フィルターのデータは行ごとに読み込まれ処理されます.
その際,行頭と行末のスペース(空白,タブ)は無視されます.
共通のフォーマットは以下の通りです.
- 書式
-
$[key] ([name]) [code]
([code])
([code])
・
・
- $[key]
- [key]ブロックの開始.
大文字小文字区別なし
- [name]
- パラメータ定義の場合のパラメータ名.
無名の場合には @ を置く.
- [code]
- 計算式,数値,または選択肢
選択肢のみ大文字小文字区別なし
$[key] でデータの種別を識別します.
例えば [key] が pre の場合,pre タイミングで評価されるパラメータ定義を表します.
[name] はパラメータ定義の場合のみ存在します.
[key],[name],[code] の境界はスペース(空白またはタブ)です.
ただし,[code]内のスペースは[code]に含まれます.
[code]は[key]または[name]の後,および独立した行として記述できます.
[code]が式の場合,複数行に分割して記述できます.
Key ごとの説明
パラメータ定義
- 書式
-
$[key] [name] ([eq])
([eq])
・
・
- $[key]
-
次表より指定する.
$Pre |
Pre タイミングで評価されるパラメータの定義. |
$Pixel |
Pixel タイミングで評価されるパラメータの定義. |
$Post |
Post タイミングで評価されるパラメータの定義. |
- [name]
- パラメータ名,無名の場合は @.
- [eq]
- 計算式.複数行に分割可能.
変換関数定義
- 書式
-
$[key] ([eq])
([eq])
・
・
- $[key]
-
次表より指定する.
$R | 赤色変換関数の定義 |
$G | 緑色変換関数の定義 |
$B | 青色変換関数の定義 |
$X | X変換関数の定義 |
$Y | Y変換関数の定義 |
$Shader | Shaderの定義 |
- [eq]
- 計算式または Shader 言語による記述.複数行に分割可能.
Mode設定
- 書式
-
$Mode [code]
- [code]
-
RGB, XY, Shader のいずれかを記述.
大文字小文字区別なし.
RangeOutMode設定
- 書式
-
$RangeOutMode [code]
- [code]
-
BackColor, Mirror, Circulation のいずれかを記述.
大文字小文字区別なし.
BackColor設定
- 書式
-
$BackColor [r] [g] [b]
- [r]
-
赤色成分.[0,1]範囲の実数値(以下同じ).
- [g]
-
緑色成分.
- [b]
-
青色成分.
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