うさぎを飼っていて気づいたこと


うさぎには個体差、個性がありますので、全てのうさぎに当てはまるものではありませんが、うーとくーを飼っていて気づいたことを、ここで紹介します。

うさぎは、匂わない。
ペット用のラッビットフードに消臭成分が配合されていることもあり、柔らかいうんちとお小水以外は臭いません。鼻を近づけても全く臭いません。おしりも自分で舐めてきれいにしていますので、お風呂に入れる必要はありません。

うさぎは、きれい好き。
うさぎは、自分の家の外にトイレをしようとします。例えば、くーは外にあるトイレで用をたすために、外で遊ぶ時間まで我慢をします。うーは大邸宅内で、いつも生活するシダーチップガーデンでは用をたさず、ケージの中で用をたす癖がつきました。また、うさぎはいつも毛繕いをしています。歯も手できれいにしています。

うさぎは、好きなものから食べる。
毎食、干し草とラビットフードとクッキーをあげますが、必ずクッキーから食べます。手から食事をあげる時も自分の好きなものしか食べません。うーはマジョラム、くーは芋が大好物です。

うさぎは、耳がいい。
うさぎの特徴である耳はやはりよく聞こえるようです。また、テレビの音、家族の声、家の中の音なのか外の音なのかを聞き分けているようです。テレビの音であればどんな驚くような音でも警戒しませんが、玄関のドアの音や外の音には敏感に反応します。

うさぎは、言葉を理解する。
うさぎは、耳がいいので言葉を聞き分けているようです。くーは「ハウス」と言えば、自分のケージへ真っ直ぐ走って帰ります。うーもくーも「こらっ!」と言えば、悪戯を止めます。

うさぎは、抗議する。
くーは、悪戯を叱ると軽く咬んで逃げたり、家に帰る時に、家の前で立ち止まって「ぐーっ」と啼いて抗議したりします。

うさぎは、鼻がわるい。
うさぎは鼻がいいという意見もありますが、私はうさぎは鼻がわるいと思います。食べ物を目の前に置いても気がつきませんし、何か匂うときは必ず鼻をくっつくぐらいそばまで近づけてきます。(うさぎは鼻が良いというご意見も戴いていますので、鼻がわるいのは、うーとくーだけかもしれません。)

うさぎの背中を丸くする姿勢は疲れる。
うさぎ独特の背中を丸くする姿勢は人間の目で見ても疲れそうに感じますが、実際、うさぎはあの姿勢で生活するのは疲れるのではないかと思います。何故なら、警戒している時以外は、盛んに伸びをしたり、横にごろんとなって身体を伸ばしています。

うさぎは、あくびをする。
うさぎは、よく寝ていますが、よくあくびをします。ところが、あくびの瞬間の写真を撮ったり、ビデオで撮ったりするのに今だ成功していません。人のあくびは人にうつりますが、人やうさぎのあくびは、うさぎにうつらないようです。

うさぎは、真似をする。
うーとくーは、性格が全く違いますが、何故か同じ行動をします。どちらかが水を飲めば、片方も水を飲みます。どちらかが塩土をなめれば、片方も塩土を舐めます。どちらかが毛繕いをすれば、片方も毛繕いをします。本当に不思議ですね。

うさぎは、寒いのも暑いのも嫌い。
うーとくーは、冬はホットカーペットの上でごろんと寝そべりますし、夏は冷たいビニルシートの上でごろんと寝そべっています。特に夏は弱いようです。

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