ、才人。私と結婚しない?私ならそんな生意気なガキと違って幸せにしてあげるわよ。ここ数日貴方と出会ってから、チョコレートやフルコースを食べたりワイン飲んだりエステに通ったり一緒にお風呂に入って体の洗いっこしてフカフカのベッドで二人一緒に良い思い出を作って来たじゃない」

才人「良いじゃん、ここはディズニーランド直営のホテルだし見晴らしも最高で50万円の部屋で君と過せるなんて最高だよ。まあ、ルイズの事はちょっと引っ掛かるけど、ミニョンと獄中恋愛してからはミニョン一直線さ」

ミニョン「もう、ダーリンったら、チュッ」

才人「んっ、ミニョン、愛してる」

何と才人はネスツに拉致されてホテルミラコスタのイル・マニーフィコ・スイートに幽閉された時に一緒に幽閉されていたミニョン・ベアールと色気に負けて仲良くなって、ルイズ達がKOF大会で苦戦している間もずっとミニョンとイチャイチャして同棲生活を送って快楽を味わい続けていたのでした。

ミニョン「しかし、一度で良いからルイズってガキの顔を見たいわね。キャハハ」

才人「あーっ、駄目駄目、とても人に見せる顔じゃないから。おまけにあの性格でシルクのフリフリパンツ履いているし。ワッハッハッハッ!!!」

才人「その代わりルイズの歌を作ってみたんだ。聴いてくれる?前に歌った時は飯抜き刑にされて参ったけど今度は大丈夫」

ミニョン「是非とも聴かせて!!!」

才人「ルイ、ルイ、ルイズはダメルイズ〜♪魔法が出来ない魔法使い〜♪でも平気、ゼロのルイズは女の子だも〜ん」

ミニョン「キャハハハ、面白いーっ!!それじゃあたしも。ルイ、ルイ、ルイズはダメルイズ〜♪魔法が出来ない魔法使い〜♪でも平気、ゼロのルイズは女の子だも〜ん」

才人+ミニョン「ルイ、ルイ、ルイズはダメルイズ〜♪魔法が出来ない魔法使い〜♪でも平気、ゼロのルイズは女の子だも〜ん。イエーイ、ハッハッハッ、キャハハハハハ!!!」

二人が騒いでいると乗馬鞭をヒュンッパシッと鳴らす音が二人が恐る恐る振り返るとそこに怒りゲージMAXのルイズがいました。

ミニョン「!!キャー、何よこのガキ!?」

才人「!!ゲーッ、ル、ルイズ・・・」

ルイズは無言のまま乗馬鞭をググッと構えて前髪に隠れた両目がキラーンと光りました。

ミニョン「えーっ、何、このチビガキがルイズなの!?」

ルイズ「あらーっ、可愛い彼女じゃない。ご主人様に内緒で何をやってたのよ!?」

才人「い、いや、これはその・・・」

ルイズ「それに随分言いたい事を言ってくれるじゃないの!!」

才人「ま、待て、ルイズ。話せば分か・・・」

才人がそう言うとルイズは顔を上げてニヤリと笑って「問答無用!!!!!」と叫んで乗馬鞭をしならせたので才人は「ギャー!!!!!」って逃げて「ちょっと待ちなさいよ、コラーッ!!!!!」って追い掛けて5分後に才人が椅子に足を躓いてルイズにドロップキック入れられて見事に捕まり地獄超の拷問が始まりました。

ミニョン・ベアールはそれを見ていて「キャーッ、何て恐ろしい子なのかしら!!あんなガキ、KOFでも見た事がないわ!!」と恐れてましたがね。

KOF2001で苦労と心配していた分、怒りも桁外れに凄まじくルイズに「この馬鹿犬ーっ!!!あたしがどれだけ心配したと思っているのよーっ!!!ご主人様に苦労掛けさせて!!!あんたと言うアホ犬はーっ!!!今日という今日は絶対に許さない!!徹底的に躾てあげるわ!!!」と頭をガシッと捕まれて地面にゴツンッガツンッ×∞回叩き付けられて、膝蹴り×∞回とハイキック×∞回お見舞いされて、急所蹴りをカーンッ×∞回お見舞いされて、踏み潰し×∞回に加え乗馬鞭でパンッ×∞回体と顔のあちこちを叩かれて「NO―ッ!!!ギャーッ!!!グエーッ!!!グオーッ!!!ギエーッ!!!グワーッ!!!アーオッ、アーッ!!!」って才人は凄まじい拷問を520時間受け続けて部屋から出て来た時は包帯と痣と傷だらけのミイラ男と化してルイズに首輪を付けられて皆の所に戻って皆も驚いてトリステイン王国にシルフィードに戻りました。

そして才人がルイズの拷問で受けた傷は完治した物のルイズはますます厳しくなって犬使いも更にエスカレートして乗馬鞭打ち回数とキック回数も増えて仕事もキツくなりました。それでも才人は扱き使われる物の傍らでは幸せそうです。

THE END