絵日記ログ・ルレン紹介5
 アヤメ君をエイジに直してもらう代わりに、ケイタを立ち直らせることを頼まれたルレンちゃん、です。
 ルレンちゃんが寝室の扉を開くと、ケイタ君が隅っこの方で膝を抱えていました。ルレンが声をかけると、ケイタはびくりと身体を震わせ、ルレンを見ると怯えました。ルレンはケイタに近づいて、怯えるケイタをなだめ、自分のことが分かるかと言いました。ケイタはルレンの顔をしっかりと見て、どうやらルレンであることが分かったようでした。そしてルレンにすがりついて泣きました。ルレンちゃんはケイタの背を撫でながら、どうやらケイタが自分のことを受け入れてくれたらしいと感じました。
 ルレンちゃんは今まで、通信の魔道でケイタの声を聞いたことはありますが、実際に会うのはこのときが初めてでした。なんでルレンは初対面なのにケイタのことが分かったのかよく考えてないんだけど、たぶんハヤトが写真とか持ってて、それを見せてもらったことがあるんだと思う。(テキトーだなあ…)
 まあそんなわけで、ケイタはいつも何かに怯えてて、怖いことを思い出すと取り乱して泣くので、それをせっせとルレンちゃんが慰めるのです。
 ルレンちゃんはその内、ケイタは単にしゃべれなくなっているだけでなく、ルレンちゃんの言っていることも分からないみたいだ、と発見します。ケイタは自分の心を守るために、言葉を理解するのを拒んでいるのです。ルレンちゃんは、話しかけてもぽかーんとしているケイタに、せっせと話しかけます。自分がいっぱい話してあげれば、少しずつケイタの言葉も回復するだろうと思ったからです。
 ルレンちゃんはケイタと一緒に生活して、家事もしました。ルレンちゃんは家事はあんまりやったことなくて(ブルジョワの娘なのでw)、以前、義母の気を引きたくて料理などに挑戦したりしたことはあったのですが、その時もあまり上手には出来ませんでした。今回もあんまりうまくは行かないのですが、ルレンは一生懸命取り組みました。
 ケイタはひとりでは寝付けないし、いったん寝てもうなされて起きて泣くので、ルレンちゃんは添い寝しなきゃなりませんでした。(ごめんなさいこういうの大好きなのorz) ケイタは言葉が分からないだけじゃなく、日常の色んなことが出来なくなってました。ルレンちゃんはかいがいしくケイタに付き添い、ケイタが色々出来るようになるために、指導しました。
 まあそんな感じで、ケイタはちょっとずつ落ち着いていきます。
 今日はここまでで。

 うん、書くのをためらったのは、ケイタはひとりじゃトイレもお風呂もいけないってことだよ……_| ̄|○

Back
-TOP(フレーム復帰)
-月面研究所