セージ


  • 学名:Salvia offinalis
  • 英語:sage
  • 仏語:sauge(そーじゅ)
  • 西語:salvia(さるびあ)
  • 分類:シソ科多年草
  • 和名:薬用サルビア
  • 原産:地中海沿岸

エルサレムセージ 97/5/1曽我ナチュラルパークで撮影
セージは、町のあちこちでほぼ一年中見かける真っ赤な花を咲かせるサルビアの仲間です。高さは40〜60cmの常緑小低木で、サルビアと同様に唇形の紫色の花を長い穂状に咲かせます。他にたくさんの種類があります。名前は「救い」という意味のラテン語「salvere」が語源で、昔はもっぱら薬として使用されていたようです。万能薬として殺菌、精神安定化、血行をよくし月経を正常化し更年期障害に効くと言われています。作用がやや強いので妊娠中の使用は避けた方が良いそうです。

香り強く、ソーセージ、挽き肉を使った詰めもの料理に利用されます。脂肪を分解し肉の臭みを消します。

セージの栽培は、苗を購入すれば簡単です。梅雨明け頃から急速に伸びますので、肥料切れにならないように注意して下さい。酸性土壌を嫌いますので上水の酸性が強い場合は、苦土石灰などを撒くなどして注意して下さい。


「ハーブの本」の部屋で紹介しました「ハーブを楽しむ(主婦と生活社)」を参考にしました。
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