絵日記ログ・エリ紹介7
 私が「熱い」と感じるもののひとつに「共闘」があります。ライバルキャラ、敵キャラとの共闘。それまで対立していた者同士が、共通の敵をもって共闘する、という。
 ……いやまあ、だからなにってわけじゃないんですが……もにょもにょ。
 だてでんの続きだよー。
 夜月んぐがエリさんにてぇ出されたって所からだよー。
 夜月はエリさんが幸せになれるなら、エリさんの好きなようにしようと思っているけれど、夜月自身が「幸せ」ということを知らないのです。
 エリさんの方は、夜月をスパイだと思っているけれど、夜月がかわいいので(オイ)、手を出してしまいましたよ、と。

 夜月はエリさんに毎夜毎夜いじめられるうちに、エリさんにも機嫌がいい時と機嫌が悪い時があるんだなあということに気付きます。エリさんは機嫌がいい時はすごく優しく丁寧にしてくれるけど、機嫌の悪い時はいくら夜月が世間知らずで常識がなくてもどうしても耐えられないような非道いことをされます。
(なんというか、エリさんはSっていうよりは、DVなんだよなあとか昨日寝ながら思った……)
 あと、夜月はエリさんには辛い過去があるということを聞いていて、それがどんなものか知っておきたいと思ったけれど、エリさんに直接聞くのはアレなので、エリさんの様子から読み取ろうと頑張ります。
 エリさんはメンヘラーでトラウマーなので、トラウマスイッチオンしてる時に、夜月はどうも自分のことを別の人と間違えて呼ばれることがあると気付きます。それはファーストだったり、エリさんの死んだ弟だったりお父さんだったりなのですが、とりあえず夜月はエリさんにはなんかこう、彼氏?みたいな人が複数いたんだなあという認識を持ちます。(ホントはどれも彼氏じゃないんですけどね)

 エリさんは、最初は夜月から、創造主や魔王の情報を聞き出そうと思っていましたが、そうして迫ることで、夜月の猫かぶりが終わってしまうのが、勿体ないと思うようになりました。問いつめて、夜月が開き直ってスパイであることを暴露してしまったら、夜月はもう身の回りの世話も夜のお供もしてくれなくなってしまうのでは、と思うのです。
 エリさんはそういう風に、夜月から得られる物理的な利益を惜しいと思うわけですが、そのうち健気に尽くしてくれる夜月に対して、もう少しウェットな感情を抱くようになります。
 ファーストやルー君や魔鏡君やらは、エリさんの「命令」を聞くようにと造ったわけですが、夜月はそうではありません。夜月は言ってみれば創造主の人造人間であり、創造主には逆らえないから、こうしてエリの仕打ちに耐えているのだと理解したとしても、なんとなく解せない気持ちが残ります。
 一体どうして、この少年はここにいるのだろうと、もやもやした気分になります。

 それにしてもエリよづが暗くてエロイのに自分でビックリしたよ。だてでんが書き上がらない理由は、そのエロエロにあるんだと今ハッキリ分かったよ。燃えたぎる俺のリビドー!!(何)

 ここからちょっと魔鏡君のターン!
 ところでフォース嬢は、無事に出来上がって、魔王都へ送り込まれます。ファースト・魔鏡君・フォース嬢と3人揃ったところで、世界の空間を不安定にする工作を始めます。魔王陣営はそれを一生懸命阻止します。
 魔鏡君は、3人で一緒に工作するうちに、ファーストはエリさんに心酔していて使い物にならないけど、フォースならば自分になびいてくれるのではないか、と思うようになります。魔鏡君はいずれエリさんのデータをとってエリさんに化けようと思っていて、その時、エリとして「命令」したならば、ファーストはきっと魔鏡の命令には従わず死ぬことを選択するだろうけれど、フォースならばエリに対して思い入れがないので、命令に従ってくれるのではないかと考えるわけです。
 なので魔鏡君は印象をよくしておこうと思って、フォースに近づきます。フォース嬢の方は、最初からサードをサポートするように、とエリさんから言われているので、魔鏡君を受け入れます。
 フォースは素直でいい子なので、自分がサードを守るために生まれたのだということを真に受けて、魔鏡君のことをとても大切に思います。魔鏡君の方も、そんなフォースに甘えるようになり、フォースに自分の名前を告げます。
 フォース嬢は、ファーストがいる時や、作戦を実行中の時は、サードと呼びますが、二人っきりの時なんかは魔鏡と呼ぶようになります。

 もんもんしてるエリさんと、だんだんエリさんがかわいそうだなあと思い始める夜月君。
 夜月はエリさんのためにあれこれ尽くして、エリさんは最初はあんまり反応してくれないのですが、その内ごくごくわずかだけど、夜月の努力に報いるような反応をし始めます。
 夜月が身の回りのお世話をすることについて、エリさんはだんだん素直になってくるのです。最初はどうでもいいって思っていたのですが、そのうちやってくれて助かるなあって思うようになるのです。夜月はそれが分かるようになって、俄然頑張ります。
 しばらくはまあ、そんな感じで、比較的安定した感じなのですが、その内、エリさんは夜月への想いがだんだん大きくなっていることに、危機感を感じます。
 夜月がいてくれて、ご飯を作ってくれて、健気に夜のお相手もしてくれて、何も不満がないと感じてしまったのです。
 夜月はエリにとっては敵だし、それは夜月にとっても同じはず。夜月は任務でここに来ていて、だから恋したり愛しいと思ってはいけない相手だというのは、明白のこと。遊びでいじめてやるくらいなら、構わないけど、本気になったらダメな相手なのです。
 だけどそれよりも、エリさんは自分が満たされることで、世界を滅ぼすという自分の生きる意味を失ってしまうのが恐かったのです。以前、ファーストに抱いたのと同じような感じで、エリさんは夜月を鬱陶しいと思うようになります。

 エリさんは、夜月を追い払おうと決めます。
 エリさんは夜月をいつになくいじめて追いつめてぎっとんぎっとんのめったんめったんにしてやります。(お好きに想像して下さい……<オイ) 健気な夜月が自分からもうやめてと言うまで、無理矢理します。
 夜月は今まで安定していたのに、なんで突然こんな風にされるのか分からなくて、自分が何か気に障ることをしたのかとエリに問います。
 エリは夜月に、夜月が救命の天使であり、スパイとしてここへ来たことを知っていると告げます。夜月の演技は滑稽だった、自分は今まで全部お見通しだったと。
 夜月はそれを聞いて、今まで一生懸命やってきたことが、全部無駄だったと思って打ちのめされます。そしてエリに、真心からではなく仕事のために近づいたことで、エリを傷つけてしまったのだということに思い至ります。自分は本当にエリをかわいそうと思って、エリが幸せになれたらいいと思ったけれど、でもそれが夜月の全くの良心からではなく、与えられた仕事からなったという点で、エリには受け入れてもらえなかったのだ思うのです。
 エリは夜月を痛めつけて、夜月が気絶している間に夜月を運んで、空間の狭間に置き去りにします。

 エリは夜月がいなくなって、心に穴が空いたように感じ、でもそうして満たされていないことこそ本来の自分であると感じ、泣きながら笑います。(恐いw)
 エリは、ファースト・サード・フォースに指示して、魔王城から魔王をさらい、魔王城の魔界の空間を安定させるシステムへの魔力供給を絶つという作戦を開始させます。

 今日はここまでー。
 暗くてドロドロでサーセンww

Back
-TOP(フレーム復帰)
-月面研究所