乗鞍ツーリング

〜2002.9.27〜28〜

 9/28 5:00 起床。

月曜から続く腹痛はやや治まるものの継続中。

前夜酒を控えたのにも関わらず(瀑)

更に外は大雨。

さすがに雨の中野グ○するわけにも行かないだろうとあぽちんに電話。

名神〜北陸道をショートカットしてはどうかと。

高校二年生の夏、モンゴルの大平原でして以来の野○ソ

避けたいわしにとっては それは正に天の声。

申し訳ないながら迷うべくもなくそのルートを辿ることにする。

ちなみに今回のツーリングのルートはこんなの↓

 

もちろん地図のように真っ直ぐ走れるわけがない(瀑)

福井まで三時間あれば大丈夫だろうとあぽちんの教えに従い、

逆算して自宅出発は7時。

幸いにして雨は殆ど止み、たまにパラつく程度。

道も空いており快調に名神を上る。

途中SAでの休憩を挟み、集合時間よりやや早めに福井での集合場所に到着。

ガソリンを入れて誰もいないのをちょっと不安に思いながら待つことしばし。

BEAMさんと零兄さんの到着。

もちろんこれまでに面識のないわしにメンバーかどうか判るはずもなく、

BEAMさんのカタナを見ておそらくツーリングのメンバーだろうと声をかけてみると正解。

 あぽちんからの電話の後、大阪箕面発組が続々と集合。

10年ほど前に世話になって以来ご無沙汰しっぱなしだったSRX店長

前回一緒に遊んでいただいたNOBUSIV-魔さん、YASUさんをはじめみなさん到着。

 

ほとんどみんなでっかいバイクでね(羨)

 

 

 まあしかし二十台から単車が並ぶと壮観壮観。

最終的にはこれが三十台まで増えてしかも大半がカタナ。

その光景を想像する余裕もなく、

皆に付いていける筈もないわしは不安を胸にいっぱい、

ガスをタンクと下ッ腹にいっぱい詰め込んで走り始める。

ツーリング童貞のわしはとにかく迷惑をかけない

足手まといにならないを心がける。

 

 白鳥まで九頭竜湖を横目に見ることもできずひた走る。

雨はたまに小降りになるものの降り続け。

こけないようにこけないように念じ続ける。

 

こけるようなスピードで走ってないけどねっ(瀑)

 

 

工事中の道路は怖かったなあ・・・・もう(泣)

 

 白鳥のループを下りきったところでふと気づく。

あれ?どっちだったっけ???

憶えたはずの地図は頭の中で白地図に変わってました。

最後尾ではなかったのでとりあえず誰か来るのを待とうとしたところに怪鳥さん。

後ろに付いてドライブインへ。

煙草吸ったらまずはトイレトイレ。

緊張で胃が痛いのならともかく、ガスで痛いのはほんま堪えますな。

みんなで飯喰って一息。

もう一度トイレに入ってから出発。

 

 途中ななもり清見での休憩を挟み、

とにかくくねくねと雨に苛まされながら走る走る。

 

 最後の最後で雨が切れる!!

道はドライ!!!

これなら(わしなりに)飛ばしても大丈夫!!!

 

 やっぱね、負けず嫌いってのは誰しもあるもので

しかもわしは人一倍強いわけでここは少なくとも付いていこうと

目の前にいた数台の方々を必死で追っかけました。

もちろん安全運転は忘れずに。

でも一回だけ品のない追い越ししてしもうたけどm(_ _)m

 

 そんなにきつくないコーナーが続くのをいい事にうりゃうりゃと走る。

こん時ゃほんと、気持ちよかった〜〜〜♪♪

最後に給油して集合場所・阿房トンネル入り口横へ。

 

 

・・・・・・すげえ。

カタナカタナカタナカタナカタナ

カタナカタナカタナカタナカタナ

・・・・・・・・・・・・・・・

横並びで写真撮影。

圧巻・・・・・・・・ こりゃすげえ。

 

 わしの単車もその前に並べてもらってしばし撮影。

カタナオーナーの方々、前で失礼しましたm(_ _)m

なんか申し訳ないような気分に捕らわれながら(笑)、

結局乗鞍スカイラインは通行止めにて登らず。

 

安堵(笑)

 

もうお腹いっぱいだってば。

 

 その後は宿舎で温泉宴会♪♪

酒が呑めない体調なので控えめに控えめに。

二日続けて呑みたいのを我慢するっちゅうのも辛いもんですな。

全快したら浴びちゃる。

 

 部屋に戻っての二次会はほんとに楽しかった。

途中から胃が痛いのか腹筋が痛いのかもう判らない。

もう、仏のご加護さん最高(爆)

たった三つのネタであそこまで引っ張るとは・・・・

 

 雑魚寝から目覚めると雨は止み、晴れ間もちらほら。

一旦集合して後はてんでに・・・ ということでいつの間にやら

野麦峠へ向かうことに。

 

 野垂れて熊谷真美になるのはイヤなので頑張って付いて行く。

最初は12台纏まっていたものの次第に前に見える単車が減ってゆく(笑)

あれよあれよと見えなくなる単車の群。

この時、SRX店長に少しの間ながらわしの前を走ってもらえた。

全然力入ってないんでやんの、この人。

直線だろうがカーブだろうが全くの自然体。

一体化っていう表現が一番妥当かな。

わしなんか自分が見えなくても背中から肩肘から力入りまくっとるの丸判りなのに・・・・

男性の背中見て溜息吐くのもちょっとというかだいぶイヤだけど、

正直洩れましたな。

ほんの一分も無かったこの間ですが、

相当勉強させて貰いました。

ほんでまた前に人がいない状態に戻るわけですが、

それでも分岐点で再集合してもらえるのは嬉しい。

このツーリング、トータルで何分待ってもらったのか

絶対に計算したくないけど(瀑)

 

  で、本当は集合場所だった筈の所をパスして(笑)、

いざ野麦峠へ。

例によってくねくねくねくね。

落ち葉があるけどちょっとだけ気になる程度のわしの走り。

木に囲まれて風景は殆ど見えないけど、

雨上がりの澄んだ空気の中で気持ちよく汗をかきながら

手を引いてくれるあぽちんの背中を追いかける。

ヤツの背中には乗りっ放しだなとふと昔のこと何ぞを思い出しもしながら。

 

 ふと右側に広がる視界。

う〜んいい光景だ・・・・・げ。

急カーブっっっ(瀑)

 

 ちょこっとバランスを崩しながらもなんとか耐えて前を見ると

目印代わりのSRX店長

休憩。

雲から頭を出す乗鞍岳を眺める。

なんとなく腹調子が落ち着いてきたような気がし始める。

 

  さて下り。

フロントロックで空を飛んだ事のあるわしは エンジンブレーキを多用。

手が痺れるってば。

あぽちんBEAMさんに手を引かれとりあえず進む。

途中の工事中道路は7分泣き(瀑)

もっと早くから表示出せっっっっっっ(大瀑)

 

 飛騨せせらぎ街道は広く緩いカーブが続く道。

置いてけぼりをちょっと気にしながらここでこけたら

もっと悲惨になるので慎重に(ひつこいけどわしなりに)飛ばす。

ここも気持ちよかった〜〜〜〜♪♪

 

 で、「トンネル」を間違えそうになり

後ろから来た怪鳥さんにぶち抜かれ慌てて追いかける。

下りきったところにあぽちんが待ってくれていた。

ぽつぽつと降り始めた雨。

合羽を着込んでゆっくり休憩場所・明宝まで。

よもぎうどんを流し込んだらトイレトイレ。

・・・・・ん?

もしかして下りは鈍行?♪?♪

 

 ここからはスローペースで八幡町〜白鳥へ。

白鳥のループに入る所でお決まりのように皆さんダッシュ(^^;

くねくね登ると停車していたSRX。

わずか数分後には猛然と置いて行かれましたが(笑)

コーナー二つの間にもう見えないもんね。

前日は見てもいない九頭竜湖の風景をちらちら見ながらも

(くどいのは顔だけにしろわしなりに)必死こいて飛ばす。

 

 工事道路はスローダウン♪

ここまで来てこけたら哀しいもんね。

気持ちよくもちょい怖い程度のスピードで走り続けて福井ICまで。

白鳥から福井って妙に近く感じたなあ・・・・

 

 左折するところで待ってくれてたあぽちんうす消しさん。

断言しますがここにいてもらえなかったら

わしは迷わず直進してましたm(_ _)m

 

 250バンディットのうす消しさんに

400バンディットで必死に付いていくわし。

「あれっ?」てゆうな

 

 福井IC脇広場で休憩。

YASUさんに合羽を脱がせてもらって一服。

みなさんこっから更にくねくねへ。

途中でちくっと腹に感じたわしは不安なので

行きと同じコースで帰ることにしてご挨拶。

 

 北陸道をひた走る。

風強いってば。

雨じゃなかったら皮ジャンだったのにと思いつつ

それでも(最後にも一つわしなりに)必死こいて飛ばす。

なのに後ろから順番に近づく単灯の群(泣)

 

 順不同に怪鳥さん某NくんあぽちんOH!NO!さん仏のご加護さん紅刀さんYASUさん・・・・

皆左手を挙げご挨拶余裕のないわしはぺこり。

ほんと、お世話になりました。

ツーリング筆下ろしをこけたり迷ったりすることもなく

無事終えられたのも皆さんのおかげですm(_ _)m

 

  敦賀を過ぎるとここからはもう完全に独り。

二回の休憩を挟み茨木ICから自宅へ。

雨天とわしの下手くそなアクセルワークに延々耐えてくれた

愛車にも感謝m(_ _)m

出る前はピカピカだったのにドロドロにしてしもうてすまんm(_ _)m

今度また洗ってやろう。

 

 疲れたけど、ほんと楽しい二日間でした♪♪

皆さんほんとに有り難うございましたm(_ _)m

 

 

 

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