絵日記ログ・リーフ・クロム紹介2
 なんか前半あんまり盛り上がりどころ無い……のかなあとか思った。ていうか、よく覚えてないところが多いのかも資料漁ろう。

 年表見てきた……思わぬ人がリーフと同い年でわたしノックアウトされてきた……。(オイ) あと年表微妙に間違ってた……なんだよもう。

 リーフとクロムが出会ったのはリーフが10才でクロムが14才の時だって。でまあ、仲むつまじく4年ほど秘密の交際を続けるんですが、ある日、事件が起こります。
 ある夜、王様が暗殺されてしまうんです。それでなんでかたまたまクロム君はその夜、王様の寝室の近くを通りかかって(もしかしたらリーフちゃんに会った帰りにいつもそこを通るのかも)、様子がおかしいのに気づくんですね。覗いてみたら、まあ大惨事で……。お部屋が血まみれでおつきの人から王様からみんなお亡くなりになっているわけです。それでクロム君、驚いてガクブルしてへたり込んであわあわするわけです。
 その内に人が来て、遺体とクロム君は発見されます。クロム君はショックで何が何だか分からなくて、問いかけに上手く答えられないのね。
 クロム君の小国にもまあその跡継ぎ問題とかってあるんですよ。まああんまり深く考えてないんですけどね。(オイ) それでまあ、クロム君は王子なので王位継承権があるんだけど、他にも何人か継承権がある人がいるのね。で、それぞれ後ろ盾の派閥があるわけです。それでまあ、第一発見者であるところのクロム君は、敵対する派閥から暗殺の犯人ではないかと疑いをかけられるのです。まあ冷静に考えればクロム君に犯行が可能なわけ無いんですが、クロム君を王位争いから蹴落とすために、そのように言われるわけです。それでクロム君は容疑者として逮捕されてお城の牢獄に入れられてしまいます。

 多分、クロム君の後ろ盾ってそんなに強い立場じゃないんだと思うんだよね。それでリーフとの政略結婚で立場を強くしようとしていたんだと思います。だけど、リーフの両親は、クロムが逮捕されると、クロムの派閥と組むのを検討し直すのね。
 リーフはクロムが心配で、足繁く面会に訪れます。クロムはリーフを心配させないように「濡れ衣だから、すぐ出られるよ」と言います。
 だけど状況はあまりよい方向へは進みません。小国の権力者たちは王様の亡くなった後の勢力争いに必死で、誰も真犯人を捜そうとかしないのね。それで容疑者のクロムはそのまま犯人ということになって、極刑になるのではと噂が流れます。牢の中のクロムも、最早ほとんど希望がもてないと知るのです。
 面会に来たリーフは泣き言こそ言わないけれど、クロムのこれからについてものすごく不安に思っていて、クロムはそれが痛いほど分かります。かわいい大切なリーフを不安にさせているのがクロムは不憫でした。だから気休めだとしてもリーフを元気づけようと思ってこう言うのです。「僕は今は君と一緒にいられない……この先、遠く離れてしまうこともあるかも知れない。だけどね、君と僕とはいつかまたどこかで会えるよ」と。
 リーフは「ホントに?」と聞き返し、クロムは「僕が嘘をついたことある?」と言います。リーフは思い返してみて、確かになかったと言います。リーフにとって、クロムは世界の全てでした。だいすきで大切で、色んなことを教えてくれて、リーフから見たらクロムはこの世の全ての輝きだったんです。そのクロムが「君と僕とはいつかまたどこかで会えるよ」と言うのを、リーフは信じました。固く固く信じたのです。

 しばらしくて、形だけの裁判とかがあって、結局クロムは王様殺しの犯人として処刑されることに決まりました。クロムは死にたくないと思ったし、どうにか逃げられないかと思いましたが、何もできません。
 しかしある夜、クロムの牢を訪れる者があったのです。それはキートでした。クロムの乳兄弟のキートです。クロムはこんな時間にキートが来たことに驚きます。キートはクロムに静かにするようにと言い、「あなたをここから出します」と言います。その言葉にクロムはさらに驚きました。よく見ると看守の姿は見えません。キートはクロムの牢の鍵を開けて、二人は脱出します。
 キートってなんか一応、ただ者ではないという設定はあるんですが、深く考えてないのですいません。(オイ) とりあえず、キート君はネコ耳です。(オイ) ネコ耳族みたいな一族なんだよ!(ナニソレ)
 キートはクロムを連れて逃げます。ある程度行ったところで、この先は自分でなんとかするようにと言います。クロムは牢から出してもらえただけでもキートに感謝しました。クロムはありがとうといい、でもふと思って言うのです。「どうして……どうして僕にここまでしてくれるの」キートはそれにニヤリと笑います。「王子、あなたと私は生まれたときから主従の関係でしたが、一緒に過ごした時の中で、それ以上の何かがあったと私は思ってます。そう思っているのは私だけでしょうか?」クロムは首を振ります。「そんなことない」確かに二人は主従の関係でしたが、でも一緒に育った幼なじみだし、胸の内を打ち明け合った友人でした。クロムは心からそう感じて、キートにもう一度お礼をいいます。そして国に残してきたリーフのことを頼むと言って別れます。

 さてリーフはクロムが脱獄したというニュースを知って、ビックリしますが、ああやっぱり、クロムの言ったことは本当になるんだって思うのです。処刑されることが決まったけれど、でももう一度リーフと会うために、クロムは脱獄したんだって思うわけです。

 クロムは逃げ出しましたが、世間知らずの王子様がいきなりサバイバルなんて相当ハードなわけでして、まあ大変です。無論のこと追っ手が放たれるし、手配書はばらまかれるしで、逃げ場がないです。最初のうちはなんとか逃げてくんですが、その内追っ手に見つかってしまいます。
 うん、あんまりちゃんと考えてないんだ。(オイ)
 でまあ、その崖とかに追い詰められちゃうのね。(オイ) ……うん、だってしょうがないじゃんロマンだもの……。あーこの先もツッコミどころがたくさんあるような気がするけど、ああうう。大目に見て下さい。(オイ)
 でまあ、クロム君追い詰められて崖から落ちるんですよ。でまあ即死な高さなわけです。それで崖下って言うのはなんかきっと毒性のある植物とかが生い茂ってて、人が近づかない場所なんですよ。それでまあ、この高さなら死んだだろうということで、追っ手はクロム君の死体を確認しないで帰るわけです。
 でもクロム君は即死はしませんでした。地面に打ちつけられて、もう生きていられないほどに身体が壊れてしまったけれど、ほんの一瞬だけ息のある時間がありました。その一瞬に、天使が舞い降りたのです。

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