絵日記ログ・エリ紹介8
 昨日のやつ読み返してビックリしたんだけど、なんでエリさんは夜月を殺さなかったんだろう……? 不思議すぎる。まあ、殺す必要もないような気もするけど、殺さない理由もなかったような気がする。
 ふつう悪役なら、殺す必要がなくても、生かしておく理由がなければ殺すものです。それが正しい悪役の演出だと思うんですが……。その、描きたい悪役の像によっても違うと思いますが……。非情さを描きたいなら、それが正しいかと。
 そういう話で行くと、エリさんは、犯す必要がなくても、犯さないでおく理由がなければ犯す……ですねwww 要するにエリさんはエロエロの変態だっていう演出なんですねww
 ビックリした_| ̄|○ きっと私の頭の中って、悪役=悪いことする・非情とかじゃなくて、悪役=エロイっていう構造なんだね。もう死んだ方が世の中のためだ_| ̄|○
 まあなんだ、だてでんがビックリするほど人の死なない世界だって言うのは、あるんですが。名のあるキャラで死ぬのって、葉月だけだよ。

 さ、さっさと続きを書きますよー。
 夜月を拒み、追い出したエリさん。魔王誘拐作戦を実行に移すエリさん、です。

 ファーストに、コピー能力のサード、未来視のフォースを加えて戦力増強を果たしたエリ陣営は、魔王アイミを誘拐する作戦を開始します。
 前も説明しましたが、だてでん界は、その空間に不安定なところがあって、それを安定させるために、天界と魔王城にそれぞれ、空間を安定させる魔道システムをおいています。その魔道システムに魔力供給をするのが、天帝と魔王の仕事なのです。この魔道システムはすごく魔力の消費が大きいので、天帝や魔王のような強大な魔力を持った者でなくては、魔力供給出来ないのです。だけど短期間なら、他の人が代わりにすることも出来ます。でもまあ、3日くらいでバテます。
 魔王や天帝が、魔王城や天界から離れ、システムへの魔力供給が絶たれると、世界の空間の安定が失われ、世界が滅亡してしまいます。エリさんは今までは戦力の関係で、魔王城に攻め込むことは自重していましたが、人造人間3人も揃ったし、夜月を失った勢いもあり、そろそろいいかなーと思って、開始します。

 でまあ、色々あって、魔王アイミ誘拐されます。(オイ)

 ファーストたちは、アイミを連れて時空の狭間へ逃亡します。アイミの魔力を封じ、アイミが抵抗出来ないようにして、狭間のわかりにくいところに閉じこめます。魔王近衛隊が追ってこられないように、何重にも関門をもうけます。(この辺あんまり深く考えてないので、突っ込まないで下さい<オイ)
 さて、アイミがさらわれた魔王陣営ですが、アイミ奪還のために立ち上がります。ここで少しだけ、魔王城のメンバーの紹介をしますね。
 まずはみなさんご存じの幻術士クレアちゃんです。彼女は創造主からスカウトを受けるほどの実力のある魔道士です。魔王アイミをとても尊敬しており、陰に日向に魔王をサポートする右腕です。戦闘能力はファーストには劣るけど、魔王城では一番って感じです。
 次に影の薄いだてでんの主人公、絶空の天使ハヤト君。天使の中でも割かし魔道力が高い子です。空中高速移動と防御結界の魔道が得意です。(主人公なのに地味ww) 魔王城で唯一の男の子で、体術なら多分、クレアより上だと思います。
 その次が、魔王近衛隊隊長のユラりん。太陽の民であり、やっぱ魔道力が高いです。回復の魔道が得意です。あと怪力です。(それなんてサクラww) なんでクレアんじゃなくてユラりんが隊長なのかは……うん、まあ、今はいいにして下さい。
 で、知る人ぞ知る人気キャラ(オイ)、三度の飯より魔道が好きな魔道オタクのルレンちゃん。生まれは魔王都の一般人なので、魔道力・魔力容量はそんなでもないのですが、魔道技術はピカイチ。レーダー能力もピカイチ。一番得意なのは、移動の魔道。複雑で制御の難しい魔道をさらっとやってのけます。彼女は魔力容量の不足を補うために、平時から魔道石(魔力の充電池みたいなモノと思って下さい)に魔力を溜めておいて、いっぱい装備して、必要な時に使うという手法を用いています。
 そしてみなさんご存じのイリジャたん。彼女は魔王近衛隊ではありませんが、世界の存亡がかかっているピンチなので、流石に魔王側につきました。イリジャの売りはなんといっても無尽蔵の魔力容量です。
 最後に、彼女もまた魔王近衛隊ではないのですが、リーフちん。リーフは魔道も武道もなんにも出来ないお嬢さんで、家事担当なのです。なので戦力にはならないし、物語の上でコレといった活躍もしないんですが、ここで仲間はずれして紹介しないともう二度と触れられないと思うので、とりあえず。

 さて、このメンバーで、空間を安定させる魔道システムに、魔力供給を出来るのは、この時点ではクレアだけでした。アイミがさらわれ、魔力供給が絶たれたので、クレアがとりあえず魔力供給をすることになります。
 ハヤトとユラは、ルレンの魔道で、空間の狭間へ赴き、さらわれたアイミを追うことにします。
 クレアは、まあそれなりの魔力容量がありますが、それでも何日もやればバタンキューしてしまいます。クレアは魔力供給が出来る唯一のメンバーであると同時に、重要な戦力でもあります。
 なので、このままクレアを魔道システムに縛っておくのは効率が悪いと判断したルレンちゃんは、クレアから魔力供給の仕方を習います。そして、ルレンちゃんは、イリジャに協力を頼んで、魔道石に魔力を込める作業をして貰います。
 つまり、魔道技術が高く、魔道システムへの魔力供給の仕方をすぐに覚えられるルレンちゃんが、イリジャが魔道石に込めてくれた魔力を、魔道システムへ供給する、というのです。イリジャ自身は魔道技術はほとんどないので、魔力供給の仕方をすぐには覚えられません。だけどルレンなら、すぐに魔力供給の仕方を覚えられるというわけです。これでクレアを戦力として使うことが出来るようになります。

 さて、魔力供給をしなくて済むようになったクレアちゃんの所へ、エリさんに痛めつけられ捨てられたボロボロの夜月がやってきます。
 クレアは夜月を弟のようにかわいがっていました。そんな夜月がボロボロになって帰ってきたのです。夜月は自分はエリを幸せにしてやれなかったどころか、傷つけてしまったと言って泣きます。クレアはそれを聞いて、ショックを受けます。
 思い出して欲しいのですが、そもそもエリさんに、世界に復讐をと提案したのは、クレアなのです。クレアは軽い気持ちで例えで言っただけなのですが、エリさんはそれを真に受けて、それを生きる目的にしてしまいました。
 クレアはそのことをとてもとても悔いていました。自分の所為で、エリの人生をゆがめてしまった。そしてそのエリが今、敬愛する魔王アイミをさらい、弟のようにかわいがっていた夜月をこんなにボロボロにしてしまったのです。
 クレアは胸を締め付けられます。エリに道を誤らせてしまった自分こそが、エリを討たなければならないという想いが、沸々とわき上がってきます。
 クレアは、スピリットシェルを突破して、相手の精神に直接刺激を与えるという、幻術の使い手です。幻術は、相手を眠らせたり、嫌なことを思い出させたりというような使い道がありますが、一番強力な攻撃方法としては、相手の精神が壊れてしまうくらいの刺激をガツンとたたき込むことです。しかしこの攻撃方法は、クレア自身の精神にも危険を及ぼす可能性がありました。スピリットシェルを突破する時、クレアの精神もまた無防備になるからです。相手に強く作用を及ぼすということは、こっちにも少なからず影響があるということです。自分も危険であり、また相手を廃人にしかねないので、クレアはこれまでこの攻撃方法は使わないようにしてきました。
 だけど、クレアはこの時、エリやファーストに対して、この術を使うことも厭わないと決心します。自分の身を危険にさらしたとしても、絶対に、エリを倒さなくてはならないと思うのです。

 さて、さらわれた魔王アイミですが、見張りのファーストとお話しします。
 魔王は、世界に愛された子、運命に祝福された者、とかそんなような表現をされるのですが、実は我が子がかわいくってしょうがない創造主のおまじないによって、魔界の住人は魔王を無条件で好くようになっているのです。
 それは例えファーストであっても例外ではありません。ファーストもアイミさま大好きです。エリさんもアイミさまを目の前にしたら大好きになります。(オイ)
 なのでファーストはアイミさまを拘束することにすごく苦痛を覚えていました。なるべく口を聞かないようにするんですが、アイミさまがアレコレ話しかけてきます。
 ファーストと少しだけお話し出来たアイミは、やっぱりエリさんは傷ついていて、その傷を癒してあげることこそ、ホントの解決であると確信します。そしてファーストを、エリから開放して、ファースト自身の方法でエリを愛せるようにしてあげた方がいいのではとも思います。
 アイミさまはとってもとっても平和主義の魔王なのです。みんなが仲良く暮らせるようにって本気で思っているのです。アイミさまはファーストに、必ずエリさんを助けると約束します。ファーストはそれについて何も言いませんが、心の中で感謝します。

 さて、さらわれたアイミを追う、ハヤトとユラ。ハヤトとユラは、様々な関門を協力しながら乗り越えて、少しずつアイミとファーストに近づいていきます。

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