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主キーの付与方法

主キーの付与方法について説明します。
以下の制約が全く付与されていないテーブル(社員)に主キーを付与ししていきます。

主キーの付与

ここでは主キーを付与するSQLを説明します。
構文は以下の通りです。
構文の詳細は公式サイトを参照ください。

【文法】

 ALTER TABLE テーブル名 ADD CONSTRAINT 主キー制約名 PRIMARY KEY (主キー対象項目 [,主キー対象項目...])

【実行例】

実際にSQLを実行し主キーを付与します。
SQLは以下の通りです。

ここで、SQLを実行したいところですが、そのまま実行すると、該当項目はNULL値が設定される可能性があるということで
エラーが発生します。
主キーとNot Nullの制約が完全に独立しているんですね。

というわけで、主キーと付与する対象の項目にNot Null制約をつけます。
また、表の構造がかわったので再編成(REORG)も実行します。

実行結果は以下になります。

あらためて、主キー制約を付与します。
問題なく主キーが付与されました。
カタログを検索すると主キーが追加されていることが確認できます。

主キーの削除

 主キーの削除のSQLを説明します。
 構文は以下の通りです。

【文法】

 ALTER TABLE 表名 DROP CONSTRAINT 主キー名

【実行例】

実際にSQLを実行し主キーを削除します。
SQLは以下の通りです。

SQLの実行結果は以下の通りです。
これでPKが削除されました。