・四半的弓道って何?


四半的弓道とは
  宮崎県日南・飫肥城(おびじょう)に450年の昔から伝わるミニ弓道です。 
的までの距離が4間半(8m20cm)で、4尺5寸(約1m36cm)の弓と矢を使い、
4寸5分(約13cm)の的を射って当たりを競います。全ての長さが4半なの
で四半的と呼ばれています。                    

【歴史】
 島津、伊東の戦国時代に農民が竹の半弓を持って戦に参加し、勝利に
大きく寄与した事によって、娯楽用として弓矢を持つことを許されたの
が始まりと伝えられています。現在では、四半的弓道の愛好者は宮崎県
を中心として広く親しまれ、日南市では無形民俗文化財に指定されてい
ます。                              

 競技方法〜矢は1本ずつ10射して3回、30射の当たり本数で競い、個人戦
       、団体戦(1チーム5名以内)があります。           

『心・技・体』
 長い矢と、座って射つのが大きな特徴で、男女の別なく、自分の体力にあ
った弓具で的に向かい、正しい姿勢と平常心を養うことにより、精神と身
体を共に練り上げ、沈着に熟慮する心と強固な決断力を養います。 又地域
および同年代の人たちとの競射は、心のふれあいを密にしています。     

 中高齢者、女性向けの、だれでも簡単に気軽にできるミニ弓道として
愛好者は増えています。 また、ご夫婦ご一緒に出来る生涯健康スポーツ
としてもお勧めします。                     

右模範画像 左模idth= 美々画像 
(連盟大会にて)
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