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ハスカップは、アイヌ語で北海道の呼び方です。1cmぐらいの楕円形の濃紫色の実が、お菓子や果実酒、ジャム、ゼリーなどに利用されています。酸味があり少々苦みがあるのが美味しく、ビタミンC、カルシウムが豊富です。
ハスカップの花は、5〜6月に葉の付け根に2対の淡黄白色の先が五つに裂けた花弁を付けます。ハスカップの木は、冬には強く、繁殖は挿し木か株分けします。ハスカップは、日当たりの良い土地を好み、極端な乾燥地を除き特に土壌を選びません。
露地植えの場合は、株周りに配合肥料などをすき込み、余程日照りが続かなければ水をやる必要はありません。また、鉢植えの場合は、大きめの鉢に植え、油粕などの玉肥を2〜3個株周りに置き肥し、毎朝水をやります。どちらも、肥料は年1度程度で、混み合った枝は剪定してやります。