Horn player Tentaro's room

でんでんむしの部屋

てんたろがやっているオーケストラの演奏会情報はこちら。みんな聴きに来てね〜!


 てんたろは、都内のアマチュアオーケストラでホルンを吹いています。

ホルンとは、右の図のような、でんでん虫のような形をしたラッパみたいな楽器のことです。

 アマチュアオーケストラ(略称アマオケ)では、中学、高校時代にブラスバンドで楽器を始めたという人もいますし、幼い頃からおかーさんに手を引かれてバイオリンのお稽古に行ってたという人もいるし、社会人になってから神の啓示を受けて?突然クラシックに目覚めて楽器を始めた...なんていう人もいます。

いろんな人が50人から100人くらい集まって一個の曲を作るってのも結構大変なもんです。
でも、みんなでいろんな音やメロディーを合わせて上手くいったときはすごく楽しいし充実感があります。
少人数でアンサンブルとか室内楽というのもよくやります。

 使用楽器...
  メーカー:アレキサンダー(独)
  形式  :Y103(ベルカット)
  ケース :made in Brazilの真っ赤なセミハードケースを背負っている

 オーケストラでは、ホルンは4本でハーモニーを作る楽器である。
主旋律(メロディ)担当、第3音とか属音とか内声の担当、ベース(低音)担当など、役割分担をするようになっています。(楽譜がそうなっていることが多い)
作曲家や作曲された時代によっては、上下2本を1組として2組別パート扱いの曲もある。
ずっと下吹き(縁の下の力持ち)専門でペダルトーンばかりやってきたので腹が出て鼻の下が伸びた。うそ(^_^;)
上は・・・じゃんけんで負けてやったことがあるけど、数えるほどもやっていないので、忘れもしない。ハイドンのTp協のトップ、チャイコフスキーの交響曲1番の3番ホルン等。
ここまで徹底して下吹きしているのも珍しいかもしれない。

《最近のてんたろのホルン生活》 2005.1.3現在

  妊娠6ヶ月までは吹いてたけど、それからほったらかしておいたら、楽器が大変なことになっていた。楽器を触らなくなって半年後、久々に楽器を引っ張り出してみたら・・・ロータリーは見事に凍結していて(おそらく中で錆びついちゃったのだ)、管も抜けなかった。がんばったけど、ビクともしないので、しかたなく、復活直前に、楽器屋にメンテナンスに出した。やれやれ、思わぬ出費だ。

  復活直後は、相変わらずペダルトーン(うんと低い音)ばっかり出るけど高い音が出なかった。すっかり吹き方忘れてた。音は出るけど、使い物にならんのです。
  しかも、自分でも笑っちゃうけど、音を出してみる(吹いてみる)までは何の音が出るか分からないという、でたとこ勝負な状態だ。
  更に、たちの悪いことに!楽譜が読めなくなっていた。下吹きのてんたろが、in Fのヘ音記号の音符を読み間違えて、違う音を吹いていた。でも、てんたろは偉いから、なんでか倍音を吹いていたので、うまい具合にハモっていて違和感なかった。(注:ハモるとは、ハーモニー(調和)が取れている、和音になっている、ということの業界用語)あえて、おバカぶりをさらせば、そこだけ、in Fじゃなくて違う調で読んでいたという・・・。
あ、でも、曲の一番最所の音が半音で思い切りぶつかっていたな。てんたろの読み間違えなんだけど、てんたろもリハビリ第一弾の合奏だったから、「えーっ!こんなにチューニングが合わないのか!てんたろはよほど変な吹き方しているんだ・・・」と錯覚していた。(まさか違う音を吹いてたとは)
てんたろと音が合わなくて、悩んだ周りの人、ごめんなさい。

  復帰早々の演奏会が、たまたま、カジュアルコンサートということで、リハビリ向きの、うんと息を吹き込んででっかい音を出せるような、プログラムだったので、感謝感謝。(威風堂々とかスターウォーズとか)  リハビリで、モーツァルトとかベートーベンとかだったら辛かったよ。うん。
それにしても、リハビリ向けではあるけれど、スタミナが持たないから、きつかった。本番はなんとかごまかしごまかし吹いていた。アンコールにスターウォーズだったから金管がむちゃくちゃパワーいるんだけど、てんたろを含めホルンは結構その前に力尽きてた人も(-_-;)ゞ。
  それにしても、なんでもないはずのチューニングAのロングトーンがブルブルウネウネ震えちゃって支えられなかった。口の周りの筋肉の緊張度が中途半端なんだな、この辺の中間音は。筋肉を思い切って締めるでもなく緩めるでもない微妙な音。一番一般的な真ん中の音(初心者が練習するベーシックな音なんです)の一つなのに口の周りの筋肉はまだまだリハビリ必要みたい。(泣)

  次の演奏会は、また、ドップリとクラシ〜ックな曲なので、どうなるんだろうか。今度の演奏会では、グリンカの4thとブラームスの2ndを担当することになった。ブラームス
冒頭から1楽章中延々と出てくるべダルC音は特に意識しなくてもズオ〜ンと鳴るのだけど。。ブラームスは2年前に交響曲2番とハイドンの主題による変奏曲をやった。てんたろは、なんと、両曲の2ndをやるはずでずーっと練習してた。なのに、本番3週間前になって、なーんと、しんたろが登場したことが判明!泣く泣く本番を降り、そんな重要なというか低い音ばかり出てくる難儀なパート(ハイバリは目立つべダルB♭がしばしば)を突如ドタキャンされたホルンメンバーは右往左往!だった。
 そんなこともあり、今度のブラームス1番の演奏には思いいれも強い。

<11月27日>
無事に11月の演奏会も終わった。いやあ、無事ではなかったなあ。だって、ブラームス交響曲第1番の3楽章一番おいしいフレーズで私はおちた(吹きそびれた)。譜面を1段飛ばして読んでしまったのだ。(_ _;)

今度の演奏会は、どうなるのかなあ。ドボルザークの第5番は結構面白い。でも、日本じゃ案外マイナーでポケットスコアもあまり出回ってないのです。
やるとなって、オーケストラの連中がいろんな楽譜屋さんに行ったけど、在庫なし。海外輸入の発注しかないんだそうな。

(2004.6.19)
ドボ5の演奏会も終わった。あの曲は難しいところもあったけど結構面白かった。今度は、ナブッコ序曲とミシシッピに挑戦する。ミシシッピ組曲は、「アメリカ横断ウルトラクイズ」でクイズに正解したときの音楽などに使われているので作曲者や曲名をしらなくても曲だけは聞いたことある人多いんじゃないんだろうか。作曲したグローフェという人が作った曲では、「グランドキャニオン」組曲の方が有名で音楽の教科書にも載っているそうな。
ミシシッピ...はまったく吹奏楽っぽい曲だ。実際、吹奏楽用に編曲されたものを吹奏楽でやることの方が多いし。若い学生時代と違って、すっかりスタミナがないから、長丁場吹きっぱなしがしんどい。口の周りの筋力アップしてスタミナつけなくちゃな。

(2004.11.13)
秋の演奏会が終わり、今度は来年の4月。カジュアルコンサートVol.2。映画音楽特集と銘打ち、前半はスターウォーズを、後半は「となりのトトロ」のオーケストラ・ストーリーズ(ピーターと狼みたいな語りつきで全8曲からなる)をやることになった。なんとも不可思議な組合せのプログラムであるが、お客さんは楽しそうね。危惧されるは、スターウォーズでスタミナ残してトトロまで元気でいられるかどうか、いやいや、スターウォーズだけでも最後まで力尽きずにいられるか。勿論スターウォーズはパートメンバー総動員の総力戦しかない。ということで、ホントはトトロだけ吹ければいいと思ってたけどそうは行かない様子。まだ何を担当するかは決まってないけど、どうなることやら。

(2005.1.3)
 なんとおそろしいことに!!
万年下吹き《悪いことじゃないですよ。高い音を吹いている人を低い音で支えている土台として誇り高き役割で、下手=下吹きは大間違いです。オーケストラの下吹きはそれなりの技量(低くも高くも吹けないとならないし上吹きにピッタリつけてあわせるアンサンブル能力も問われます)が必要だと思います。》のてんたろが!
 4月の演奏会では、スターウォーズの1アシ(注:1アシ(イチアシ)=1番吹き(ホルン(4本か2本)の主パートで一番高い音が出てきがちなリーダーシップをとるパート)のアシスト(レギュラーが疲れて吹けなくなるの防ぎ、目立つ部分を朗々と吹けるように、その他の大変な場所をお手伝いするお助け要員=ヘルパー))になってしまいました!
 ペダルトーン(超低音)に命をかけていたてんたろにはまったく冒険であります。
・・・なんだろう。
例えていうならば、野球でいうならば、ずっと野手をやっていた人間が突然リリーフピッチャーあるいはキャッチャーに抜擢された、という感じでしょうか。(この例え合ってます?)
んー、自分としてはとにかくかなり冒険なんです。昨年秋の演奏会で所属オーケストラがベートーベンの交響曲第3番「英雄」をやりましたが、このとき、練習の前半に1番を吹く人が仕事で参加できなくて、ずっと代奏(代理吹奏)をするはめになりまして、多少は鍛えられましたが、本来の役割をこなすには経験的にも技量的にもまだまだなんですね。
 出席率とか実力とかバランスとかいろんなことを鑑みながら、パートを決める過程で、必要な部分から決めて消去法にしていったら、こうなってしまった。
「残り物には福がある」と、よくいいますが、今回のてんたろとしては、「残り物は歩が悪い」であるのだ〜〜〜〜〜っ!
今は、本番が心配というか怖い!スタミナ持つかなー?


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☆★☆てんたろに足をつっこまれた(今も元気な)アマオケ一覧☆★☆

Philharmonic Ensemble Orchestra てんたろが大学卒業と同時に潜り込んだ所。
アマチュアなんだけど凄い経歴と予定を持つオケです。
世界、日本各地いろんな所で演奏してます。
カーネギーホールやら北京やらウィーン楽友協会大ホールといった世界の名所で演奏してきたり、ベルリンフィルの首席トランペット奏者コンラディン・グロート氏とジョイントでCDを作成したり、貴重な活動をしております。てんたろは、カーネギーには行きましたが、その後経済的に挫折しOBとなってしまいました。
ウィーン遠征にもお誘いを頂きましたが、なにぶん貧乏なてんたろは、旅費+演奏会参加費が捻出できず、泣く泣くお断りしました。
でも、一生の記念になる貴重な良い経験をさせてもらえた恩師のようなオケです。ここで腕も随分と磨かせてもらった、というとおこがましいけど、たくさん勉強になりました。
いつか、また、一緒にやる機会があれば面白いなあと思い続けているオケです。

Shinjuku Symphony Orchestraてんたろはオーケストラ創立時から数年参加していたが、既に隠居した。
当時、合宿ではてんたろの見てはいけない新宿2丁目にいそうな姿を見てしまった(しかもその為に1口500円払った)可哀想な人々が集っていた。(予定では独身時代の安室に変身して踊る予定であった)
オケの詳細はこのボタンでSSOホームページをどうぞ。

Chuo Philharmonia Orchestraわきあいあい。本当にアットホームなオーケストラ!
現在、唯一、アクティブに活動しているオケである。
[てんたろの中フィルコレクションページへ]
↑を押すと、中フィル公式サイトへ

中央フィルハーモニア次回演奏会の予告

日時:2009年5月24日(日) 14:00開演
場所:杉並公会堂 大ホール (JR中央線・東京メトロ東西線、丸ノ内線 荻窪駅下車、北口より徒歩7分)
     (諸々の事情により4歳未満のお子様のご入場はお断りしております。ごめんなさい。)
曲目:
    ヴェルディ/「シチリア島の夕べの祈り」序曲

    ブルッフ/クラリネット,ヴィオラと管弦楽のための協奏曲 ホ短調 op.88
                   ヴィオラ・ソロ 古川原裕仁氏  クラリネット・ソロ 荻原清次氏

    ドヴォルザーク/交響曲第7番


詳細は、上の中フィルボタンをクリックして、公式サイトへGO!!

演奏会直前になると、無料ご招待もやってるから見に行ってみてね!

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