絵日記ログ・エリ紹介2
 今日はゆんから質問を貰ったから、なぜなに☆だてでんするよーヽ( ´ー`)ノ 質問は以下の通りだよー。
「エリさんはショタコンなのになんでファーストやルー君はショタじゃないんですか?」
 ……ちょw おまww
 まあなんだ、ファーストもルー君も愛玩用じゃなくて一応戦闘用なんで、まあ。その、なんというか、大人の身体の方が丈夫だしリーチも長いから、とかそんな理由じゃないかな? 趣味より実益をとったんだよってことにしておいて下さい。
 ちなみにファーストは、生まれたばかりの頃はショタでした。それを見てエリさんが「ハァハァ、これじゃ仕事にならん……仕方ない、もう少し成長させよう」って思ったのかも知れないね☆
 思うに、エリさんは黒髪萌えなんじゃないかな。なんでかというと、エリさん・ファースト・ルー君は、全員黒髪のキャラとくっつくからだよ。

 今日はUっちから「ルー君はビッチだよ、かぐやんというものがありながら……」という素晴らしい言葉を頂きました。ホントだよ! ルー君自重だよ!(オイ) この尻軽め!(大喜び)
 ルー君はかぐやんが生存している限りは、尻も重いよ、うん。だって後ろから刺されかねないからね。(オイ) イティル君とのことがばれたら、やっぱり刺されそうだなァ……アッハッハ。
 かぐやんが寿命を全うして死んだ後のルー君とか考えるに、多分バーンアウトして廃人になると思う。(オイ)

 エリさんの続き書くよー。どうもUっちが追いつけていないみたいだけど、この調子でどんどん引き離して戦意喪失させる作戦だよ! この作戦を実行しても特になんの意味もないよ! むしろデメリットしかないよ! 涙が出てくるよ!
 それじゃあエリさんの続きー。

 そんで前回書き忘れてしまった、ちょと補足の内容。クレアんはファーストと初めて会い、ファーストを強敵と認め、ファーストに監視をつけなければならないと判断します。そこでエリオという人造人間を創成魔道で造り出し、ファーストに金魚の糞のようにくっつけさせます。クレアんもエリさんにまけず劣らず面食いなので、エリオくんは絶世の美少年です。表向きはクレアとエリオは姉弟ということになっています。
 で、前回までのお話は、だてでんの物語が始まる前の話、つまり過去話にあたります。今回から、だてでんの物語が始まります。
 主人公ハヤト君が、天使の職を辞し、自分探しの旅に出ようと魔界にやってきたら、魔王に見初められて連行され魔王近衛隊に入ることになりました。
 ハヤト君が近衛隊に入ってしばらくしてから、ファーストは魔王都に寄留することになります。クレアはファーストが悪さをするのではと根詰めて見張りますが、ファーストは普通に生活するだけで、特にこれと言った動きは見せません。
 さて、エリさんの方は、1年くらいかけて調整中だったサードを、魔王都のファーストのところに送り込むことにします。それと同時にルー君を天界へ忍び込ませます。
 サードは、ファーストやルー君とは全然違う能力を持っています。サードは、創成魔道を応用して、自分の身体を造り替えることで、どんな人間にも化けられるというメタモン人間なのです。
 サードは誰かに化けようと思った場合、まずその人に近づいて、必要な情報を得ます。必要なだけその人の情報を得られたら、それを元にその人に化けることが出来るようになします。化けたらその人の使える魔道は全部使えるようになるし、少しなら記憶などものぞき見ることが出来ます。ただ、情報を得るにはかなり長い時間、相手の身体を拘束する必要があります。なのでサードが化けられる相手というのは、結構限られています。
 サードは、複数の人の情報を混ぜ合わせて、誰でもない人に化けることも出来ます。サードは、元々の自分の姿というのを持っていません。生まれた時は最初から与えられていた情報を元に、セカンドの姿に化けていました。
 エリさんはサードを魔王都に送り込みます。ファーストは魔王都の某アパートに部屋を構えてました。お目付役のエリオ君も一緒にその部屋に住んでいます。で、そこにサードも来て、3人で暮らします。(なんだろうこれ……)
 サードは手始めにエリオ君の情報を盗み出し、エリオ君に化けます。
 最近テニスで仁王が手塚に化けていて、アレは小橋嬢やUっちの考察では「手塚と親しい人ほど仁王は手塚に見える」っていう説が出ていました、が。
 仁王は知らないけどうちのサードは、サードが化けている人に親しい人ほどサードであることを見破れる、というものです。つまり、サードがエリオ君に化けた場合、ハヤト君とかエリオ君と会って間もない人だと、サードなのか本物のエリオ君なのか見分けられないのですが、クレアのようにエリオのことをよく知っている人ならば、「このエリオはなんかちがう……!」と感じる、ということです。
 何故そうして分かるのかという話はデスね、サード君はどれだけ他人に化けても、ここだけは変わらないという部分を持っています。つまり、サードとしての自覚や記憶や、エリさんがサードに仕込んでる魔道回路とか、創成魔道をあつかう能力であるとか、今まで集めた人の情報とか、そいうの。
 だてでん界の魔道士は、周りの人の持っている魔力を感じることが出来ます。その魔力を感じる能力は、時に視界よりも広い範囲に及びます。ちょと便宜上レーダー能力と呼ばせてもらいます。魔力には個性が出るので、レーダー能力が高い人は、例えば魔王都のどこに誰がいるかとかすぐ分かるわけです。
 サードは化ける時魔力の個性もその化けた相手と同じになりますが、完全になりきるわけではなく、サードとしての変わらない部分は持ち続けているので、レーダー能力でよぉく見ると、コピーした人の魔力の中にサード自身の魔力が混じってることが分かるのです。普段、その人とあまり親しくなくて、その人の魔力を知らない人は、サードの魔力が混じっていることに気付きません。ですが、普段から慣れ親しんだ人だと、なんかいつもと違うぞと違和感を覚えるわけです。
 まあそんなわけで、とりあえずサードは、エリオ君をコピーします。コピーしたエリオ君の記憶から、魔王城のメンツとはだいたい顔見知りで、でも比較的親しい人とそうでない人がいることを知ります。そして、エリオ君の姿で近づいても、サードであると言うことがバレない相手で、なおかつコピーする価値のある人物は……とした時に、サード君はハヤトに目をつけます。
 ハヤトは天使なので、持って生まれた魔力は高いです。天使の翼とかは厨二病のサード君には魅力的です。なのでサードはエリオの姿でハヤトを誘い出し、魔道か暴力でかは決めてませんが眠らせて、ハヤトの情報を奪います。

 サードは、セカンド、エリオをコピーしていた頃は分からなかったことが、ハヤトをコピーした時に分かります。ハヤトは天使で、天使はみんな創造主の創成魔道で造られた存在なので、人造人間であることに変わりはないのですが、セカンドやエリオが持っていないものを持っていました。
 サードはハヤトの身体に化けることにより、限りない自由を知るのです。ハヤトは、天帝の部下として生まれ、魔界に来るまでは決められた仕事をせっせとこなして来ました。しかし、決められた年数勤め上げて、自由を手にしたのです。創造主も天帝も、天使たちを拘束して働き続けさせることはやろうと思えば出来ないことはないのですが、それをせず、天使たちが望むのならば、天使たちの好きにさせてあげようと考えていたのです。サードはそれを知り、世界の見方がぐるっと変わります。
 エリには、ファースト・セカンド・サードを思い通りに動かす能力があります。サードはそれまで、能力がある者はそれをする(してもいい)のだと思っていました。しかし、創造主も天帝も、天使たちを拘束する力がありながら、あえてそれを行使しないでいます。力を持っていても、それを使わないでいること、それは、創造主や天帝が、天使たちを慮っているからだと気付きます。人を拘束して自由を奪い、思い通りに動かすと言うことが、赦されない非道であり、創造主も天帝も善意があるから、そうした非道をなさないのだと、サードは知ります。
 そうしてサードは、エリさんの部下としての自分に疑問を持ちます。エリさんの手駒で思い通りに動かされている自分……エリは非道いのではないか?と思うようになります。やがてその思いはサードの中で積もっていき、隙あらばエリの支配下から逃げたい、非道のエリに復讐してやりたい、と考えるようになります。

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