2006年 ワールドカップ ドイツ大会 -3-
総括
1.総評 2.開催国・ドイツについて 3.守備に関する総評+ドイツに関して追補 4.攻撃に関する総評
5.やっぱりこれは書かなければならないのだろう日本ダイヒョー批判
6.Egoistic the Best 7.ワールドカップ出場選手の呟き(想像)
一言で言わせてもらえば、フランスに破壊された大会だった。
もちろん守備を堅めてセットプレイ/カウンターで得点して勝つ、 それも一つの戦術ではある。
それだけの守備に美しさがあるのは認める。
しかしフランスはその戦術を否定していた筈だ。
攻撃はほとんど個人技任せで、リベリーやアンリ、そしてジダンの個人技は素晴らしいのだが、
組織で攻めて崩して、はついぞ見られなかった。
これでは90年大会のアルゼンチンの再来、である。
これも奇しくも、だが、90年大会のアルゼンチンは準優勝だった。
あのようなチームは優勝すべきではないのだろう。
スペインとブラジルを潰された腹いせもあるのだが(笑)。
しかし同情せざるを得ない部分もある。
高齢者の多いチームで勝ち上がるとしたら、 一次リーグは体力温存、
トーナメントに入ったら本気を出して後は行けるところまで、 そうせざるを得なかった事情は解る。
フランスが一次リーグをハイペースで戦っていたら、
間違いなくトーナメント序盤で終わってしまっただろう。
あの戦い方でなければ準決勝に残ることは不可能だったろう。
しかし勝ち上がった結果、決勝が凡庸としたものとなってしまった。
また相対するのが守備的戦術の本家本元のイタリアなのだから始末に悪い。
例年より攻撃的とは言っていたが、その実やはり守備に主眼を置いた動き、システムであり、
結局お互い守りっぱなしの消耗戦となってしまった。
ヨーロッパでの開催なのだからヨーロッパの国がリアルに勝ちを追求するのは判るが、
互いに引いてしまっては、である。
一応フランスもフォアチェックしようという意志は持っていたようだが。
そしてこれは厳しく糾弾しておくが、そのような決勝であったとしても、
暴力行為による退場があったのは許せない。
それをあのジダンがしたのだから。
これほどの虚無感を味わうワールドカップの決勝は始めてである。
もちろんマテラッツィが相当な言葉を投げかけたのは間違いない。
Fuckin' Niggerレベルの事だったのかもしれない。
しかしそれでも、ジダンは耐えなければならなかったと思う。
躰も精神も極限にあってなお、それでも。
フランスの健闘、特にベスト16、準々決勝での試合内容は素晴らしかったが、
決勝の内容とジダンの退場により、この大会が貶められたような気がしてならない。
さてここからはJokerの期待に多分沿うのだろうが(笑)、 開催国ドイツについて、である。
わしは準々決勝のレポで、ドイツこそこの大会の勝者であると述べたが、
あながち間違いでは無かったと思う。
これはもちろん精神的、感情的なことでそう書いたのだが、それだけではなかった。
この大会では全体として守備的な戦いになり、
得点シーンの多くはセットプレイとカウンターに頼る事が多かったのだが、
そうなった理由の一旦はドイツ自身にある。
この理由についてはまた守備についての項で述べる。
ここで一つグラフを示したいのだが、 自分で作ってみて「ほぉ」と感心してしまった。
大会総得点上位7チームの得点内容を示すグラフである。
縦軸に得点、黄色は流れの中での得点(カウンター含む)、
青色はセットプレイ(PK含む)からの得点を示したものである。
まず最多得点はドイツなのであるが、もちろん対戦相手に恵まれ、
ホームでの三位決定戦もあったという点で総得点だけで云々言うのはナンセンスだろう。
ただこの色分けが興味深いのは、決勝の2チームは得点のほぼ半分をセットプレイで占め、
準決勝で敗れた2チームはそれぞれドイツ1点、ポルトガル2点とほとんどを流れの中で得点しているという事実である。
こうしてみれば攻撃戦術がセットプレイ(カウンターもだが)重視の2チームが勝ち上がり、
ボールキープ重視の2チームが敗れてしまったことが解る。
もっともポルトガルの場合は総得点が7点と少な目なので その分は差し引いて考える必要があるだろうが。
それにしてもドイツのこの比率は意外であった。
ブラジルのセットプレイ絡みが皆無というのは異常だが(爆)、
それに次ぐ得点比率なのである。
どんなシュートであろうと一点は一点なのではあるが、
やはり組織と個人の融合の結果としてのシュート/ゴールこそ美しいものであり、 観る者を魅了するものではないか。
ドイツの得点はほとんど全てが美しい。
アルゼンチン戦でのクローゼのダイビングヘッド、
初戦のラームのミドル、
三位決定戦でのシュバインシュタイガーのミドル、
全て組織だけではできず、個人だけでは尚出来ない得点である。
シュバインシュタイガーのミドルに「?」な人もいるだろうが、
周りの選手がどう動いているか見るが良い。
シュートコースを作りつつ自らもパスの受け手になりうるポジショニングを行っているのが判るだろう。
ただ残念ながら守備戦術の徹底したイタリアには通用しなかったが。
イタリアの伝統的な守備に比べれば付け焼き刃だったと批判されればその通りである。
しかしそれでも、「超」を付けても良いほど攻撃的だった。
これはクリンスマンにより攻撃的にシステム変更が為された事も大いに影響している。
従来のマンツーマン/3-5-2システムは、サイドからの攻撃が MFの両サイドに限定されてしまうばかりでなく、
5-3-2の守備的な状態に陥りサイドアタック自体が困難になる事が 最大の欠点なのだが、
このシステムであればサイドアタッカーに加えサイドバックも攻撃に絡めるのである。
その意味で大会最初の得点となったラームのゴールは象徴的である。
ドイツが従来採っていた守備戦術がこの応用を可能にしたものではあるが、
ゾーン/4-4-2への変更でここまで攻撃的なチームを造り上げた手腕は評価されるべきである。
また守備においてもゾーン/ラインディフェンスの変更により
カウンターを食らいやすいという欠点は露呈したが、
それ以外の崩されての失点は三位決定戦での一点のみである。
準決勝の二点目は自ら崩した上でのカウンターなのだから 勘定に入れる必要は無かろう。
もっとも三位決定戦についても、あれを失点と数えるかどうかは議論の余地があるが(笑)
いずれにしろ、攻撃守備とも、先を走ってるな、と感じた。
アルゼンチンの守備戦術も先見的なものを感じさせたが、
ドイツには攻守双方で感じさせられた。
(アルゼンチンのパスワークは素晴らしかったが、あれは戦術を超えている)
戦術の先見性という面ではドイツに勝るチームはいなかった。
次回大会で「も」これを模倣し得たチームが健闘することになるだろう。
さて次からは、守備戦術について、である。
ここでも「ドイツの大会だった」ということが示されてしまうのである。
別にわしはJokerのために書いているわけでもドイツ信奉者でもないんじゃが(^^;
90年イタリア大会に次いで得点が少ない大会であった。
この一つの理由として、ヨーロッパの国々が「負けられない戦い」を強いられ、
決勝の2チームのように人数をかけて守りカウンターやセットプレイでの得点に賭ける、
そんなリアリズムが徹底された事が挙げられよう。
イタリア大会は3-5-2システム全盛であり、先にも述べたように3-5-2=5-3-2なのであり
システム自体守備にかける人数が多かったという指摘もある。
今回上位に残ったチームで3-5-2を採用するチームはなかったが、
4-4-2であってもイタリアもフランスもボランチは2枚置いているので 実際の処守備にかける人数は変わらない。
システムが云々というより守備時のポジショニングで論議されるべきだろう。
その点で言えば、全般的にはイタリア大会よりも本大会の方が低い位置で守っていたように感じられる。
わしの印象ではより守備的な大会だったように思える。
これは懐古主義的な守備論であり、わしは感心しない。
第一面白くないではないか。
こんなフットボールにスペクタクルは存在し得ない。
それでも唯一、こんな守備重視の大会で感心したことと言えば、ワンサイドカットの徹底である。
これが先に述べたドイツ自身が招いた事なのだが、
前回大会でドイツ躍進最大の要因をわしはワンサイドカットの徹底だと考えている。
おそらくはその影響だろうと思われる。
繰り返すのも失礼だが、前回大会のドイツの守備陣はボールを奪う技術で言えばさほど巧くはない。
カーン自身、反応の速さで言えばブフォンやバルテズには及ばない。
そのドイツ守備陣が人数をかけずに守り切ってしまうのを見て参考にしない筈もなかろう。
その結果、本大会、ワンサイドカットの逆、 即ち空いているコースに打たれたシュートはほとんどゴールに入っていない。
全ゴールを検証したわけではないのだが、わずか数本だけだろう。
しかもその数本も準決勝のグロッソのシュートのように守備範囲を巻くようなものばかりである。
それがドイツに向けられたシュートだったのは皮肉だが。
ドイツの影響を自覚しつつ守備戦術を整えたかどうかは定かではないにしろ、
ワンサイドカットの徹底が目立ったという意味では、 その権化とも言えるドイツの大会であったと言えるのではないか。
そういえばドイツのシステム変更についてその攻撃的側面については書いたのだが、
ドイツの基本戦術はむしろゾーンディフェンスの方が向いているという理由を述べるのを忘れていた。
続いてドイツの話に戻すことにしよう。
前回大会で作ったアニメーションをもう一度示そう。
フォアチェックによりパスコースを限定して行く先を無くしていくのが ドイツの守備戦術である。
ペナルティエリアを遠巻きにするように外へ外へ向かいワンサイドカットをかけ、
自陣深く持ち込まれたとしてもその場所をサイドに限定し、
シュートの危険性を無くしクロスを警戒するのみ、という形に持ち込むものである。
これが填ればどうなるかはレポートに書いた。
コスタリカ、エクアドル、スウェーデン、それぞれ全て填り込んでいった。
このような守備戦術で、従来はマンツーマンDFを採用してきたのがドイツである。
これをアニメーションに示せばこうなる。
赤が攻撃、白がドイツ守備陣である。
まず前方でワンサイドカットをかけるとパスコースは 青く示した範囲の外に限定されるのだが、
だからといって攻撃陣が入り込んできているのにそれを無視する筈もなく、
図のようなポジショニングでマンマークに就かなければならない。
こうすると一見堅く見えもするが、その実攻撃最前線の後方には僅かながらスペースが生まれる。
これがアニメに示す黄色い範囲である。
ここに逆方向から入り込まれるといきなり苦しくなってしまう。
また前回大会の決勝のようにうまく最前線に当てられてしまう場合もあり得る。
これがドイツの守備戦術の欠点だった。
この欠点を補いつつ、且つ先述の如く攻撃的布陣にするためだろう、
クリンスマンは4バックによるラインディフェンスを採用した。
もちろんこれもアニメーションで示そう。
スペースを消しつつオフサイドも取りやすくなったのが判るだろう。
フォアチェックでパスコースを限定する以上、
その消された筈のエリアのしかも後方に留まるマンツーマンではいかにも効率が悪い。
万一上のスペースにボールが零れたら相手攻撃陣を追い抜いて長い距離を走る必要性があるのだ。
ゾーンで守ればそのような非効率的な部分は解消される。
ただし逆に裏を突かれ易いという新たな欠点もあり、
ちょっとでもフォアチェックがルーズになったり抜かれたりするとスルーパスの餌食にはなるのだが。
一見一長一短には見えるが、より攻撃的かつ効率的なシステムであるとは言えよう。
ところでアーセン・ベンゲルはアルゼンチンの守備戦術を絶賛していたが、
わしもそれには同意する。 本大会で最も美しい守備だったと思う。
しかしながらあれはアルゼンチンだからこそ出来る守備であり、
真似しようとしてもできるものではない。
クラブチームなら話は別だが、代表では不可能と断じられるレベルである。
これに対しドイツの模倣はどうか。
答えるまでもあるまい。
ごくごく基本的なことを徹底的にやっているだけなのだ。
それでもワールドカップで上位に入ってしまうのだ。
アルゼンチンを下してまでも。
それこそがドイツの凄さであり素晴らしさである。
イタリアやフランスのエピゴーネンももちろん出現するだろうが、
わしとしてはドイツのような攻撃的なチームが多く出現することを望みたい。
守備偏重の大会であったためか、攻撃戦術に関してはあまり目を引くものはなかった。
強いていえば流動的に連動するアルゼンチンとドイツであろう。
ドイツのサイドアタッカー片側二枚は面白いアイディアだったと思う。
もっとクリンスマンにはこれを突き詰めて欲しいところだが辞任するとのこと。 残念な話だ。
アルゼンチンはかなり錬成されていただけに準々決勝でこの両チームが潰し合ったのはなんとも惜しい。
アルゼンチンが二抜けしていれば・・・・あ、ポルトガルと潰し合ったのか(^^;
本気のブラジルが見られなかったのがまた攻撃に目新しいものを感じさせない要因にもなっているのだが。
引いて守られた時にどうするか、と問われれば
最大ツータッチでの速いパスワークか個人技でディフェンスラインを乱すかしかない。
(フリーキックやPKを狙うものは戦術と認めない)
それを成し得たチームは残念ながらなかった。
だがそれでも、シュートに関してだけいえば関心を抱かせるものはあった。
先述の通りワンサイドカットが徹底されたことにより
DFがGKの前にいる状態でのゴールが非常に少ないという結果にはなっていた。
日本-ブラジル戦でロナウドは二点を挙げたが、
空いているコースに打ったシュートは川口に悉くセーブされている。
このような状況でボールをゴールにねじ込むためには
読まれていても取れないコースへ蹴るか、 針の穴を通すようにカットされたコースに蹴り込むしかない。
フリーな状態になるのが困難であれば、前にDFがいても得点する事が必要になるが、
上記の如くのシュートが打てる選手は多くはないが見ることが出来た。
おそらく次回ではこのようなシュートが増えるだろうし、
三位決定戦の一点目のように周りが動いて守備のバランスを崩すことも求められるだろう。
そうせざるを得ない、というのが現実でもあるのだが、 これによりDFのバランスは多少なりとも揺らぐだろう。
そうすればまた他の展開が望める事にもなる。
もう一つ、前回大会の決勝でのリバウドのシュートに触発されたのか
新しいボールの特性によるものかその双方かは判らないが、 無回転でボールを変化させるシュートが目についた。
ジュニーニョ・ペルナンブカーノの日本戦でのミドル、
シュバインシュタイガーの三位決定戦でのミドル、
クリスチアーノ・ロナウドの準決勝でのFK、
これら全て無回転で変化させるものである。
回転をかけたものは読みやすいが、無回転では読みようがないのであるから 守りにくいのも当然である。
それでもまだリバウドのように意識して左に曲げる、というレベルのものはまだないが、
今後曲がる方向まで狙える選手は増えるだろう。
一家に一台ではないが、1チームに一人や二人はこのようなキックを持つ選手がいるようになっても わしは驚かない。
これは今後10年の潮流になるかもしれないとすら思っている。
思うに、攻撃に関していえばほとんど煮詰まっているのだ。
戦術においては、バリエーションの余地はあるにせよ、新しいと呼べるものはもうないだろう。
個人技においてもドリブルやトラップの技術は上げようにも限界がある。
現時点で目を見張る進化が期待できるのはこのキック(シュート)の質しかないのかもしれない。
次回大会においてどうなるか、興味深いところである。
やっぱりこれは書かなければならないのだろう日本ダイヒョー批判
例によって先に断りますが、まだわしはダイヒョーに対し憤慨しております。
従って言葉が乱れることもあるかもしれませんのでご了承を。
FIFAランキングが発表された。
ワールドカップの結果を反映し、且つ従来のランキングの不適当な部分を修正されたものである。
ダイヒョーは、予想外に高い順位であった。
ワールドカップだけで判断されれば100位より下に落ち込んでも不思議はない。
それほどの体たらくであったとわしは断じる。
わしが観た中で、おそらくは全試合を観ていたとしても、 本大会中最低の試合内容、チームであったと思う。
チームですらなかったのかもしれない。
ブラジルでは代表のことをセレソンと呼ぶが、 これには選りすぐり、選ばれし者という敬意が込められている。
対して日本ダイヒョーは違う意味でのセレソンであった。
ジーコに選ばれた選手、それ以上のものではなかった。
彼らが努力してないとは言わない。
酷暑の中、必死で走り続けた者もいるし、 雨霰と飛んでくるシュートのほとんどを止めた者もいる。
よく頑張ってサッカーした、それは認める。
しかしダイヒョーがしていたのはフットボールではなかった。 サッカーだった。
全く別の次元の、全く違うスポーツをやっていたようにも見えた。
どう違っていたか、それぞれ順に書いていこう。
まずは攻撃である。
とはいえ攻撃力はなく攻撃の体は為していないが。
日本にはいわゆる点取り屋、ストライカーはいない。
史上でも釜本だけしかいないのだ。
最も一人で点を取れるようなプレイヤーは世界中見回してもいないのだが。
一人で点を取れるのはアンリぐらいだろう。 PKに持ち込むという大前提だが。
ブラジルにしろドイツにしろ、シュートを打つ体勢にするために、ゴールを挙げる為に、 あらゆる策を弄しているのである。
これはドイツを観れば解り易いだろう。
三位決定戦のシュバインシュタイガーのミドル。
あの時猛然とオーバーラップしていく選手の背中が見えるだろう。
それにつられてポルトガルのDFが右に流れるのも判るだろう。
得点が独りで挙げられるものでは無いという好例である。
ブラジルでさえ同様である。
日本相手ですらワンサイドカットに遭えばロナウドは決められなかったではないか。
川口が全て順目のシュートを止めたのは先述した。
これでは点が入らないと判断したのだろう、 左右への展開でDFラインを崩して、初めて得点できたのだ。
ロナウドの二点目など、ワンサイドカットの逆を突いてでの得点である。
ストライカー不在の日本が点を取りたければ、それら強国以上に策を講じない限るしかないのだ。
結果は見ての通りだ。
全くの無策で臨んだのだ。
勝つも負けるもあったものではない。
攻撃は組織だけでは成り立たないとよく言われる。
日本人の多く、特にマスゴミは完全に錯誤していると思うのだが、
「組織だけでは成り立たない」ではなく、 「組織では成り立たない」と考えているのではないか。
誤解するにも程があるというものだ。
ベースとなる組織力に個人の能力を加えて、両者が融合した結果がシュートなり、ゴールなのである。
フランス大会の時と同じだ。
なんの工夫も戦術もないままで点が取れるわけがない。
これはトルシエもそうだったのだが、「ゴール前でこういう形を作ろう」という意志自体が見えない。
そういうコンセンサスもなく形が出来る筈がなかろう。
ただ一部の選手のひらめきだけでシュートを打つ体勢にするだけである。
これは全く進歩していない点だ。
ただしトルシエの場合は前線にボールを運ぶための手段は構築していた。
誰でもがシュートに入れるシステムでもあった。
それに比べれば全くの後退である。
ちょっとだけ考えれば解る話ではないのかと不思議にすら思う。
個人能力に劣る日本の選手が数的有利な状況を作らないでどうやって得点できるのだ?
ジーコを持ち上げていた者は答えを持っている筈だろう。
その答えも持たないで賞賛していたのならそれは既に狂っているとしか言えない。
日米開戦よりも勝算のない戦いだったとすら言える状況ではないか。
これでどうやって「勝てる」と思えるのだ?
Let's4がGSX R1000を追い越すことがあり得る、 そう言っているのに等しい状況ではないか。
ちなみに両方ともSUZUKIの二輪車だが、前者は原付、後者は1000ccだ。
正常な判断能力でこれが言えるかどうか。
正常なら言える筈は無かろう。
わしはこの例でも足らないぐらいスペックが違っていたと思う。
繰り返すが、勝つも負けるもあったものではなかったのだ。
さて次は守備について、であるが、繰り返す必要があるのかどうか疑問だがやっぱり繰り返す。
あれほど低レベルな守備がかつて代表であったのかどうか、わしには記憶にない。
フランス大会の岡田監督でさえ「スリーラインをキープする」と言っていたが、 それすらジーコの下では無かった。
予選から指摘してきた欠陥であるが、ついぞ改善されることはなかった。
言っておくがこの場合の欠陥は例の国営放送の件とは全く関係ない。 正真正銘の欠陥である。
守備戦術の体すら成していない。
WMシステムというものをご存知だろうか。
わしがサッカーを始めた頃にはプロレベルで採用するチームなどなかった。
わしが生まれた頃には淘汰されていったシステムである。
アマチュアレベルであればまだ採用されていたようであるが、 わしはこれを採用していたチームは3チームしか知らない。
一つは妹のチームであり、一つはわし自身の中学のチームで、顧問不在時に自発的に採用してみたのだ(爆)
残りは話しか知らないのだが、高校選手権で静岡学園がこれを採用したことがあると聞く。
やってみるとボールの流れはスムーズであり、望外にいいゲームが出来たものだった。
図を示してみよう。
WとMの形に攻撃5人、守備5人のシステムである。
余談だが通常システムは守備から数える。
DF4人、MF4人、FW2人なら4-4-2だ。
このWMもフルバックの3人をWの上の部分、 田中一郎に照らせば人差し指中指薬指にあたる部分とするのだが、
ドイツなどでは逆にFWの三人がWの上にあたるらしい。
それはともかく図を見れば一目瞭然、DFが二層構造になっているのが判るだろう。
40年近く前に消えていったシステムでさえ、DFは二層必要だったのだ。
わしらが子供の頃の試合でうまく機能したのは、まさにこれに起因することなのだ。
中盤をどう機能させるか知らない子供にとって、守備ラインを明確に二層構造にすることが重要だったのだ。
先程守備戦術の「体すら成していない」と言った意味がよくお解りだろう。
フットボールの黎明期ですらDFは二層構造となる必要があり、
そう理解されていたからあのようなシステムが構築されたのである。
WM以前のピラミッド・システムですらDFは二層なのだ。
もちろん流れの中で瞬間的にポジショニングが崩されたり、
または自発的に崩したりすることは当然としてある。
当然日本も二枚のボランチを置き、二層構造を取るよう大前提であるのも判る。
しかし毎試合のように崩れていくのではシステムに意味はない。
どうすれば崩れないか、崩されないか、修正できるのか、
それは監督の指示の下チームとして検討し、構築していかなければならない。
それが守備戦術というものだろう。
果たして日本ダイヒョーは判りきっていた欠陥を修繕することもなくワールドカップに臨んだのだ。
ここまでくるとフットボールに対する冒涜ですらある。
ヒディンクは前半終了時には勝利を確信していただろう。
少なくとも「なぁんだ、やっぱ予選の通りじゃん♪♪」ぐらいには思っていたことだろう。
それをよくも後半35分まで耐えたものだ。
一発食らったらもうどうしようもなかったが。
大東亜戦争のようなものである。
民族性が顕れると書いた通り、よく一致しているではないか。
真珠湾攻撃→茸のゴール
東南アジアからの撤退→守備陣崩壊
大空襲→オーストラリア一点目
原爆→同二点目
ポツダム宣言受諾→同三点目 こんな感じだ。
わしはあの戦争での被害を極小にするためには、 二行目、
東南アジアから撤退開始になった時点で終戦に向けて動くしかなかったと考えているのだが、
〜もっとも終戦させてもらえなかったとも思っているのだが〜
オーストラリア戦でも守備陣が崩壊していく過程のどこかで歯止めをかけなければならなかった。
歯止めをかける策を打たなければならなかった。
策を準備しておかなければなからなかった。
そのような策が必要であるとも考えてはいなかった。
これで守れる筈があるまい。
なし崩しといはよく言ったものだ。
DFラインを下げること自体が日本にとっては自殺行為、
言い過ぎならエンジンのプラグを抜くようなものなのに、
それでMFとDFのラインが一緒くたになってしまってはフルブレーキをかけるようなものである。
単車なら、止まる。
足を着かなければ転倒だ。
フットボールでは失点、敗戦を意味する。
わしが勝てないと断じていたのは絶対に守れないという確信があったからだが、
守れないと言う表現は間違っていたと思う。
守らない、守ってなかった、だ。
守る気がなかった、としか言えない。
繰り返すがわしがもし川口の場所にいたなら、あんなディフェンスは絶対罵倒している。
バカタレアホボケカスラッパ思いつく限りの罵倒を浴びせている。
さすがにお姉ちゃんや母親を侮辱する言葉までは思いつかないが、
場合によっては殴る蹴るすらするだろう。
胸元に頭突きかますかもしれない。
まあ間違いなく、わしはキレる。
そんなレベルの守備とは言えない守備だったのだ。
イタリアやフランスも引いて守ってはいたが、 一目で全く違う次元にあるのが判るだろう。
ガットゥーゾやビエラがどんなポジションで守備にあたっていたことか。
これが判らないで守れると言っていたものは良く言って無知、 普通に言えば痴人、極端に言えばキ○ガイである。
いずれにしろ判断能力ゼロだ。
はっきり言ってわしはよく7失点で済んだものだと思う。
一次リーグだから当然無理をしてこないにせよ、それでも二桁行くと思っていた。
まあここまで恥ずかしい試合をしたのだから点数など関係はないのだが。
それにしても不思議なのは、あのような試合内容を観てきて、
マスゴミや一般人はともかく、 協会の人間は本当に勝てると思っていたのだろうか。
思っていたとしたら、バカとまでは思っていても言わないが、 少なくとも客観性ゼロと判断して良い。
フットボールに長く携わってきているにも関わらず、 上記の如く徹頭徹尾露見していた欠陥が見えなかったのだ。
見れば判るレベルではないか。
事実わしは再三再四指摘してきた。
修正しない限り勝てないと言ってきた。
わしは素人である。
素人のわしを以てしても、成ってないと瞬時に判断できるレベルだ。
それが見えていなかったに違いないのだ。
見えていれば修正是正の進言なり苦言なりできるだろう。
それをしてこなかったのだから、見えてなかったのだ。
これが見えないという事は、わしからすれば見てなかったとしか思えず
表現するに適当な言葉もあるのだがそれは自粛して一応見ていたと仮定すれば、
判断する能力が無いという事だ。
何故無いのかその訳は、おそらく本当にフットボールを知らないのだとは思うがちょっと譲歩して、
ダイヒョー可愛さか我が身可愛さか根っからの楽観主義者かどうでもいいが、
とにかくそんなもので目が眩んでダイヒョーに関して客観的判断ができないのだろう、としか言い様がない。
そんな判断力もないスタッフの下でどうやればチームが強化できるのだ。
狂化なら可能である。
事実ダイヒョーの歯車は狂いっぱなしであった。
「強化委員」はこの字で合っているのかどうか不安である。
もしかしたら狂化委員だったか。 ならもうしょうがないのだが。
言っておくがわしはかなり自粛した表現でこの文章を書いている。
多分ここに来るほとんどの人は理解されていることだろう。
我慢に我慢を重ねた文章である。
マスゴミで騒がれている人間関係などどうでもいい。
ヒデと小野に対立があったとかなんとか、どうでもいい。
そんなものが仮にあったとしても言い訳にもならない。
90年イタリア大会を制したドイツ代表、クリンスマンとマテウスの爪の垢だけで話は終わる。
明白な事実として、ダイヒョーはフットボールをしていなく、
協会はそれを放置していた、これ以上に言い募ることなどあろうか。
わしは現時点において、日本が勝てるチームを作れるとも思わない。
もちろん勝つに越したことはないが、勝てないのだ。
それは監督がジーコであろうがオシムであろうがトルシエであろうが一緒である。
リッピドメネククリンスマンスコラーリパヘイラペケルマンファンバステンアラゴネスヒディンク ・・・
誰を持ってきても同じである。
それほどに日本は基本的な部分で劣っているのだ。
勝つ可能性があるフットボールをしろとも思わない。
戦って欲しいだけである。
同じ土俵の上に立ってくれればそれでいいのだ。
そうすれば何時か、という希望と期待が持てる。
そんな未来が見えるフットボールを見せて欲しいのだ。
いつか勝つためのフットボールを。
次回大会に勝たなくても良い。
10年後に勝たなくても良い。
100年後に負けても良い。
それでも何時か勝てる、そういうフットボールを観たいのだ。
そういうチームであれば、代表と認める。
我が代表と呼ぼう。
この四年間、わしはついぞ「我が代表」とは言えなかった。
いつからか「代表」とも言わなかった。
これが事実であり、真実なのだ。 哀しい話だ。
ちょっと怒りすぎたので趣向を変えて総括を終わることにしよう。
本大会で興味を引いたり、感心させられたもの、お遊びを含めて書いてみたい。
繰り返しになるものももちろんあるが、そこはご了承いただきたい。
Best African
イタリアチェコアメリカという強国が立ち並ぶグループEを勝ち抜き、
勇猛果敢にブラジルに持てる力で立ち向かったガーナ。
アフリカから出てきたチームはどれも可能性を感じさせ、 まだまだ実力差は相当なものだが、
未来を十分に感じさせるプレイを見せてくれた。
中でもガーナは素晴らしかった。
ああ無情
スペインのプジョル。
ウクライナ戦での インターセプト→攻撃参加 →ジダンばりのターン→ヘッドでアシスト、
の、一連のプレイは素晴らしい。
しかし君は鬼のように無情無慈悲だ(爆)
三点差で勝っている相手にそこまでせんでも・・・・(^^;
いやほんと、いい選手でたぶんいい人だし、わしは大好きなんだけど。
間違いなく君は大阪芸人だ
フランスの監督、ドメネク。
キャラクターがどうみても大阪の芸人だ。
試しに彼のコメントを大阪弁に翻訳してみると良い。
これほど大阪弁が似合うフランス人はいない。
ジダンが退場を宣告された時のオーバーアクションにはあの状況でも笑わせてくれた。
ベスト監督
感心させられたのは高度な組織を作り上げたアルゼンチンのペケルマンと
伝統を捨ててまで超攻撃的なシステムを作ったドイツのクリンスマンである。
また的確な判断で選手交代を行ったリッピもさすがであるが攻撃に工夫は感じられなかった。
ペケルマンとクリンスマンの両者は新たなものを創りあげようという強い意志が見てとれる。
完成度はアルゼンチンだが、斬新なドイツ・クリンスマンを選びたい。
ベスト11
まずはシステムを考えなければならないのだが、 決勝2チームのワントップは却下(爆)
面白い展開は望めないし。
ポルトガルの3トップ気味の布陣ならまだありだが。
しかし今回はやはりアルゼンチンかドイツの4-4-2が一番面白いシステムだろう。
やや前がかりになりすぎかもしれないが好みで4-4-2としよう。
別に勝つチームを作る必要はないし(笑)
GK
自分自身のポジションだけに一番興味を持って観てしまうのだが、
ベスト8以上に残ったチームのキーパーは皆それぞれ素晴らしい。
バルテズのキャッチは除くが(笑)
わしはレーマンというかドイツスタイルのGKが好きなのだが、
イタリアのDFの堅さで実際のセーブは少ないが、
一対一になった時の強さ、 的確なポジショニング、反応の速さと正確さをトータルで見るとブフォンという事になるか。
DF
まずサイドには攻撃的な選手を入れたい。
理由はひつこいが面白いから。
左ならソリン、グロッソ、ラームが挙げられる。
ソリンやグロッソの攻守に渡る動きは素晴らしい。
ラームの攻撃参加は良かったがイタリアに裏を取られすぎた。
しかしここは若さとこの大会の象徴という意味でラームにしよう。
大会一点目が彼のゴールだったことは非常に印象深い。
あくまでもわしの中で、だが。
右はカフーのパフォーマンスが低すぎた。
ロナウドが太りすぎと言われていたがカフーもその口だったように思う。
イタリアのザンブロッタにしよう。
彼のミドルは印象深かった。
中央の二枚であるが、もうここはカンナバーロとアジャラで決まりである。
背が低いのは気にしない。
MF
中盤の構成は攻撃的にボランチ一枚トップ下一枚サイド二枚としたい。
・・・絶対守れないとも思うが(爆)
ボランチはマケレレで決まりだ。
守備力よりも彼の作るリズムは素晴らしい。
ビエラもフリンクスもガットゥーゾもピルロもマニシェもみんな素晴らしいが
リズムメーカーとしての能力ではマケレレに勝る者はいない。
右サイドはフィゴで決まり。
彼も最大限のパフォーマンスではなかったが、三位決定戦で美しいプレイを見せてくれたから。
右がベテランなので左は若手にしよう。
マルーダの年は知らないが、彼も良い選手である。
後はシュバインシュタイガーにクリスチアーノ・ロナウドか。
ソリンをここに入れても良いし。
難しい・・・・ので、後で考えよう。
トップ下はバラックで決まり。
パフォーマンスは低かったが、準々決勝でのプレイはわしを泣かせた。
わしはこれほどプレイで泣いたことはない。
本来はジダンを入れたいところだが、あの頭突きは何があったとしても認めてはならない。
FW
まずクローゼは決まりだ。
点も取れればチャンスも作れる。
何よりアルゼンチン戦でのダイビングヘッドの美しさは素晴らしかった。
もう一枚、とくればポドルスキーにしたいところだが、
フェルナンド・トーレス、サビオラ、テベス、アンリもいい。
中盤から上げてリベリーもいい。
あ、中盤からならクリスチアーノ・ロナウドもいいなあ・・・・
よしここは若手とこれからの伸びしろを期待してクリスチアーノ・ロナウドにしよう。
無回転シュートも打てるし。
とするとMFの左サイドは誰だろう。
マルーダもいいのだが、結局フランスは流れでほとんど点を挙げてないので却下としよう。
どうも今回のフランスは好かん。
これも可能性と無回転シュートでシュバインシュタイガーとしよう。
うん、バランスの悪いイレブンが出来上がったぞ(爆)
左サイドは若手ばっかりだしクリスチアーノ・ロナウドとシュバはかぶるし(^^;
でも面白いだろうなあ、こんなチームで攻めたら。
ワールドカップに出場した選手の心境をちょっと想像してみたので。
もちろん事実無根です。
コスタリカ
ドイツ強ぇじゃん・・・・(泣
ほいでもドイツから二点取ったのはウチとイタリアだけじゃもんね♪
しかもイタリアは延長の最後じゃし♪♪
パラグアイ
なんならあのベッカムはっ(怒
試合中ゲェ吐いたりしてなんもしとらん癖に
フリーキックになったら嬉しがって出てきやがってっっっ
セルビア・モンテネグロ
そりゃアルゼンチンは強ぇのは判っとるけど
いきなり本気出さんでもえぇじゃなぁや・・・・
しかも一次リーグじゃなあゃ・・・・
国は分かれるしボロカス言われるし・・・・(泣
イラン
帰ったら鞭打ちかのぉ・・・・(怖
ほいじゃがあんだけキレイなねえちゃんがぎょおさんおったらいけんわい。
のぉ、お前も見たろうが。 乳半分出しとるねえちゃんがなんぼでもおるんど。
ほりゃボール見る前に乳見るわい。
ああほんま改宗しちゃろぉかいのぉ・・・・・
アメリカ
わしらぁ結構頑張ったと思うんじゃけどのぉ。
まぁええかどぉせ誰も観とらんし。
クロアチア
ああもうブラジル相手に頑張るんじゃなかったわいっっ
日本相手に引き分けじゃあ恥ずかしゅうて帰れんぞ・・・
韓国
惜しかったのぅ。
もぉちいと踏んばりゃあ兵役免除じゃったのにのぅ。
準優勝のフランスに引き分けたんじゃけぇちいたあ短こうしてくれんかのう・・・・
サウジアラビア
知っとる? 一応わしらも出とったんで。
エクアドル
ほんまあのベッカムだきゃあっっっ
置いて蹴るんだけうまいことやりゃあがってっっっ
スウェーデン
イングランドいわしときゃあ良かったんじゃがのう・・・・
オランダ
あの審判だきゃあぶちまわしちゃるっっっ(怒(怒(怒
メキシコ
アルゼンチンにゃあもうちぃとで勝てそうなんじゃがのう。
ちぃと当たりが悪かったのぅや。
ガーナ
フットボールは面白ぇのう。
ブラジルにゃあ歯ぁ立たなんだが面白かったわい。
オーストラリア
あれでPK取られたらかなわんわい。
ヒディンクが監督じゃけえゆうてそがいな演出せんでも良かろうが・・・
スイス
あの・・・・
わしら一点も取られとらんのんじゃけど・・・・
帰らにゃならんの?
マジで?
なんで?
スペイン
で、結局誰がレギュラーじゃったん?
なんかよぉ判らんのんじゃけど・・・・
イングランド
昔どおりの事やりょーるのに勝てんのう。
イタリアは同じ事やって優勝しとるのに。
なんでかのう。
不思議じゃのう。
アルゼンチン
ほんまもう組み合わせ悪すぎるわっっっ
最初っからしんでぇとこばっかりじゃなあやっっっ
こんだけしんでぇ思いしとるんわしらだけじゃなあやっっっ
ほんで最後PKかいな。
わしら一敗もしとらんわいっっっ
ブラジル
みんな好きなことばぁ言うとるけど、 わしらもしんどいんで。
くそ暑いのにバカンスもなしでドイツまで来てぎょおさん試合して。
手ぇ抜いても勝てるんじゃけえそれでもええじゃなぁや。
ほいじゃがフランスを相手にするんならもぉちぃとばあ
真面目にやらにゃあならなんだかいのう。
ウクライナ
そりゃええがスペインといいイタリアといい
なんで後ろからひょこひょこ上がって来るんなら。
もうちぃとばあわしらにもええ思いさせえ言うねえ・・・
ポルトガル
わしらもええフットボールしたんじゃが、 なんかうまいこと噛み合わなんだのう。
もぉちぃと頭が強ぇFWがおったらのぅ・・・
ドイツ
なんじゃいあのくそつまらん決勝はぁっ(怒
後ろの方でこせこせするだけで全然面白うないわい。
前に出て来ぇよほんま。
ほいでもウチゃあそぉゆうのに勝てんのんよのぉ・・・
まあええわ次も攻めよぉや。
とりあえずビールでも呑もうで。
フランス
わしらももぉ若うないんよのう・・・・
ほんましんどいわい・・・・・
おいそこの若いのっ
わしらしんどいけえお前走っとけえよっっ
あれ・・・おじいちゃんどっか行っちゃったで???
イタリア
いやあよぉ頑張ったのう。
優勝で優勝。
PKでも優勝で。
前はPKで準優勝じゃったけど。
ほいじゃが後ろばぁでしんどいのう。
もぅちぃと前で頑張ってくれにゃあかなわんのう。
後ろはジダン消すぐらい頑張っとるんじゃけえのう。
でもまあこれでセリエの方もええ具合になるかものう。
ん?
ならんのん?
ユーベはB落ち?
しかも30点マイナス?
おーい、わしの携帯取ってくれぇっっ
代理人に電話じゃ電話っっ
繰り返しますが事実無根の想像です。