絵日記ログ・リーフ・クロム紹介1
 えーと、リーフちゃんとクロム君の話やろう、やろう、うん。
 面倒くさいことにこの2人、偽名なんですよ、リーフもクロムも偽名なんだ。本名は別にあって、しかもお互いに本名から生成された愛称で呼び合うので、名前がややこしいんです。だからまあみなさん混乱させちゃうと思いますがすいません。
 リーフちゃんの本名がフローラで、クロムはフローって呼びます。そんでクロムの本名がリチャードで、リーフちゃんはリーツって呼びます。リーフとリーツがかぶってるっていうもうなんというか本当にダメダメなんですよorz
 でもまあ私はリーフ、クロムって呼ぶのでまあその。

 年齢はだてでん開始時点でリーフ16才、クロム20歳です。
 リーフちゃんは魔界の西方の小国の貴族の家に生まれました。
 魔界は西方はウェストブロンドっていう金髪に青い目や緑の目の種族が住んでます。ウェストブロンドはあんまり魔力が強くないので、魔道の発展はあんまりしてないです。西方は小国がたくさんあります。
 リーフちゃんは生まれたときから、同じ国の王子との結婚が決まっていました。まあその政略結婚的なものなんです。リーフは親の敷いたレールに載って、すくすくと育ちます。淑女としてのアレコレを身に付け、教育係に言われたとおりに素直に真面目に生きてきました。だけどある日、お庭を散歩してたら、クロムに会うのね。
 まあクロムってそのリーフの婚約者であるところの王子さまなんだけど。クロムは結構マイペースでやんちゃで、お勉強やらなんやらを抜け出してはお城の中を逃げ回ってる子でした。その日も決められたお勤めを逃げ出して逃走中だったんだと思います。
 クロムもリーフもお互いが婚約者だとは知らないで出会います。多分なんというか、クロムは追っ手から逃れるためにリーフに協力してもらったんだと思います。それでまあ、リーフは突然現れたお兄さんに興味を持つわけです。クロムもクロムでリーフちゃんのかわいさにハートキュンキュンになるわけです。(何) ていうか、二人とも一目惚れするのね。クロムはリーフに名前を聞いて、それで初めてこの子が自分の婚約者なのだと気づきます。
 クロムは自分が王子に生まれたことをよく思ってなかったんですね。クロムは自由を求めるタイプの子だったのです。大人たちの権力争いにもうんざりしてたし、自分でなんにも決められなくて、結婚相手も勝手に決まってる自分の人生にガッカリしてたのです。
 だけど、思いがけずリーフと出会って、それまで自分の婚約者なんか顔も見たくないって思ってたけど、でもそれがリーフなんだって分かってとっても嬉しかったんです。きっとこの時に出会わなくても、婚約者なんだからその内顔合わせがあっただろうけど、でもクロムはこの時に会えてよかったって思うんです。誰かから決められた機会に初めて出会ったんじゃなくて、誰の意図でもなく偶然出会ったということが、クロムにとっては運命に感じられたんです。
 クロムは度々、リーフに会いに来るようになります。まあ基本、夜、寝室を抜け出してリーフの部屋に遊びに行くわけですが。
 クロムって夢見がちな子なんですよね。運命とかきらきらしたワードがだいすきなんですよ。リーフはものっそい世間知らずなんで、クロムが「二人が出会ったのは運命だねv」とか言うと「そうなのかー」って思っちゃうのねwww まあそれでリーフはクロムが語るアレコレを興味深く聞いて、クロムはリーフがアレコレ聞いてくれるので嬉しくて、お互いだいすきになるのです。
 リーフは自分以外の誰かが勝手に決めていく人生になんの疑問も持っていなかったけれど、クロムの話を聞いて初めて疑問を持つわけです。それでもいつかクロムと結婚して一緒に住むのなら文句はないわけです。だからまあ、別に親に反抗したりとかはしなくて、それまで通りに従順に暮らします。夜はクロムが部屋に来てくれるしハッピーなわけです。

 なんか昔クロムが部屋を抜け出してリーフに会いに行く話を途中まで書いたような気がする。うん。
 クロムには乳兄弟がいて、キートっていう名前なんだけど、キートはクロムのおつきの人っていうかなんて言うんだろ、側仕え? まあその、一番親しい召使いなわけです。キートが「王子なんですから自覚を持って頂かなくては」とかなんとか言ってるのを全然聞いてなくて「フローのところ行ってくるから、テキトーにごまかしといて」とか言って窓から出て行くんですよ。そんでリーフの部屋の窓に小石を投げて、リーフがそれに気づいて窓を開けるのね。それでこっそり会うわけです。

 まあこっそり会ってちゅっちゅとかしてたけどね!!!!!(オイ)

 ああくそう、クロムってホントダメなヤツだよ……リーフが世間知らずなのをいい事にアレコレ……orz あーダメだ恥ずかしい寝よう。

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