18・1・17(火)  天気:「晴れ時々曇り」


07:21奥多摩湖駐車場→ 07:40倉戸口→ 08:51〜09:01倉戸山→ 09:53峰谷分岐→ 10:18〜10:22水根谷分岐→ 11:00〜11:27鷹ノ巣山→ 11:55城山→ 12:13将門馬場→ 12:35〜12:50六ツ石山→ 13:24風ノ神上→ 13:55水根→ 14:12奥多摩湖駐車場


 今年の初登山に臨んだ鷹ノ巣山は、雲取山の近くにあるせいか地味で目立たぬ存在だが、標高1757m、奥多摩湖からの標高差約1200m、山頂の眺めも素晴らしく立派な山だ。
 奥多摩湖ダムの駐車場に車を置いて車道を歩き始める。登山口の倉戸口バス停から熱海の集落を抜けしばらく行くと山道になる。寒波に慣れた身体には、今日の気温は暖かく早くも汗ばんでくる。やっと登山に脚が馴染んだ頃、倉戸山頂に着く。

 
この先しばらく緩やかな尾根の登りが続く、樹林帯の快適な道だ。昨日の雨は標高1200m以上で雪となったようで、白い道に足跡を刻みながら登って行く。水根谷分岐を過ぎて、しばらく登ると石尾根縦走路出合。左に曲って鷹ノ巣山へ最後の登りにかかる。陽の光に樹氷が輝いて絵になる景色だ。
 山頂に着いた頃から雲量が増えて思ったほどの眺めはない。標柱に備付けていた寒暖計を見ると気温―3度。食事を兼ねた休憩を終えると、石尾根縦走路を六ツ石山に向け出発する。
 しばらく行くと単独で登ってくる男性と出会った。今日初めて、そして唯一出会った登山者だ。途中は縦走路にかかわりなく稜線を忠実に進み城山〜将門馬場を越えて、緩やかな登りの後、六ツ石山頂に着く。
 奥多摩はよく来ているが、ここは私にとって初めての山頂かも知れない。眺めも良く、西の方角には遠く白銀の南アルプス連山が見える。本物を見た事が無いので大げさかもしれないが、まるでネパールの里から遥かヒマラヤの雄峰を見るような迫力がある。
 ここから奥多摩湖への下山道も初めて歩く道だ。最初は滑り易い泥濘の道が続き、その後は樹林帯の急坂を転げる様に降ってダムの真下にある水根集落に着いた。車道を奥多摩湖駐車場まで行き、車で青梅街道から飯能を経由して我家に戻った。


 倉戸山山頂



 石尾根



 鷹ノ巣山



 鷹ノ巣山山頂