テニスサークル【チームフランティック】ルールブック

「マナーを身に付けてこそ!テニスプレーヤーです」

テニスとは。。。
紳士、淑女のスポーツですから、「マナーを守って初めてテニスをする資格がある」と言っても過言ではありません。
フランティックは、社会人(大人)の集まりですから、自らがマナーのお手本となれるよう心掛けています。

仲間内だけでテニスをしているだけなら、許容できる範囲も広いと思いますが、草トーや、対抗戦など、
他の方とプレーする時にマナーが悪いと、人を不快にさせるばかりでなく、自分自身も恥ずかしい思いをすることになります。

以下に、基本的なマナーを書きますので、今一度、「正しいマナー」について、見直してみませんか?
ボール行きまぁす♪
試合中や、練習中、誰かにボールを渡すときは、「ボール行きまぁす」と、一声かけましょう♪
又はアイコンタクト等で、ボールを受け取る人が、受け取る準備出来ていることを確認してから、ボールを送球しましょう。
決して相手が余所見をしていたり、他からのボールを受け取っているとき等、不意打ちでボールを送球するのは、やめましょう。

相手にボールを渡すときは、手でもラケットでも良いですが、ワンバウンドして相手に渡る位(相手が取りやすいよう)に
送球するのが礼儀ですね。もしもコントロールが悪くて、すっ飛んでしまったら「ごめんなさ〜い」と素直に謝りましょう。
尚、試合中、サーバーにボールを渡す時は、「遠い人から順番に送球する」のが、常識です。

余談ですが。。。
試合中で、押されている時などは、きちんとボールを送球することで、自分自身の気持ちを落ち着かせる切り替えにもなりますよ♪

ラケットで打ってボールを渡す場合
 ストロークのように下から打つのがマナーです。
 リターン時で、緊張している時は、リターンするポジションからボールを送球する事で、緊張がほぐれることもありますね〜
 間違っても、サービスのように、上から叩くのはやめましょう(^^ゞ

手で投げてボールを渡す場合
 キャッチボールのように上から投げましょう。この投げ方は、(実は)サービスフォームと似ていて、肩慣らしの役割を果たします♪
 相手にボールを送球しつつ練習が出来るなんて一石二鳥(^^?
 相手の足元に投げ捨てるように転がす事はNGです。相手に対して落とした物を「拾えよな」と言っていると同じ位失礼なことです。
ちょっと待って
試合中、サーバーは、レシーバーが、構えに入ってから、レディポジションをとりましょう。
レシーバーが、ベースラインまで歩いていって振り返った瞬間に打ち始めるなんて、もってのほかです(^_^;)

レシーバーは、準備(構え)ができていない場合、サーバーに対して「not ready」と言う事が出来ます。(遠慮は無用です)
だからといって、一旦構えたにも関わらず、サーバーのリズムを狂わす目的で「not ready」を言ってはいけませんよぉ〜
テニス(スポーツ)は、フェアプレーでこそ、楽しめるものです。
フォルトは、返球しないでね〜
試合中、リターン時に、相手のサービスがフォルトなのに、リターンを相手コートに返球するのは、マナー違反です!
フォルトボールは、ネットにかけるなり、見過ごすなりいたしましょう。
「フォルト」と、コールしたサービスをリターンの練習のつもりで相手コートに返すのは、もってのほかです(-_-)
そもそもフォルトのサービスをリターンしたところで練習になるはずがありません(^^ゞ

鋭いサービスで、フォルトか、セーフかわからず「とりあえず返してしまった」という場合等、
フォルトボールを間違って相手コートに返してしまった時は、素直に手を上げて「ごめんなさーい」と謝ることを忘れずに♪
フットフォルトは心がけ
セルフジャッジでは、ネットを挟んで自分のコートをそれぞれがジャッジするので、いくらサーバーが、
明らかにフットフォルトをしていても、レシーバーはフットフォルトのコールができません。
レシーバーに出来ることは「フットフォルトしているように見えるので、気をつけてもらえますか?」と注意を促す事だけです。

だからと言って、サービスを打つ時に「ポイントに関係ないから良いもん」と自分自身を野放しにするのはやめましょう♪

サービスを打つ時、レディーポジションをとった時点からインパクトの間まで、ラインを踏んでいないか?今一度確認しましょう。
とはいえ、ご自身でのチェックは難しいと思うので、練習時にお互いに確認しあってみましょう。
案外「僕は私は大丈夫」と思っていても、やってしまっていることってあると思いますよ(^^ゞ

尚、フランティックでの試合練習中では、悪習慣を防ぐため、ギャラリーは、フットフォルトをコールするようにしましょう。
コールされたサーバーは、素直に反省し、ステップインするフォームの場合は、
一歩下がったところからレディーポジションを取るようにしましょう。
セッカチは駄目よ♪
あきらかに相手の打ったボールが「アウト」の場合、どうしてもセッカチになってボールが着地する前に
「アウト!」と叫んでしまいますが、
それが習慣になってしまうと、きわどいボールも予測で「アウト!(だったらいいな)」と言ってしまうことがあります。

予測ジャッジはマナー違反だけでなく、万が一、そのボールがセーフだったとしても、一度目は、レット&注意扱いになり
二度目は、ポイントを失うことになりますので、要注意です♪
(仲間内では、そのまま続けてしまうことが多いですが、草トーや対外試合では通用しないのです^^;)

もしも、ボールを追っているパートナーに「アウトかもしれないよ!」と伝えたい時は、「ウォッチ!」などと言う様にしましょう♪
曲芸はサーカスに任せましょう♪
練習中や、試合中に、コート内や、周辺にボールがあると。。。玉乗り曲芸をする羽目になることがあります(^_^;)
玉乗りしながら、球を打つのは至難の技で、ひっじょーに危険です!大怪我に繋がります!

練習中、危険な場所にボールが落ちている場合は、球出しをする前に「足元(ボール)ケア!」等と、声をかけ、
ボールが無くなってから球出しをするように気をつけましょう♪

試合中、サーバーは、コートにボールが落ちていないことを確認してから、サービスを打つようにしましょう♪
フォルトボールなどをネットに引っ掛けることが間々あります。固定できている場合には大丈夫かもしれませんが、
強風の日などは、それが転がって、思わぬ事故を招きます。前衛の方は、面倒がらずに拾って差し上げましょう。
ポケットにボールが入っていると集中できない方は、ギャラリーにボールを委ねても良いと思いますよ^^♪
ファインショットは称え合おう♪
ダブルスで、パートナーがファインショットを放ってエースを取れたときに称えあうことは間々あります♪
では、対戦相手に対してはどうでしょう?
対戦相手も自分と同じテニス好きの「同士」なのですから、相手のファインショットにも拍手を贈るくらいの
思いやりが大切だと思います。

以前、観戦した試合で、どちらも引かないラリーの中、手も足も出ないようなウイニングショットを打たれた選手が、
決して大袈裟ではなく、相手に拍手を贈りつつ「ナイスショット」と言う姿を目にした時、素敵な光景だと思いました(^^♪
(一流選手や、プロの試合などでも、時折目にすることがありますよね^^)

間違っても相手にエースを取られたからといって、頭に血が上り、親の敵討ちのような形相で相手を睨み付けたり、
ふて腐れてみたり、相手に対して小言を言う等、スポーツマンとしてあるまじき言動だけは避けたいものです。
(んなことは、しないと思いますが^^;) 
近隣対策は大切です(^^ゞ
隣とのコートが近い場合等、やり難いのは「お互い様」ということを忘れずに♪
隣の方に迷惑をかけないよう、充分に注意しましょう。

又、お隣さんと、お話をする機会があった場合、人が不快な気持ちになるような言動、表現は慎みましょう。
コートは「フランティック」で取っています。一人の言動が、チーム全体の評判に繋がる事を弁えて行動しましょう♪

隣のコートからボールが飛んできた場合、出来る限り好意的に拾って差し上げましょう。
(インプレー中等は、別ですよ^^あくまでも常識の範疇のお話です)

逆に、こちらのボールを相手コートに飛ばしてしまった場合、隣コートのプレーの邪魔にならないよう注意して
ボールを拾いに行きましょう。(プレー中のコートに入るのはNGです)
隣のコートに入るときは「失礼します」「ありがとうございました」と挨拶を忘れずに♪
又、ギャラリーの方は、隣にボールが入った時や、こぼれたボールは、率先して拾いましょう。

自分がOBしたボールをメンバーが取りに行ってくれた時は「ありがとー」と感謝の言葉(気持ち)を忘れずに♪
確かにお金は払っているけど。。。
コートフィーを支払っていれば、その時間帯は何をしてもOKと言う訳ではありません。コートはみんなの物です。
付帯設備(ベンチ・審判台等)も含めて、汚さないよう、次の人が気持ちよくプレーできるよう、心掛けましょう。
又、ごみ等が落ちていた場合「責任のなすりあい」をする前に、気がついた人が片付けましょう。

次の時間帯の人たちがコートサイドで待機していることは良くあることです。
コートを出る時に「時間ぎりぎりだから別に良いじゃん」ではなく、「お待たせしました」など、挨拶をすると、爽やかですね。
今日は一緒じゃないけれど「お互い頑張ろう♪」
いつも同じ人とばかり練習しているより、いろいろなプレースタイルの人と練習することは、とても修行になると思うので
ジャンジャンやっちゃってください♪

あっちこっちに行っていると、メンバー同士たまたま偶然、隣のコートに居合わせる事もあると思いますし、
フランティックの練習日に隣り合わせになることもあると思います。

そんな時は、「こんにちわ〜」と挨拶を忘れずにしましょうね。

コソコソしてみたり、目を合わせないように知らん顔をする等、「今日は一緒じゃないから関係ない」なぁんて態度をとると
「あの人は、挨拶もできない人」と思われてしまいまって、「そんな一般常識もわからかない人は、やめて貰って結構!」なぁんて
事にもなりかねませんす(^_^;)

もちろん、人間同士ですから、好き・嫌い(苦手)はあると思いますが、数あるテニスサークルの中で、
偶然にも、フランティックのメンバーとして所属している「仲間」なのですから、これも何かのご縁だと思いませんか?

子供の頃「知っている人に会ったら、挨拶しましょう」と、誰もが教わったと思います(^^ゞ
挨拶は「テニスプレーヤー」以前に、社会人 (というか人間) としてのマナーの【基本中の基本】です♪
チームフランティックは、テニス好きが集まったサークルです♪
サークルはスクールとは違って、自分の(上達の)ためだけに参加するものではありません。
「テニスが上手くなりたい」という気持ちは、みんな同じです♪
そんななかで、お互いの向上のために、時に真剣に、時に楽しく、アドバイスしあったり、励ましあったりして、
お互いが、お互いの練習のためになるよう、お互いに気持ちよくプレー出来るよう心掛けつつ
メンバーそれぞれが、少しずつでも上達できたら良いなぁと思います。
以上、テニス関連の様々なコラム、メンバーの意見を参考に、書いてみました。

集約すれば、周りに迷惑をかけない。人に不快感を与えない。一般常識を弁えましょう。その上で、

スポーツマンシップに則りフェアプレーをしましょうという、、ごく当たり前のことですね(^^ゞ

フランティックでは、テニス好きな仲間が集まって、皆が楽しめるテニスを心掛けています♪