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fishing report
 
 
熊野・大和島
  ■2006/01/08(日) 晴れ 北西の風 水温14.6℃

今回はおよそ6年ぶりとなる磯釣りに学生時代からの友人Mと熊野の磯に行ってきました。
あまりに久しぶりなので2人とも磯用のタックルを全ては持っておらず前日にあわててブーツとバッカン、道糸などを購入。タックルに関しては自宅を出発するまで何か忘れているような気がして仕方がありません。
でも何が足りないのか久々だと判らないものですね。(笑)
案の定ライフジャケットにラインカッターを付け忘れてハサミなしで現地まで行ってしまいました。(T_T)
しかし友人Mが2つ持っていたので何とか助かりましたが・・・。

現地には4時半ごろ到着。
まだ誰も居ないので仮眠していると気付いたら20名ほどの釣り客が防寒服を着て既に出船を待っているではありませんか。
あわてて友人Mを叩き起こし準備をしました。
船頭さんに挨拶をしに行くと、丁寧に前日までの状況を教えて頂けました。
どうやらエサ取りは殆どいないようでヒットしているタナは4ヒロ(1ヒロは1.5m)より深いようです。
これは磯際1本勝負になりそうだなと思いながらどんな磯に上げて貰えるのかワクワクしながら出船しました。
初めて利用する渡船屋さんなので磯渡しの順番は多分最後だろうなと思っていたのですが何故か5番目でしかもかなり良い感じの磯に上げて頂けました。(あとから名前を聞いたところ大和島というそうです。)
磯の正面にはカモメ島という磯があり丁度その島との水道になった部分が釣り座です。
水深は磯際で4ヒロほど。
水は非常にクリアーでおそらく5ヒロくらいは見えています。
際狙いをしようと思っていたのですがこれでは全くノー感じ。しばらくコマセを磯際に打ち込んでみましたがグレの姿は確認出来ません。
この時期のグレ釣りはとにかく1発出たら大きいですが、時合いはお昼ごろのわずかな時間に集中することが多く朝のうちは磯の周りの地形を探ります。
竿3本沖で9ヒロほどに落ち込んでいて今回はどうやらそこがポイントになりそうです。

10時ごろより多少荒れ気味になり、サラシがかなり大きく沖に払い出しているので仕掛けが安定せず狙っているポイントに留まりません。
仕方なく1号丸玉おもりがセット出来る浮力の強いウキを使用してタナ9ヒロの遊動仕掛けにしました。
グレが浮いてくる気配がないのでボトム狙いです。
コマセもこのタナでは付けエサとの同調とか出来る深さではないのでエサが溜まりやすい潮目付近を重点的に狙います。
すると11時ごろ待望の当たり!
海面のウキが一気に消え、久しぶりなのでちょっとビックリしました。(笑)
とにかくデカイのがきたらバラさないようにとヘビーなタックルを使っていたのであっさりと寄ってきましたが久しぶりのグレの引きはやっぱ最高です。
サイズはこの時期としては意外な35cmほどだったので引き抜く事にしました。
しかし、やってしまいました。なんとUFOキャッチャーで景品を落とした時のように空中でバラシ。(T_T)
そのままグレは水中に帰っていきました。

その後は当たりが無いどころかエサすら取られなくなり時合い終了。
港に帰ってから船頭さんに報告するとこの時期は掛かりが浅いからタモですくった方が良いよとアドバイス頂きました。ちょっと反省です。((((^_^;
20名ほど釣り客は居ましたが、他に釣ってきた人は2人だけのようで最大で44cmまでが3本という厳しい釣果でした。
潮が動かなかったのがかなり影響しているみたいでしたが、また良い日にチャレンジしてみたいと思います。


※今回のタックル
ロッド NFT IGハイスピード・エアノス磯 2号
リール Shimano BBX 5000
道糸 ナイロン3号
ハリス 東レ トヨフロンLハード 3号
オーナー カットグレ 6号
ウキ 自作円錐ウキ 3B〜1号
エサ ボイルのオキアミ Mサイズ
 
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