ご自由にどうぞ!
eBayはいいいですよね。
海外にある日本の宝。
私も「里帰り」に寄与したいと思ってます。
以前から少し陶器に興味はあったのですが、少しでも所有し始めたのは、ここ1−2ヶ月という「超初心者」です。しかも、eBayを面白半分に覗いていて、陶器のよさを再発見しましたので、深川製磁・香蘭社に眼が向きます。
両者の作品は、西洋的なセンスで作られていますし、工業製品的なところがありますので、骨董品としては重く見られないのかもしれませんが、明快・明朗・明晰、すばらしいセンスを持っていますね。世界に誇るべき日本のブランドだと思います。
時々邪魔しようと思います。よろしくお願いいたします。
blueslenny 様
香蘭社という企業形態となる前は、深川家の製品に限れば「肥碟山 深川造」「日肥山 深川造」「深川造」などの銘が入っている場合が多いですが、銘が入れられないこともあったようです。
そもそも明治初期ころまでは、生地つくり、絵付け、焼成は分業制で、製造販売は一貫しておらず、多くの場合、銘は入れていなかったと思われます。
またその時代の文様・デザインについてはオリジナル化が進んでおらず、田代(肥碟山 信甫造)や久富(蔵春亭 三保造)など他の製品と似通っており、銘がない場合は判別は難しいです。
しかし、独特の雰囲気でその時代の「肥碟山(肥前皿山・有田)」製ということは分かりますし、貴重で良いものですよね。
参考までですが、私も、梶友(梶原友太郎)製の生地に、間違いなく香蘭社による花鳥画の絵付け(染錦)がなされているが銘が無い作品を以前所有していました。
はじめまして。
ところでちょっと質問なのですが、香蘭社の創始者八代目深川栄左衛門以前の作品のなかには銘が入っていないものもあるのでしょうか?
といいますのも、以前長崎のとある骨董屋で深川のものらしき花瓶を購入しました。全体の感じから幕末ごろのもののようです。絵柄は白地に濃紺の大きな牡丹が入っているものです。ちなみに今日深川製磁で売られている花瓶によく似た、しかし逆パターンの青地に白い牡丹のものがあります。残念ながら銘がはいっておりません.
香蘭社以前の作品についてなにかご存知であればお聞きしたいと思いメールいたした次第です。お時間があればメールをください。
数か月海外に行っておりましたので、数日前こちらの掲示板を久し振りに拝見し、早速貴殿お勧めの銘款集を買い求めました。
深忠さま、書き込みありがとうございます。
深川製磁の銘の種類、年代等を紹介した文献として、
佐賀県立九州陶磁文化館発行「近代肥前陶磁銘款集」
がございます。
他の窯元についても大変参考になり、私はお勧めいたします!
発行元HPからネット経由で取り寄せ出来ますよ。
はじめまして。私もオールド深川とオールド香蘭社のファンの一人でコレコターでもあります。こちらのHPのすばらしいコレクションを拝見して、ますますファンになりました。ところで、香蘭社さんはHPで自社の銘の歴史等を紹介しておりますが、深川製磁の銘の種類、年代が紹介されているHPや出版物をもしご存知でしたら、どなたか教えていただけませんか?宜しくお願い致します。