絵日記ログ・エリ紹介11
 さて、魔鏡君が潜伏している間に、ファーストの修理は無事に終わりました。あとルー君も魔王都に到着して、かぐやんとあーでもないこーでもないやってます。
 しかし、エリさんへは、ファーストが直ったことも、ルー君が生きていて魔王都にいることも、知らされません。アイミさまは教えてあげようよ〜と言いますが、クレアんが、2人が無事なのを知ったら、エリさんは2人と連絡を取り共謀して魔王城から逃げ出す危険性がある、ということで秘密にしていました。
 と、同時に、ルー君にもエリさんが魔王城にいることは秘密になっていました。

 エイジ君の手によって修理されたファーストですが、クレアの提案により、エリさんの「命令」の魔道回路が凍結されました。魔道回路自体は取り除かれなかったのですが(これを除くとファーストじゃなくなるという判断から)、エリさんがアクセス出来ないようにロックをかけたのです。
 ファーストは修理が終わって目覚めた時、自分の中で何かが変わってしまったことに気付きます。自然と涙が流れました。ファーストは今まで尽くしてきたエリさんとの絆を失ったと感じたのです。それと同時に、これからは自由にエリさんを愛せるのだと知ります。ファーストは嬉しくて悲しくて涙を流すのです。
 イリジャたんが飛んできて、ファーストが直ったことを喜び、そしてファーストが自分の変化を悲しみ喜んでいることを知り、その気持ちに寄り添います。
 ファーストはイリジャから、エリさんが魔王城で軟禁されていると聞き、会いたいと思いますが、クレアんが赦してくれません。
 ファーストは修理の直後でフラフラしてるので、しばらくは療養ということになります。その間、イリジャがいつもファーストのところへ遊びに来てくれます。

 ちなみに夜月は、エリさんが全然振り向いてくれないのですっかり意気消沈していました、が、エリさんの身の回りのお世話だけはせっせと続けていました。

 さて、共闘を申し出たエリさんですが、クレアは簡単には信用してくれません。そういって逃げるつもりでは、と疑うのです。アイミさまはエリさんを信用してあげたら?と言います。クレア以外の人はだいたいみんな平和ボケなので、エリさんがかわいそうエリさんを信じてあげようよみたいな流れです。
 イリジャが申し出て、エリさんの心を見てくるよ、と言います。クレアは、イリジャが言うなら信用しようと言うことで、イリジャをエリさんに会わせます。

 イリジャがエリさんの所に行くと、夜月がすっかりしょんぼりしています。イリジャは夜月君かわいそう……と思います。
 イリジャはエリさんとお話しして、エリさんの魔鏡君への想いを知ります。自分の所為で歪めてしまったサードを、なんとかしてあげたい、という想いです。イリジャはなんだかクレアちゃんがエリさんに思っていたのと似てるなーと思います。
 エリはおそるおそる、イリジャにファーストのことを聞きます。ファーストは一体どうなったのか……ファーストは死んだかも知れないと思って、エリさんはずっと気にしていたのです。
 イリジャは、ファーストが修理されたこと、そして魔道回路が凍結されたことを告げます。エリは喜んでいいのやら悲しめばいいのか、なんだかよく分からなくなって、でもファーストが生きていたことに涙します。
 エリはファーストの魔道回路が凍結されたと知って、今までのファーストとの絆が失われたと感じました。そして、これからは、ファーストの想いを、そのまま受け止めなくてはならないのだと、感じたのです。
 イリジャはルー君も生きてるよと教えてくれます。エリはそのこともよかったと思って泣きます。(泣いてばっかだなあー)

 イリジャはエリさんとの会合を終えて、クレアにエリさんはもう大丈夫と告げます。クレアは、今まで秘密にしてたことを全部イリジャにばらされて「こいつ……」と思いますが、まあ、イリジャは元々そういう子なので、仕方ないと諦めます。
 イリジャはファーストとルー君にもエリさんがクレアんと共闘するよーと知らせに行きます。そして、ファーストもルー君も、弟であるサードをどうにかするため、エリさんに協力すると言い出すのです。

 かぐやんはルー君がエリさんの元へ行くのを不安がりました。ルー君はファーストと違って、魔道回路もまだ生きています。
 かぐやんはルー君が葉月を殺したことは、エリさんの命令によることだと理解していて、ルー君は悪くない、悪いのはエリさん、と思っています。だから、ルー君に、エリさんの所へ行かないで欲しいと言います。
 ルー君は、そんなかぐやんに、例え「命令」であったとしても、葉月を殺したのは自分であり、それは自分の罪で誰にも渡せない、と言います。エリさんは見も知らぬ天使を、殺しても構わないと言っただけであるのに対し、ルー君は世話になり仲良くなり共に時を過ごし仲間だと思ってくれていた相手を、殺した、のだと。そして、自分は今まで何人も殺してきたし、殺さないまでも酷い仕打ちをしたことがある、そしてそれはエリさんの「命令」によるものであった、だけど、自分はエリさんだけが悪いなんて絶対に思わない。何故なら、自分は、いつでも命令に逆らって死ぬ自由があったのに、それを選ばなかったから。そして実際に手を下して殺したり傷つけたりしたのは自分だから、と言うのです。
 ルー君は、自分はこれからエリさんの元に向かうけれど、必ずかぐやんのところに戻ってくると言います。エリさんが自分に悪いことをさせようとしても、決してそれに屈さず、かぐやのところに戻ってきてみせる、と言うのです。
 かぐやんはルー君の決心が固いのを知って、ルー君を送り出します。

 ファーストは、自由になって初めて、エリさんと出会います。エリさんは、ファーストを見て泣き出してしまいます。
 ファーストは、例え「命令」に縛られていたとしても、それでもずっとエリさんと想っていたと告げます。そしてこれからもずっと、エリさんは自分を生み出してくれた人であり、自分はエリさんを愛し続けると言って、エリさんの額にキスします。
 ファーストは、もうこれからは、下僕として、側にいることは出来ず、お互いひとりの人間として、生きなくてはならないということに、果てしない寂しさを感じます。
 エリさんはファーストに、幸せに、と言います。

 さて、共闘することになったクレアとエリさん。作戦を立てます。
 魔王陣営からの戦力は、クレアとハヤトです。ユラりんは天界に帰る天帝についていってそのままお嫁入りしたので魔王城にいません。(ホントならユラりんがアイミさまから天帝に乗り換えて嫁入りする話をていねーいに2週間くらいかけてやりたいのですが、涙を飲んで諦めます)
 エリ側は、エリさんとファーストとルー君です。
 ですが、ルー君は正直ほとんど役に立ちません。何故ならルー君は魔道回路が生きているので、魔鏡君に「命令」されると大変だからです。なのでまあ、魔鏡君と相対したらルー君はそっこう逃げる、と言うことになります。
 エリさんは、自分が「命令」することにより、フォースを無力化出来ると言います。サードを無力化出来るかは保証出来ないけど、フォースなら先手を取って「命令」出来れば、無力化出来ると言います。
 なので、対フォースにエリさんとルー君、対魔鏡君にクレア・ハヤト・ファーストと言うことになります。

 でまあ、作戦会議のところだけシーンがあるのに、実際の戦闘のシーンはほとんど考えてないのでサーセンw(オイ)
 まあなんだ色々あって、作戦通り、上手く行きました!(うわーーー非道い_| ̄|○)

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