チャイブス


曽我ナチュラルパークで1997/5/1撮影。

  • 学名:Allium schoenoprasum
  • 英語:Chives
  • 仏語:ciboulette(しぶーれっと)
  • 西語:cebollino(せぼじーの)
  • 分類:ユリ科多年草
  • 和名:せいようあさつき
  • 原産:ヨーロッパ

日本の葱や浅葱に似たネギの仲間(ネギ類)です。通常、オニオン・チャイブスのことを指し、浅葱と同じストロー状の葉で初夏にクローバーに似た紫ピンク色の花を咲かせます。料理では、葉を細かく刻んでスープやオムレツなどに入れて葱のように薬味として使えます。また、料理を皿に盛りつけた後に刻まないまま葉を添えるとちょっとした飾り付けにもなります。
チャイブスは種から栽培できます。酸性土壌に弱いので苦土石灰で調整します。冬は枯れますが、春になれば、また、新芽が出てきます。

また、ガーリック・チャイブス(にら、Allium tuberosum)は、若いときはオニオン・チャイブスと似た葉をして、だんだん平たい葉に変わり、白く星型の花が集まって咲きます。
その他のネギ類として、エバーラスティングオニオン(エシャロット、Allium cepa)、ガーリック(にんにく、Allium sativum)が知られています。


「ハーブの本」の部屋で紹介しました「HERBS/John and Rosemary HEMPHILL」、「ハーブ図鑑110(槙島みどり訳)」を参考にしました。
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