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データのテキスト入力方法

データのテキスト入力方法について説明します。

データのテキスト入力

ここではデータのテキスト入力方法について説明します。
DB2では「IMPORT」コマンドを使用してテキストファイルからテーブルに入力することができます。

【文法】

IMPORT FROM 入力ファイル名 OF 入力ファイルタイプ 入力モード INTO 入力テーブル
 入力ファイル名 … 入力するファイル名です。
 入力ファイルタイプ … 区切り付きASCII,区切り無しASCIIなどの形式があります。
 入力モード … INSERT/INSERT_UPDATE/REPLACEの3つのモードがあります。
         INSERTは追加、REPLACEは既存のレコードをすべて削除したのちに追加。INSERT_UPDATEは主キーで一致行があれば更新なければ追加になります。

本当は、もっとオプションがありますが割愛します。
構文の詳細は公式サイトを参照ください。

【実行例】

 以下の例では、CSV形式のファイルを全入れ替え(REPLACE)モードでMST_PRODUCTテーブルに入力します。

 実行結果は以下になります。データが登録されています。


データに改行が含まれる場合の対処

デフォルトでは、CSVファイルのデータの終わりは改行で判断されます。
このためデータに改行が含まれる場合は、改行コードまででデータの終わりと判断され、データが切れた状態で
登録されてしまします。
ダブルクォート(")で囲まれた改行コードをデータとして判断するには「MODIFIED BY DELPRIORITYCHAR」オプションを
指定します。

【実行例】

 今回は先ほど追加したテーブルにさらに1行追加します。(INSERTオプションを指定しています)

 実行結果は以下になります。エラーなくデータ登録ができ、改行を含むデータを入力できました。