よく見るエラーコード
よく見る(もしくは遭遇した)エラーコードについて、メッセージ内容と発生例を記述します。
よく見るエラーコード
SQL コード |
SQL STATE |
メッセージ | 原因例 |
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SQL0104N | 42601 | "xxxx" に続いて予期しないトークン "xxxx"が見つかりました。予期されたトークンに "xxxx"が含まれている可能性があります。 | SQLの文法の誤り。 例えば、SELECT句の最後の項目の後にカンマがついている。WHERE句の式が欠落しているなど。 |
SQL0117N | 42802 | 割り当てられた値の数が、指定された列または変数の数、または暗黙に指定されている列または変数の数と同じではありません。 | INSERT時にテーブルの項目数とVALUES句の項目数が異なる場合 |
SQL0180N | 22007 | 日時値のストリング表記の構文が、間違っています。 | 日付、時刻、タイムスタンプを表す文字列が誤っている。(例:2021/11/31, 100-01-01) |
SQL0181N | 22007 | 日時値のストリング表記が許容範囲を超えています。 | 日付、時刻、タイムスタンプを表す文字列が誤っている。存在しない日付を指定している。(例:2021-11-31, 2022-02-29) |
SQL0182N | 42816 | 日時値またはラベル付き期間の表現が無効です。 | 日時を表す文字列がうまく解釈できない場合(TO_DATE等で明示的に文字列を日付型に変換してエラーを解消) |
SQL0204N | 42704 | "xxx.xxx" は未定義の名前です。 | FROM句で指定している表、ビューの名称が誤っている場合 |
SQL0205N | 42703 | 列、属性、または期間 "xxx" が "xxx.xxx" で定義されていません。 | 主キーで指定した項目が対象のテーブルに存在しない場合。 |
SQL0206N | 42703 | 使用されているコンテキストで、"xxx.xxx" は無効です。 | 項目名、項目名を修飾する表、表別名が誤っている場合 |
SQL0407N | 23502 | NULL 値の NOT NULL 列 "TBSPACEID=n, TABLEID=n, COLNO=n" への代入は許されていません。 | 必須項目にNULLを設定(INSERT時、UPDATE時)した場合 |
SQL0420N | 22018 | 無効文字が、関数 "DECFLOAT" の文字ストリング引数で見つかりました。 | 文字列が暗黙的型変換により数値型され数値として変換できない文字列の場合(数値が暗黙型変換されないようにシングルクォートで囲んでエラーを解消) |
SQL0413N | 22003 | 数値データ・タイプの変換中にオーバーフローが発生しました。 | 数値型の項目に格納値を越える値を(INSERT時、UPDATE時)した場合 |
SQL0433N | 22001 | 値 "XXXXXXXXXX" が長すぎます。 | 項目長を越える値を設定(INSERT時、UPDATE時)した場合 |
SQL0601N | 42710 | 作成されるオブジェクト名が、タイプ "xxx" の既存の名前 "xxx.xxx" と同じです | 既に存在するオブジェクト名ど同一名称でオブジェクトを作成しようとした場合 |
SQL0673N | 23515 | 主キーまたはユニーク・キー索引は、制約 "xxxx" の識別された主キーまたはユニーク・キーの列の値と重複している行が表に含まれているため、作成されません。 | 主キー及びユニーク制約で指定した項目で重複レコードあり一意にならない場合。 |
SQL0668N | 57016 | 理由コード "1" のため、表 "xxx.xxx" に対する操作は許可されません。 | MQT作成直後の場合(REFRESH文実行でエラーを解消) |
理由コード "7" のため、表 "xxx.xxx" に対する操作は許可されません。 | 表の項目をDROPした場合(REORG文実行でエラーを解消) | ||
SQL0803N | 23505 | INSERT ステートメント、UPDATE ステートメントの 1 つ以上の値、および DELETEステートメントが原因で発生した外部キーの更新は無効です。 これは、"1" で識別される主キー、ユニーク制約、またはユニーク索引が表"xxx.xxx" が索引キーに対して重複する値を持つことを制限しているためです。 |
主キー違反となるデータをINSERTした場合 |
SQL0811N | 21000 | スカラー式全選択、SELECT INTO ステートメント、または VALUES INTO ステートメントの結果が複数行にまたがっています。 | プロシージャのSELECT INTO文でSELECTの結果が複数行抽出された場合 |
SQL0964C | 57011 | データベースのトランザクション・ログがいっぱいです。 | トランザクションログが満杯になった場合。(トランザクション・ログを拡張する。 大きいトランザクションを分割することで解消) |