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■ 「変形漢字と変用漢字の類型研究」 (共同研究)

日本学術振興会 平成25-27年度科学研究費補助金
基盤研究B  課題番号25284076


【概要】 (→科学研究費助成事業データベース
 中国南部(東南と西南)からベトナムにかけての諸言語では,字形や音義に特徴の有る漢字が使用されていました(現在尚使用している言語も有ります)。これらの,中国の伝統的規範から逸脱した漢字に対して,字形と音義の分析を行い,類型学的視点に立った体系を描出することが,本研究の目標です。

 
他大学の研究者とともに,中国南部からベトナムにかけての諸言語について,特徴的な漢字が出現する媒体を調査し,特徴的な漢字に対する通言語的な類型化を行っています。それにより,従来行われてきた個別言語毎の研究という枠を超えることを目指しています。



研究活動

2013
年度
文献調査:
 2013年12月 香港電影資料館
 閩語(厦門方言と潮州方言)映画の脚本についての調査を行いました。
2014
年度
文献調査:
 2015年3月 リーズ大学図書館
 18世紀の粤語資料についての文献調査を行いました。

 2015年3月 香港電影資料館
 戦前の粤語映画の脚本についての調査を行いました。
2015
年度
シンポジウム:
 2016年3月21日  大阪大学豊中キャンパス
 2016年3月23日  東京大学駒場キャンパス
 国内外から講演者を招き,変形漢字と変用漢字を主題としたシンポジウムを開催しました。

  
プログラム(PDF) upload 2016/01/21
  ポスター(PDF)  upload 2016/02/11

  講演内容の要旨(PDF) upload 2016/02/24

 会場に足を運んでくださった皆様,どうもありがとうございました。頂戴した評価に心からお礼を申し上げます。



研究成果公開 (研究代表者が執筆者であるもの)

  • 論文掲載(研究期間終了後に刊行)
    • 「『大歌書』上冊記音──ミエン語(勉語)藍山匯源方言による」@『ミエン・ヤオの歌謡と儀礼』

  • 論文掲載(2015年度)
    • 「地名──類型と改変から見る香港史の多層性」,「書記言語と文字表記──母語で書くことを可能にしたもの」@『香港を知るための60章』 → 外部サイト

  • 論文掲載(2014年度)
    • 「馬士曼所記録之粤語音─十八世紀末的澳門方言」@『Journal of Chinese Linguistics』42(2) → 外部サイト

  • 論文掲載(2013年度)
    • 「ウェブサイトにおける音声言語の書記─香港粤語と台湾閩南語の比較」@『ことばと社会』15 → 外部サイト