ナイトウィザード2nd キャラクターシート

■概要
冒険社「ダンデライオン」で会計を務める女性。アメリカ合衆国出身。
幼い頃から体が弱く、汎用ADと周囲の環境を操るメディウムによって、カナンでの生活を成立させている。

■幼少期
オクタヘドロンに所属するAD技術研究者の両親の間に生まれる。
第一次AD紛争の混乱期に妹と死別した後、両親と共に第一次カナン移民に参加する。
しかし、同世界の過酷な環境に適応できずに身体を壊した為、彼女の表界送還が決定。
以後、彼女はイシマール大学卒業まで、父方の祖父母の下で育つ事となる。
なお、両親は娘と共に帰還する事を望んだが、彼女自身が強く反対した為に実現しなかった。

■カナンへの再移住
カナンの統治安定と汎用ADの実用化を受け、両親は彼女を同世界に招く事とし、彼女もそれを快諾した。
しかし、彼女のカナン到着の前日に、両親は調査に赴いた遺跡でミュータントの襲撃を受けて死亡。
統合保安局に非技術者職員として雇用され、生活の保障はされたものの、天涯孤独の身となってしまう。

■ダンデライオン入社
その後、アスカ博士の昏睡に伴う混乱期に独立したLEADSへの移籍を打診されるも固辞し、保安局に留まるが、
カナン基盤化構想に共鳴するなどLEADS寄りの立場を取った為、次第に保安局内にて孤立していった。
そんな状況の中、コノハ＝ティカ＝クドゥーレの冒険社設立と社員募集を知り、一種の「亡命」として入社。
同社にて、死んだ筈の妹と再会する事となった。

■主義思想
表界での暮らしが長かった事もあり、表界中心主義の傾向が見られる。
ただし、カナンを「表界の良き隣人」であるべきと考えており、開拓財団の収奪的統治には反発を覚えている。
彼女にとってのカナンとは、AD技術とそれに関連する人材や資源を表界に供給する地であり、
その関係を今後も続ける為ならば、政治的・経済的自立を「与える」事も必要と考えている。
しかし、コノハ社長やGAカナン支部、カナン住民との日常的接触により、徐々に心境に変化が現れ始めてもいる。

■その他
キャンペーン年表はこちらを参照。

■【オクセム＝アリヴェ教授によるメディウム分析結果】
メディウム名―「國民の創生（バース・オブ・ア・ネイション）」
本体―シャーリー・シャロン・セイラム
破壊力―Ｄ　スピード―Ｅ　射程距離―Ｂ
持続力―Ｂ　精密動作性―Ｅ　成長性―Ｃ
能力―決死圏タイプに分類されるメディウム。環境改変型。
　　　自身を中心として最大で半径20m程の領域を展開し、内部の物理・魔術法則を任意に改変する。
　　　ただし、強度の高い情報（光速度、万有引力定数など）の改変には多量の体力と魔力を消費する。
　　　法則改変には莫大な演算能力を要求される為、ADサポート用AIがメディウムの機構に組み込まれている。
Ａ―超スゴイ　Ｂ―スゴイ　Ｃ―人間並　Ｄ―ニガテ　Ｅ―超ニガテ

■身長：164cm／体重：53kg／髪の色：金／瞳の色：青／肌の色：白

シャーリーが会計を務める特別代行派遣会社。所謂、冒険社。
コノハ＝ティカ＝クドゥーレが設立し、社長に就任している。

ダンデライオン社総務（犬土竜さんのPC）。シャーリーと瓜二つの女性。
実は生き別れた双子の妹である事が、最近判明した。

AD研究組織「LEADS」会長。フェアリー・クィーン・オリジナルの所有者。
亡父の上司であり、その縁からシャーリーに何かと便宜を図ってくれた。

世界魔術協会から支援を受けるNGO団体。代表者は秋月咲。
本拠地が同じ事から、仕事で関わる事も珍しくない。

「知識探求欲。私にとって、これに勝る欲求などないのでね」
白髪に褐色の肌の、インド系を思わせる少女。年齢は8〜9歳程。
その実、LEADS遺跡探索部を率いる研究者。専攻は冥界研究。
自身の好奇心を満たす事を最優先とするマッドサイエンティストであり、
現在の外見も、脳を移植した女性用アンドロイドのものに過ぎない。
理由は「女性の体を体験してみたかった」から。
本来の性別は男性。年齢は不詳だが、老年である。
元イシマール大学教授で、オクタヘドロン勤務経験があるなど、
シャーリーや彼女の両親とも親交があるが、正直、距離を置きたい相手。
なお、声紋認証を考慮した結果、声は老年男性のままである。

「わたしも、この地獄（カナン）を、ぶち壊してやりたいわ」
黒髪でロングの眼鏡をかけた理知的な女性。34歳。
LEADSにおいて人工知性研究部第二研究室長を務める。
また、特殊なAI『システムR』の運用も行う。
第二次AD紛争で脳に損傷を受けた事から、特殊な知覚を持つ。

「何処にいようと人は争いとは無縁ではいられない、というわけだ」
ドイツ出身の39歳独身男性。表界での職業は、欧州合同軍所属の大尉。
レイヴンロフトなどと同様の、イノセントによる対侵魔部隊を率いていた。
「ラファエル」の投与によってAD適合者となった為、カナンに移住。
部下からの信頼は厚く、「部隊まるごと」移住できたのも彼の人望による。
現在は、部下と共に設立した冒険社「ランツクネヒト」の社長を務める。
シャーリーとは、戦術アドバイザーとして保安局に赴いた際に知り合った。

「我々が報道すれば、それが真実であり、正義なのです」
独立報道機関「カナンの声」社長。ロシア出身の第二次移民。40歳女性。
元は統合保安局広報宣伝機関所属で、シャーリーの年の離れた友人。
アスカ博士昏睡後の混乱期に独立し、自身の会社を立ち上げた。
自社を有名かつ大きな影響力を持つ報道機関とするのが夢。

「イージィブルームもブロンズスターも変わりゃしねえよ。同じ箒だ」
輸送業務専門冒険社「フライング・タイガース」の社員。25歳男性。
台湾出身の第二次カナン移民。セレスティアル・アロー・FEの適合者。
小包一つの速達から、都市間の人員貨物輸送まで様々な業務を担当。
非常に高い箒操縦技術を持つが、彼自身は自らの翼で飛ぶ事を好む。

「これはウチの女房が言っていた事なんですがね」
ノース・ゼロで探偵業を営む男性。41歳の日系アメリカ人。
元はロス市警の警部補であり、ルーテナント（警部補の意）と渾名される。
かなりの愛妻家で、頻繁に妻の話を口にする。

イースト・ワン在住。68歳男性。英国貴族。
性癖とさえいわれる程の熱意を教育に注ぐ、カナン有数の富豪。
現在は見所のある孤児を中心に買い上げる様に人材集めを行っている。
業務No.003『選別』にて、依頼主として名前のみ登場。

「カァー（たった一枚のコインが幸運の眼鏡にかわる事もあるのさ）」
ドゥームズ・デイ・FEに適合したワタリガラス。元は、とある富豪のペット。
飼い主の下から逃げ出し、現在は野鳥のリーダーとなっている。
サポートAIとフォン・システムを用いる事により、人間と意思疎通が可能。

ミュータント情報交換サイト。0-Phoneからのアクセスも可能。
存在が確認されているミュータントの姿、生息域、身長、体重、鳴き声などの情報を網羅し、独自の基準による分類も行っている。

ノース・ゼロにあるシャーリーの現在の住居。
警備員や監視カメラが配置されており、セキュリティはそれなり。
ただし、ウィザードや戦闘用AD適合者を相手にできる程ではない。