|
![]() アロマテラスにて撮影 |
ローズマリーには、木立ち性タイプ(Upright rosemary)と地をはうタイプ(Prostrate rosemary)があります。 ローズマリーは、中世には教会の庭に植えられ悪魔払いに使われていたそうです。スペイン語のロメロは巡礼者という意味で、お祭りや行事には欠かせないハーブです。4月のセマナサンタ(聖週間)や6月のロシオ祭には祭壇の飾り付けや人々の胸のポケットを飾ります。 ローズマリーは、世界最古のオーデコロンと言われ、75歳のハンガリー女王がポーランド国王からプロポーズされたのは、ローズマリー、バラ、ペパーミントを主とする化粧水「ハンガリーウォーターのおかげだと言われています。 |
![]() レックス/1996年自宅にて撮影 |
料理では、特に肉料理に合うと言われています。スペアリブやラムチョップなどの肉料理やキングサーモンなどの魚料理、じゃがいもなどにピッタリ合います。香りが強く何でも合うのでハーブオイルにすると毎日レストランの味が楽しめます。 入浴剤では、南房総の丸山町ローズマリー公園で見つけたものが個人的には非常に気に入っています。世田谷区のカリス成城にも同じものがありました。 ローズマリーは種からも栽培できますが、収穫できるまで時間がかかります。苗を購入するか、比較的新しい枝を挿し木するのが一番です。スーパーで売っている比較的新しいものをセントポーリアの土に挿し木しておくと、季節が良ければ1ヶ月ぐらいで根が生えてきます。土壌酸度は7.0〜7.5が適しています。湿度を嫌いますので風通しの良い場所で栽培し、また、土が乾燥し過ぎないようにして下さい。 |