【高校野球春大会記録:名試合名勝負】



【2004年(76回)準々決勝:9回裏の大逆転劇】

東北 3 0  0・・・
済美 0 0  05×・・・

 東北が4点リードし迎えた9回裏、済美は2点を返すものの2アウトランナーなしと追い込まれます。ところが、連打で1、2塁とすると高橋が本塁打を放ち、逆転サヨナラ勝ちをしました。



【平成2年(62回)準決勝:新田が延長17回の接戦を制す】

北陽(大阪) 0 0  0 0  0 0・・・
新田(愛媛) 0 0  0 0  0 01×・・・

 8回に新田が追いついて以降は投手戦が続き、お互い得点を与えず回は17回まで進みました。3時間半に及ぶ熱戦は、17回裏新田の先頭打者による劇的なサヨナラ本塁打により幕を下ろしました。



【平成元年(61回)決勝:東邦が延長10回逆転サヨナラ優勝】

上宮(大阪) 0 0  0 1・・・
東邦(愛知) 0 0  0 2×・・・

 東邦は1点をリードされた延長10回裏、2アウトランナーなしから逆転サヨナラ優勝を演じました。サヨナラの1点は相手エラーによるものでした。



【昭和57年(54回)2回戦:箕島延長からの打撃戦を制す】

明徳(高知) 0 0  0 0 2・・・
箕島(和歌山) 0 0  0 0 22×・・・

 0対0のまま勝負は延長戦に。10回表、明徳がついに勝ち越し点をあげます。しかし、粘る箕島はその裏同点に。続く11回にも再び明徳は勝ち越しますが、最後に女神が微笑んだのは箕島でした。