Tour of "TEN STOIES 2"
in NHKホール大阪
2008.5.10
仕事終わりにモノレールと電車を乗り継いで谷町四丁目へ。
御堂筋線から谷町線への乗り継ぎは一度改札を出るのだ。
大阪に出て二十年目になるのだが初めて知った。 雨のせいで気温が低い。
胸に巻かれたバンドで多少寒くても肋骨は痛まない。
ライヴ前の高揚感もあるのだろう。
まったく大人気ないことに、この年になってもライヴとくれば高揚してしまうものである。
今回に関して言えばわしは相当の期待感を持っている。
なんせギターが蘭丸西村松藤(敬称略)の三本なのだ。
この三本から如何なるグルーヴが生まれてくるのか 楽しみにしないわけにはいかない。人として。
今回の席はやや左寄り。
普通のホールなら20列目ぐらいになるのだろうか。
これで中央ならちょうど良いぐらいの視野になるのだが贅沢は言うまい。
暗転。
左からメンバーが出てくる。
一人だけ中央から出てくる真っ赤なジャケット。
駅
なんだこりゃ(^^;
こんな曲じゃなかった筈。
少なくともオリジナルは。
過去に捕らわれた陰鬱な曲だった筈。
躰を揺らすような曲ではなかった筈。
あぁ、でも躰が勝手に動いちゃうんです by宇能鴻一郎
さすがに「ジュン、」はないものの、背中をゾクゾクと駆け上がるものが。
凄いなあ、と素直に感心する。
間奏あたりでは口が開いてた。
なんじゃろかこのグルーヴ感。
I LOVE YOU
だからそんな曲では(笑)
わしはいまだかつて尾崎の唄がいいと思ったことはない。
他人任せで脆弱な感じには共感し得ないのだ。
半分以上強迫観念でもあるのかもしれないが、とにかくそうなのだ。
それがこの演奏なら「あり」と思わせてしまう。
音楽には不思議な力があるとよく言うが、 この演奏を聴いてるとそれは不思議でもなんでもない。
めぐり逢い
思わずステージを隈無く探してしまったのはわしだけじゃないよね?(笑)
甲斐さんの声を落として三人のコーラスになるとこが好きだな。
これは絶対「ビューティフル・エネルギー」で味をしめてのアレンジに 違いないとわしは勝手に決めつけているのだが、
松藤甲斐の並行(平衡でも良い)にもう一味加えると更にいい感じ。
してやったりとか思ってるな、絶対。
それにしても松藤さんの動きが大きい。
このグルーヴ感をアコギで作っている。
っていうか、なんでこんなに聴こえるかなあ、アコギが。
タイガー&ドラゴン
MIAMI FUNKWAX色のコートを着た蘭丸が登場。
蘭丸の「わかちゃかわかちゃか」は世界レベルです間違いなく。
ここまでの三曲でもグルーヴ感は相当だったが、 蘭丸が入るとうねりのレベルが格段に上がる。
蘭丸によるものだけでなく、他のメンバーの演奏もまたうねりまくっている。
相乗効果という表現には収まらない。
蘭丸の動き自体、いつもより大きい。
ノっている証拠だろう。
別れましょう私から消えましょうあなたから
もう探しませんよさすがに(笑) だからなんでそこまで聴こえてくるアコギ。
グルーヴ感にドライヴ感も相まってまあ気持ちいいのなんの。
タンクトップの上にバンドを巻いてきたのを後悔しきり。
さすがに脱げねえ。
marionette
だからなんで以下略。 おかしいよあなた。
しかしこの曲、甲斐さんの声が聴こえ過ぎる嫌いがあるのはわしだけだろうか。
声質は落とせないのだから音量をもう少し下げた方が良いような気がする。
NY三部作のMixのように声を絞り込んだ方が。
まあこの辺は個人的な感覚なのだろうが。
あぁもう脱ぎてえ。
嵐の明日
この曲をここに挟んだのは秀逸。
Ten stories2(TS2)には甲斐よしひろにはありえないほど脆弱なキャラクターの曲ばかり。
まだ書いてないアルバムレポのネタバレになるが、わしはアルバムを聴いてまたも違和感を感じた。
それらアルバム内の唄にあるキャラクターの脆弱さは、甲斐よしひろが唄ってきたキャラクターには
ほとんどと言って無いもの、もしくは否定されてきたものだったからだ。
というよりわしが否定してきただけかもしれないが。
この辺は思い入れというより思い込みの部分があるので正しいかどうかは知らないが、 まあそんな風に感じていたのである。
で、TS2の曲が連なっていきなり甲斐に戻るとギャップが出来てしまうところに「嵐の明日」である。
冒頭からいきなり自信なさげな珍しいキャラな曲である。
全く流れを損なうことなく、甲斐な世界に誘うことに成功している。
ちょっと想像してみて欲しい。
ここにこれ以外の曲がありえたかどうか。
巧い。巧すぎる。
安奈
MCを挟んでレゲエな安奈。
JAH-RAHの叩くレゲエはいい。 からくりもいいが、これもまた。
この季節なら安奈はレゲエな方が違和なくできるし聴けるのだろうか。
胸いっぱいの愛
Straight Life Tourでも演ってるが、甲斐バンドの時は THE BIG GIGでしか演ってないのか。
元々ドライヴ感のある唄なだけにこれだけうねると楽しすぎる。
地理が読めない某A女史も大喜びな事だろう(笑)
わしが山走って楽しいのはこの感覚があるからだな多分。
港からやってきた女
第九肋骨がどうした
わしは腕を上げるぞこの野郎っっ!!痛
蘭丸のテンションが凄い。
またそこに前野さんのホンキートンクが絡みついてうねるうねる。
グラインドはやっぱ気持ちいいんですよ奥さん。
蘭丸が入って何度目の港か判らないが現時点最高の演奏。
絶対・愛
坂井さんの三連ベースがまた凄まじい。
この上にならどんだけうねっても完全に乗って行ける感じ。
メンバーみんなが好き放題にありったけうねり絡んで
あんたらほんま三連好きなんやねえってそれはともかく
波動砲かソーラ・レイでぶち抜かれたような感覚。
いやほんま脱ぎてえってば。
風の中の火のように
グルーヴ感がいいのはこういう曲で際立つ。
射し込む光がリアルに見える。
空気の流れやうねりが光で顕在化するように。
翼あるもの
港に打ちつける波が見えた。
間奏で蘭丸のリフに西村さんが絡み込む。
欲を言えばもっとこの二人の絡みが見たかったような。
漂泊者
あっという間にラスト。
前野さんのハモンドオルガンが効いてる。
この曲の狂気を表すにこれほど似合う楽器があるのだろうか。
・・・ぐらいしか言葉に表せる記憶がない。
後半になるとトランス状態に陥ってしまい レポの記述が粗くなるのはいつものことなのだが(笑)、
ただひたすら気持ち良くなってるのだからしょうがない。
〜Encore 1〜
ダイナマイトが150屯
一息入れて冷静になった頭をぶっ飛ばす爆弾。
頭から寄生体が生えるかと思った<バイオハザード4
しかし150屯に関してはbs(Before ChristならぬBefore Sakai)という言葉を作りたくなるのだが、
坂井さんが入ってからとその前では全然ビート感が違う。
この日もまた事も無げに凄まじい演奏。
これにメンバーのグルーヴが絡み込んでいくのだから。
あばずれセブンティーン
ここ数年聴いてないのにも関わらず唄えてしまうのは何故だろうか(笑)
後奏に入ると松藤さんが飛び降りてくる。
何かあるのかと観ていればリズムに合わせて五人が振り。
こういうあざといのは珍しくもあるがそれだけに素直に楽しい。
ただ合わせて躰を振ると折れていた事を思い出してしまったのだが。
レイン
何が本家かオリジナルかもう既に訳の判らない状態だがこの曲は欠かせまい。
叙情と扇情が入り混じり溶け合う妙は何度味わっても新鮮である。
ただ、もう一度欲を言うが西村さんがもっと絡んだのを観てみたいのだが。
〜Encore 2〜
光あるうちに行け
「Singer」以来だから13年ぶり。
始まって「この曲何」となるのは久しぶりか。
オリジナルより起伏に富んだアレンジが施されてなおかつこのメンバー。
希望を唄ったものではあるが更に強い意志が見てとれる曲に仕上がっていた。
ティーンエイジラスト
甲斐バンドver.のティーンエイジラスト。
涙が流れたのは肋が痛かったからという事にしておこう。
HERO
オーラスでHEROは・・・記憶にないぞ?
あれ・・・しかも記憶飛んでる・・・・・
あれれ・・・???
いかん、わしとしたことが完全に憶えてない。
すみません全く憶えてませんm(_ _)m
終演。惚けたまま会場を後にする。
入ったのは「楽宴」と看板の出た居酒屋で
「タイガー&ドラゴン」などという焼酎を呑んでみたりもした。
何という爽快感と充実感。肋の痛みをしばし忘れたりも。
気持ちよかった。
端的に言えばここ数年で一番良いライヴだったように想う。
なんせわしの記憶がぶっ飛ぶぐらいなのだから(笑)
少なくとも会場を満たしたグルーヴ感がそれほどに扇情的であったのは間違いない。
グルーヴグルーヴとしつこいのでこの点はこれぐらいにしておこう。
今回のわしの席はやや離れめであった。
おかげでステージ全体が観えたのだが、ちょっと訊いてみたい。
ステージの上に隙間があったか?と。
わしの眼には隙間など見えず、音と光に満たされた一つの生き物のように映った。
やはりステージは生き物なのだなと再確信したのだが、どうだろうか?
この辺り是非ともBBSにでも書き込んで教えていただきたいのだが。
元々甲斐よしひろはステージ上に隙間が出来るのを嫌う。
アコースティックの場合は別だろうが、 少なくともフルバンドで演る場合には
極力ステージ上に隙間が出来ないようにしていると思う。
従ってそんなものがほとんど無いのが常ではあるのだが、
今回はいつもよりも更に隙間が感じられなかったように思う。
いやむしろ空気が凝縮されたように密度を増していたほどではなかったろうか。
まるで重力崩壊を起こす直前の星のようである。見たことはないが(笑)
変光星ミラが膨張と収縮を繰り返すように、
ステージ上の空気はうねりながら凝縮と開放と繰り返していた。 いやだから見たことはないのだが。
わしは勝手にバンドとユニットの違いを「一個のものか否か」で定義付けしているのだが、
その意味では間違いなく一つの生命体である、バンドであったと確信している。
それは演奏だけではなく、照明やPAに依るところもあるのだろうが、 一塊りの何かがステージにあったのだ。
フットボールでもよくいう事だが、素晴らしいチームと素晴らしいバンドは
有機的結合体であるという点で相似形なのかもしれない。
フットボールの話が出たので準えてみるが(笑)、
オランダトリオ時代のACミラン、 ギャラクティコになる前(笑)のレアル・マドリー、
それぐらいに驚嘆と感嘆に満たされた「チーム」であったと思う。 ・・・・言い過ぎか?(笑)
ふと想い出したのだが、前回の甲斐バンドはNHKホールでも観た。
爆風にも似た衝撃をわしに与えた、あのライヴを。
もしかしたらNHKホール自体がそんな場所なのかもしれない。
他の会場には行ってないのでわしは判断がつかないが、 ここでもう一つ質問しておこう。
他の会場と比較して、NHKホール大阪のライヴはどうだったか。
他の会場も同じ様な雰囲気だったか。
それともNHKだけがずば抜けて良かったのか。
わしはなんとなくNHKホール自体がメンバーのテンションを上げ、
それが客席に伝わりやすい場所なのではないかと感じている。
全くのインプレッションでありなんの確信もないのだが。
以上二点の質問、できればご回答願いたい。
しかしほんと、なんでわし他の会場行かなんだんじゃろ・・・・(ToT
さて。 今回も当然のように本題に入ろう。 まだまだ終わらせないのである。
今回のセットリストは以下。
1.駅
2.I LOVE YOU
3.めぐり逢い
4.タイガー&ドラゴン
5.別れましょう私から消えましょうあなたから
6.marionette
7.嵐の明日
8.安奈
9.胸いっぱいの愛
10.港からやってきた女
11.絶対・愛
12.風の中の火のように
13.翼あるもの
14.漂泊者
〜アンコール〜
15.ダイナマイトが150屯
16.あばずれセブンティーン
17.レイン
18.光あるうちに行け
19.ティーンエイジラスト
20.HERO
甲斐バンド時代の曲は7曲+1曲(あばずれ)、ソロ以降は12曲うち6曲がTS2から。
20 Stories Tour(20S)はバンド前期:3、後期:3、翼あるものから一曲。
Tour of TEN STORIES2(TTS)ではバンド前期:4、後期:3、翼あるものから1曲+ティーンエイジラスト。
ただし150屯をどうするかにもよるのだが(^^;
まあここはバンドに入れてしまおう。
ついでにソロ、KAI FIVE、10 StoriesまたはTS2からをSt.とまとめると
20Sではソロ:4曲、KAI FIVE:2曲、St.:7曲、
TTSではソロ:2曲、KAI FIVE:3曲、St.:6曲、
内訳を細かく分けてみよう。
20Stories Tour
|
Tour of "TEN STORIES2"
|
|
甲斐バンド前期 |
3
|
4
|
甲斐バンド後期 |
3
|
3
|
翼あるもの |
1
|
1
|
第一次ソロ |
3
|
1
|
KAI FIVE |
2
|
3
|
第二次ソロ |
1
|
1
|
甲斐バンド(BIG NIGHT) (1) |
(1)※
|
1
|
10Stories or Ten Stories2 |
7
|
6
|
※三つ数えろのアレンジは明らかにBIG NIGHT ver.だった。
ここまで構成が似通っていれば、20SとTTSが同じシリーズだと 言い切ってしまっても全く問題あるまい。
同じ名を持つカヴァーアルバム発表後のツアーという点よりもむしろ、 わしはこちらの方が重要だと考える。
20Sから一貫したシリーズとして、TTSがあったのだ。 しかし・・・・・・
・・・前の分析でここまで気づかなかった(瀑)
既に20Sで甲斐よしひろの全活動を網羅しとるがな・・・・
ちくしょう・・・・・
気を取り直して続けるが、やはりわしは抜けてるなりに正しかったようだ。
さあ、かなり前に作った対比表を更にもう一度見てみよう。
アコースティック | My Name is KAI | Classic KAI |
甲斐バンド | Beatnik tour 2001 | Rolling Circus Review |
実験的ライヴ | Rockument | アコギなKiller Gig |
年代別解析 | Series of Dreams | (20 Stories Tour)? |
あ、もう( )?は要らんね。
こうだ、こう。
アコースティック | My Name is KAI | Classic KAI |
甲斐バンド | Beatnik tour 2001 | Rolling Circus Review |
実験的ライヴ | Rockument | アコギなKiller Gig |
年代別解析 | Series of Dreams | 20S & TTS |
つまり、 Series of Dreamsではそれぞれの年代で区切って表したものだが、
20SおよびTTSではそれぞれの年代を網羅して表したのだ。←既に断言
そう考えれば「年代別解析」という言葉は的確な表現だったと自画自賛する。
「解析」という言葉に是非はあろうが、 甲斐よしひろの全活動を網羅しつつ、
甲斐よしひろというアーティストの一面をあぶり出して行くという意味での 「解析」とこじつけてしまえば問題あるまい。
”あるわい”という声は聞こえないので続けよう。
20S(春)では甲斐よしひろというシンガーのStreet性、
20S(秋)では同様に甲斐よしひろというシンガーのスケールが 示されたのではないかとわしは推論しておいた。
とすれば、今回も甲斐よしひろというシンガーの一面が示されているはずである。
ここでTen Stories 2について考えてみる。
別にアルバム評を書くつもりだったので上のようには書いたのだが、
どうしてもTen Stories 2に触れなければ先に進まないので、 ここでまとめてしまうことにする。
先にも言ったように、わしはTen Stories 2にあるキャラクターは
甲斐よしひろの世界のキャラではないと考えている。
”何もかも許された愛じゃないから”と唄う「I love you」のように
「愛し合う二人」に「周囲を介在」させてしまう脆弱な姿勢など考えられない。
”私だけ愛していたことも”と唄う「駅」のように
「愛されていないこと」に泣き言を言うような姿勢もまた、考えられない。
現実問題としてそれはあって然るべき状態なのではあるが、
甲斐よしひろの唄の世界で言えばそれはほぼあり得ないとすら思う。
Ten Stories 2にあるキャラクターは総じて甲斐よしひろから乖離している。
わしは戸惑いにも似た違和感を覚えた。
10Storiesではメロディに違和感を覚えたが、 こちらの違和感の方が強いものだった。
そんな違和感は、単に、わし個人の問題かもしれない。
わしが甲斐よしひろの唄に何かを求めているだけのことかもしれない。
その可能性が大、いやまず間違いなくそれだけのことであるとわしは認める。
これは一応断っておく。
10Storiesのアルバム評でわしは、甲斐よしひろは自分の唄にないメロディを取り込もうとしているのではないかと考えたが、
それに従えば、Ten Stories・では、自分の歌詩にないキャラクターを取り込もうとしたのかもしれない。
それともそんなキャラクターを歌い上げる事ができるかどうかという挑戦的な意味合いなのか、
もっと言えば歌い上げる事ができるという自負心からなのか。
いずれにしろこの辺りだろうとわしは考えている。
その意味でTen Stories・は10Stories の単なる続編、と言うわけではないのかも知れない。
というのも、書き分けが非常に邪魔くさいのだ、10Storiesと Ten Stories 2は。
地味に表記が違うその意味は、単なる続編ではありませんよというメッセージではないか。
ほんとにもう、ツアータイトルも含めてややこしいのだからなんとしても意味がないと(笑)
話を元に戻すが、キャラクターという視点で今回のセットリストを眺めてみよう。
ざっと見て、女性が主人公な唄が三曲もあって一つは女子高生(死語か?)。
男性の方はと言えば駆け落ち風にちんぴら風に呑んだくれにお父ちゃんに。
一人で勝手に泣いてるのもあれば誰かに慰めを請うているのもあるし、 なんだか自信たっぷりに絶対ってぬかすヤツもいる。
全くと言っていいほど統一感がない。
ついでに乗り物もまた。 電車に夜汽車にバスに船に単車(?)に・・・・
正に多種多様てんでバラバラである。
主人公がいる場所ももちろんバラバラである。
全然別個の物語が二十編並んだような印象を受ける。
しかもそれは甲斐よしひろらしからぬ物語=Storiesも含めて。
これと上のTen Stories2評と併せて考えてみれば、こう言えるのではないか。
甲斐よしひろはキャラにないような物語をも唄い上げようとしているのだ、と。
そしてこれこそが、甲斐よしひろというシンガーの一面なのではないか。
ここにおいてわしは断ずる。
Tour of Ten Stories2で示されたものは、 甲斐よしひろのStory Tellerとしての一面である、と。
物語を唄い上げるシンガーなのである、という宣言である、と。
うん。巧くでっち上げに成功したぞ(爆)
さてさて、次は秋に甲斐バンドで動くそうである。
前の流れで言えば総括的イベントが次に来る筈だと思っていたが、どうなることやら。
まあわしの勝手な予想などどうでもいいっちゃあいいのだが。
それでも、甲斐バンドでソロやFIVEの曲を演ったら当たり、と言うことでいいだろうか(爆)?