平成19年度 市川市浦安市中学校春季野球大会
優 勝:浦 安 中
1 0
2 1 4 2
2 0 3 0 4 0 2
2 1 0 1 7 0 0 3 2 4 6 7 1 2 1 2
0 12 0 12 10 0 0 7 1 6 1 4 7 0 2 4 0 10 2 6 12 2 0 4 3 10
5回 5回 5回 5回 5回 5回 5回 5回
浦安 日出学園 三中 筑波大附 四中 南行徳 塩浜 高谷 市川学園 美浜 福栄 一中 明海 東海大付 堀江 入船 五中 日の出 八中 妙典 東国分 下貝塚 富岡 昭和 見明川 二中 大洲 七中 六中
 
      
     
大会を振り返って
昨年は雨で悩まされた春季大会だったが、2日目に夕方に雷雨があり1試合が特別継続試合となったほかは順調に大会が進んでいった。                                                                                 さて、1回戦は8試合がコールドゲームとなる大味な試合が多かったが、2回戦以降は延長戦やサヨナラゲームが多く、どのチームも力の差が紙一重であることがよく現れていた。昨年度の新人戦より、ボールが新しくなり飛ぶようになったが1点を争う好ゲームが多かったのは投手を中心として守りが安定していたからだろう。                                                                         総体は今回優勝の浦安、準優勝の日の出が別のブロックとなる。この両校を倒すべくすべての学校が練習に励むことになるが、どこも力の差があまりないので夏には更なる激戦が予想される。
決 勝
浦安 1−0 日の出
初回、両校無得点となって決勝戦らしい緊迫した立ち上がり。しかし2回に試合が動く。浦安の攻撃、エラーで出塁した走者を盗塁と犠打で難なく3塁に進めるとスクイズで見事に先制点を挙げた。日の出も6回表に1死2塁のチャンスを作るとセンターへライナー性のすばらしい打球が飛んだ。同点かと思われたがセンターがダイビングキャッチ。得点することができなかった。その裏に浦安がライトオーバーの3塁打で得点のチャンス。正に「ピンチの後にチャンスあり」の言葉どおり。しかし日の出が落ち着いた守りで本塁をつく走者をアウトにすると、四球で満塁にはしたものの得点を許さなかった。7回の日の出の攻撃は浦安がバッテリーを中心とした安定した守りで追いつくことを許さず、新人戦に続く2連覇を決めた。
準決勝
浦安 2−1 市川
初回に制球に苦しむ浦安の投手から市川が2死ながら満塁のチャンスを作ったが、ここは無得点に。その裏、浦安は1死1,3塁からセンターへの犠飛で先取点を奪った。浦安は3回にも内野ゴロの間に追加点を奪いった。市川は3回に走者を2塁において右中間へヒット。しかし2塁走者の判断ミスで得点できず。4回には安打で1点を返したが追いつくことはできなかった。
日の出 4−2 六中
初回から日の出の猛攻が始まる。走者を3塁に置いてヒットエンドランで先制したかと思うと2死満塁からバッテリーエラーで追加点。さらに2塁打で2点を追加して4点を奪った。なかなか反撃の糸口の見つからなかった六中だが、4回裏、走者を1塁においてライト線を抜く3塁だと単打で2点を返した。しかし反撃もここまで。その後も互いにチャンスを作るが得点には至らず日の出が2年連続で決勝戦進出を決めた。
3回戦
浦安 2−0 南行徳
守りの堅い両チームの対戦。接戦が予想されたが1回に浦安が2点を先制する。その後はテンポよく試合が進んで南行徳は得点を奪えず。浦安が勝利をおさめた。
市川 3−0 東海
初回、東海のバッテリーが乱れにより市川が1点を先制。東海も追いすがるが5回にも市川が1点を追加しさらに7回に突き放して準決勝進出を決めた。
日の出 5×−4 下貝塚
序盤は互いに譲らず無得点。4回に日の出がヒットで2点を奪うと下貝塚も7回に満塁から長打など一挙4点。しかしその裏に日の出がまたもやチャンスを生かしてサヨナラ勝ちを決めた。
二中 0−2 六中
序盤に六中が1点を先制し、有利に試合を運んだ。さらに1点を追加して2点差に。6回の二中の攻撃、2死ながら走者を2人置いて同店のチャンス。ここで雷雨となり二中には悔しい雨天コールドとなった。
2回戦
浦安 2×−1 三中
新人戦優勝で第1シードの浦安と三中との戦い。1対1で迎えた最終回に、浦安がサヨナラ勝ちで3回戦進出を決めた。一冬越えて三中の成長がよくわかる試合だった。
四中 0−1 南行徳
好投手を要する両チームの対戦。戦前から厳しい戦いが予想された。5回までは互いに無得点だったが6回に南行徳がヒットにバントを絡めて得点し、接戦を制した。
市川 7−0 福栄(5回コールド)
3回までは互いに得点はなかったが、4回に突如、福栄の投手が乱れる。四球、エラーそしてヒットも生まれ一挙7点。福栄らしさが出ず、悔しい敗退となった。
明海 0−3 東海
まずは1回裏の東海の攻撃。バッテリーエラーとヒットにより鮮やかに2点を奪い、主導権を握る。さらに4回にもバッテリーエラーにより追加点。惜しくも明海の3回戦進出はならなかった。
堀江 2−4 日の出
序盤から中盤までは互いに無得点。勝負は終盤へ。堀江の投手の制球が乱れ始め、日の出が5回に先制。続く6回にも3点を奪い、勝負を決めた。
妙典 6−7 下貝塚(特別延長8回)
先制したのは妙典。3回に2点を奪った。しかしすっきりとしない妙典の守り、4回に一挙3点を奪われ逆転。3−3で迎えた8回、下貝塚が4点を奪うと妙典も粘ったが3点を返すのが精一杯だった。
富岡 1−2× 二中(特別延長8回)
初回、富岡が死球の走者を内野と外野の間に落ちるヒットで先取点。3回には二中が富岡のまずい守りで追いつく。勝負は延長戦へ。富岡が無得点に終わった裏、二中が見事にスクイズで勝利をおさめた。
七中 1−2 六中
新人戦準優勝の六中に臆することなく七中が1点を先制して主導権を握る。しかし地力のある六中、終盤に走者をおいてライト線を抜くヒットを打ち、そのままの勢いで逆転勝利をおさめた。
1回戦
日出学園 0−12 三中(5回コールド)
序盤から三中が日出学園を攻めたてる。守備の乱れもあり、三中が次々の得点を奪う。日出学園も反撃しようと頑張るが得点には至らなかった。
筑波 0−12 四中(5回コールド)
四中が安打や四球により筑波から大量点を奪った。必死に球に食らいつく筑波だったがバッテリーを中心によく守る四中から得点を奪うことができなかった。
南行徳 10−0 塩浜(5回コールド)
走塁を絡めた攻撃で着々と得点を奪う南行徳。対する塩浜も鋭いスイングで南行徳の投手に対抗するが連打が生まれず惜しくも敗れた。
高谷 0−7 市川学園(5回コールド)
猛打を誇るチーム同士の対戦。先制したのは市川学園だった。高谷も必死に守るが市川打線の勢いをおさえることができず。市川学園に軍配が上がった。
美浜 1−6 福栄
福栄が敵失と安打により6点を奪う。美浜打線もなんとか走者をためようと粘りを見せるが1点を奪うのがやっと。追いつくことはできなかった。
一中 1−4 明海
一中が先取点を奪い、試合を優位に進めるかに思えた。しかし明海は追いつくとそのままの勢いで逆転。追いすがる一中に追加点を許さなかった。
堀江 7−0 入船(5回コールド)
入船の軟投派の投手になかなかタイミングが合わなかった堀江だが、随所にヒットが出て次々に得点。しかし敗れはしたが入船のはつらつとした態度は好印象であった。
五中 2−4 日の出
1点を先制した日の出に対し、五中が粘りを見せて逆転した。しかし守備の乱れに乗じて日の出が逆転。2回戦進出を決めた。敗れた五中の全力プレーが光っていた。
八中 0−10 妙典(5回コールド)
序盤から妙典が好走塁を見せて得点を奪う。八中は初回、先頭打者が2塁打を打つが後続を断たれて勢いに乗ることができなかった。
東国分 2−6 下貝塚
下貝塚の攻撃、初回に制球の定まらない東国分の投手から押し出しで1点を奪う。続く2回にも長打で2点、東国分を突き放す。終盤に東国分も2点を奪うが追いつくには至らなかった。
富岡 12−2 昭和(5回コールド)
富岡が昭和の守備の乱れやヒットにより次々に得点を重ねる。昭和も市内大会初勝利を目指して粘るが2点を奪うのがやっと。1回戦で敗れた。
見明川 0−4 二中
序盤は互いに得点がなかったが中盤から試合が動いた。4回裏、2死から二中が3点を奪うと6回にも追加点。守っては見明川打線を0点に抑えて2回戦進出を決めた。
大洲 3−10 七中(5回コールド)
七中が初回から4点を奪って優位に試合を進めた。大洲も2回に2点を奪い返す。そのままもつれるかに思えたが七中が4回にも4点、5回にも2点を奪い勝利をおさめた。